あの時代の青春をプレイバック

「あは、ウケる~」岡村靖幸との青春時代を”エピック三兄弟”に直撃!

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「エチケット」(V3 Record)

 ミュージシャン・岡村靖幸が10日発売の「文藝春秋」(文藝春秋)2月号掲載の特集記事「嗚呼『同級生』」にて、ともに1965年生まれのミュージシャン尾崎豊、吉川晃司について語っている。同い年であり親友でもあった3人のデビュー当時の逸話や、最後に3人がそろった場面なども振り返っている。

 岡村は過去3回にわたって覚せい剤取締法違反の罪で逮捕・起訴されており、現在行われているツアーも3度目の復帰となった。すでに本格的な活動再開に入ったようで「ローリングストーン日本版」(セブン&アイ出版)にもインタビューが掲載され、来月には神聖かまってちゃんとのコラボライブも予定されている。

 岡村は19歳で作曲家として音楽業界に携わり、渡辺美里や鈴木雅之らに楽曲提供を行いそして約2年後の1986年、当時黄金時代と呼ばれたエピックソニーからデビュー。同年にエピックからデビューした安藤秀樹、松岡英明と”エピック三兄弟”と呼ばれ、当時イベントや雑誌などさまざまなメディアを席巻していた。「文藝春秋」誌面インタビューから垣間見えた当時の岡村について、松岡に話を聞いた。

 都内のショップに松岡を尋ねると、岡村のインタビューを見るなり「あは、ウケる~」と笑顔を見せた。2012年での”アーティスト封印”を宣言した松岡だが、アルバイトを公言し(既報)、現代の日本において音楽のみで経済的自立を図ることの難しさ、そして同じ苦悩を抱えるアーティストたちに「自分がいい意味でのモデルケースになってくれれば」とメッセージを送っていた。

――岡村さんが青春時代を「文藝春秋」で語っていました。

松岡英明氏(以下、松岡) 僕らと一緒に遊んでいる時なんかはいたって普通の人間ですよ。常識もあるし、話も通じる(笑)。当然、節々に岡村節も出てくるんですが、メディアに登場している”岡村靖幸”とはまったく違う一面も見せていました。本人は僕に「素の部分をバラすなよ」なんて言うこともなかったけど、それは裏を返せば、彼が徹底してキャラクターを作り込んでいたということなんでしょうね。実は尾崎さんとはタイミングが合わず、一度も会ったことがないんです。吉川くんと岡村くんとはいつも一緒にいましたね。岡村くんはシャイボーイ、吉川くんは気配りの人というイメージ。

――遊ぶきっかけは?

松岡 僕から誘うことよりも、岡村くんから電話がかかってくることのほうが圧倒的に多かった。「松岡英明はもっとこうするべき」レクチャーを毎回繰り返されましたよ(笑)。「オレはあえて孤独な道を選んでいる。周囲は誰も味方をしてくれなくなるし、本当に辛くて大変なこと。松ぼうはオレみたいになっちゃダメなんだよ」と。

――どんな遊び方をしていました?

松岡 今思えば本当に映画みたいです。『ロスト・イン・トランスレーション』(2003年/ソフィア・コッポラ監督)という東京を舞台にした作品があるのですが、まさにあの感じです。クラブにカラオケ……本当に楽しかったなぁ。

――兄弟のように仲良くしていた岡村さんと、最後に会ったのはいつですか?

松岡 彼のアルバムのリリース日が決定して、発表されたにもかかわらず流れてしまった……その時期ですね(※岡村は03年に覚せい剤取締法違反で逮捕、リリースやイベント出演をキャンセルしている)。今思えば、あの頃から岡村くんの周辺にはこれまでとは違う人種、DJやダンサーという違うジャンルの人間が加わっていった。そして僕たちロック畑にいた人間たちは、それにある種拒否反応があったんだと思う。

――岡村さんは長い活動休止期間(90年『家庭教師』リリース後)もありました。

松岡 友達同士で「最近岡村くんと連絡取れる?」「どうしてるんだろうね」なんて話していました。彼自身、あえて連絡をしないようにしていたんだと思います。岡村くんは本当にこもって作り込むタイプだった。異常なくらい曲を作ることにハマっていた。例えば当時、TMネットワークで活動していた小室哲哉さんみたいに、やってもやっても終わらないような尋常じゃない量の曲作りをしている人もいましたが、岡村くんは締め切りに追われてというわけではない。自分が納得いくまでのめり込んで、途中で自分でも嫌になってしまいスランプになってしまったり。
(取材・文/黒澤直哉)

(後編につづく)

『GOLDEN☆BEST 松岡英明~シングルズ 1986-1994~』

あたしも青春振り返りた~い

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