[TVツッコミ道場]

デーモン閣下の素晴らしい悪魔性が感じられた、『スタパ』でのトーク

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「GIRLS’ ROCK ~Tiara~」(エイベ
ックス・エンタテインメント)

 「デーモン閣下」。いつの間にかコレが正式な名前になっているみたいです。人間界でいうところの「小暮」も、いつのまにか無くなっちゃっていたのか。とにかく「閣下」までが名前なわけだから、その名前を言うだけですべての人はデーモン閣下を敬称で呼ぶことになる。「さかなクン」みたいではあるが。

 そんなデーモン閣下が、1月6日のNHK『スタジオパークからこんにちは』にやってきた。生放送での生悪魔。のっけから、「グハハハハ、デーモンである」と、いつものように登場した閣下。新年ということで、「あけましておめでとうございます」というアナの挨拶を受け、

「”悪魔”して、おめでとうだ」

 と訂正させる。コメンテーターや大相撲解説者として、今ではすっかりお茶の間になじみ、悪魔か人間かといったことも気にすることもなくなっていそうではあるが、ちゃんと悪魔流のルールは健在だ。以下、デーモン閣下による正月悪魔ネタが続く。「正月」とは「正しい月」と書く。悪魔的にはそれは「誤った月」、「誤月(ごがつ)」と呼ぶべきだ。初詣は、「行くわけない」、神様といえば、「様なんて付けるんじゃない!」とか。その一方で、神社に行った話をして「行くこともあるんですか?」と聞かれれば、「用事があるときね」と、ライトにいなしたり。こういう正面からの悪魔トークは、なんだか久しぶりに聞いたような気がする。

 そんな悪魔的な「ルール」を、NHKはきちんと守って放送してくれる。だから、

「多くの信者を獲得しまして」
「魔暦元年。西暦で言いますと……」
「悪魔ながらに好感度をググーンとアップされました」

 生真面目なトーンでこんなことを連発してくれるから、ごくごく当たり前の経歴を紹介しているだけで、なんとも言えないおかしみがにじみ出てくる。

 デーモン閣下は、人間界での世を忍ぶ仮の学生時代は、おそらく優秀な生徒であったと思われるが、中学生のときは新聞委員をやって、やがて委員長にまでなったとか。アナウンサーが、「メディアを通じて学校を支配するという……」と、いいフリをしてくれるが、閣下曰く、

「自分がこういうのに関わる以上、みんながどうやったら読んでくれる新聞を作ることができるか」
「やるからには、それが評価されるとか注目されるとかではないと意味がない」

 素晴らしい委員長じゃないですか。そんな閣下の素敵な人間性(悪魔性?)は、エピソードのあちこちに現れる。

 閣下が相撲に造詣が深く、NHK大相撲中継の解説を務めていることはよく知られているが、最初はその出で立ちで観客が混乱しかねないとか、そもそも悪魔だしとかで、本場所での出演はかなわなかったが、06年についにゲスト解説者としての出演がかなった(これを「デーモン解禁」と呼ぶそうです)など、いろんなエピソードが出てくる。

 その初出演の時のVTRが流れたが、

「いやあ、楽しいですね。紅白歌合戦に出たときよりも感激してますよ」

 と、なんだか口調も丁寧だ。この経験から、

「20何年間積み立ててきて、初めてかなう夢もあるんだよ、と伝えたいね」
「世の中のみんなね、夢は捨てちゃいけませんよ!」

 と、視聴者にメッセージを送る閣下。悪魔は、人間を滅ぼしたり地球を滅亡させるのが目的じゃないんですね。もっと大きな規模で物事を見ているのでしょう。それにしてもつくづくいい人(悪魔)だなぁ。

 最後に、視聴者からの質問への絶妙な悪魔的回答をいくつか。

<地球上の女性でお好きなタイプは?>
「健康的で、スポーツマンタイプっていうのがまぁ、一応」

 「まぁ、一応」って、ちょっと恥ずかしいのでしょうか。

<健康面で気をつけていることは?>
「バランスのよい食生活」

 答えた後にちゃんと、

「こんな顔で言うなよって」

 と自分でツッコむのも忘れない。さらに、

「我が輩の世をしのぶ仮の家庭が、そういうの、うるさーい家庭でね」

 と、人間くさい面をみせる面白トークを広げたうえで、

「悪魔は自分の健康は大事にする。他人はひどい目に合わす!」

 と悪魔としてまとめる。ぶれない。

「それでは諸君、また会おう。グハハハハ!」
(太田サトル)

「GIRLS’ ROCK ~Tiara~」

こりん星みたいな偽物など、潰してくれるわ!!

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