噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第108回】

“身内”には大甘な姿勢が露呈! 宮根誠司の隠し子発覚が美談仕立ての謎

seven0116.jpg
「女性セブン」(小学館)1月19
・26日合併号

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第108回(1/6発売号より)

 2012年、今年もよろしくお願いします! ってことで、正月早々、ロンブー淳が恋人の矢野未希子とハワイへ婚前旅行だって。アムロとは米国セドナだったけど、今回はなんとありきたりで平凡なハワイ。まあ、本来の淳の姿としては妥当なところだろう。今年も要注目したい(笑)。

1位 「スクープ独占告白 宮根誠司に隠し子! 語り尽くした4年の苦悩」(「女性セブン」1月19・26日合併号)
2位「高岡蒼佑 母に相談していた『妻の不倫』」(「女性セブン」1月19・26日合併号)
準2位「宮崎あおい 元夫高岡蒼佑が探偵業者に依頼していた『妻の不倫』<秘>調査!」(「女性自身」1月17・24日合併号)
番外「宮崎あおい 本誌既報『年末離婚』にV6岡田准一のカゲ」(「週刊女性」1月17・24日合併号)
3位「拓哉 本誌めがけて”ズッキン”ウインク?」(「週刊女性」1月17・24日合併号)


 正月早々に起こった大スキャンダル。それが人気司会者・宮根の隠し子騒動だった。スクープしたのは我らが女性週刊誌の「女性セブン」である。確かに宮根のプライベートはあまり知られていない。一度離婚し、2006年に再婚していたことも知らなかった。その再婚相手との間に7カ月の娘がいることも。さらに、3年前、妻とは別のホステスとの間にも娘をもうけていたというのだ。人気司会者の、しかもニュースや芸能情報を伝える番組司会者の隠し子騒動。立派なスキャンダルである。しかも、宮根は妻と再婚する以前からこのホステスと二股交際しており、結婚後もその関係を続けていたと言うのだ。なんとも不実な男でもある。かなり話題性のある、大スキャンダルーー。

 だがしかーし、この話題はワンドショーなどではほとんど取り上げられていない。宮根が自身の番組『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で事実を認め謝罪したのが唯一といっていいくらい。しかも「セブン」をよく読むと、「(自分を許してくれた妻には)”二度とこいつを裏切っては駄目だ、一生守っていかなあかん”、と心に強く誓いましたね」などと見事に美談仕立てなのである。

 どーでもいいジャリタレや、弱小事務所の芸能人のスキャンダルは鬼の首を取ったように騒ぎ立てるのに、大物や”身内”には大甘なのだ。思い出してみればちょうど1年前、山路徹、麻木久仁子、大桃美代子の三角関係が大きな話題となっていた。それに比べて、この静けさは何なのだろう。

 宮根は視聴率を取れる大物司会者である。日テレ、フジに番組を持っている。そして宮根のバックに芸能界のドンといわれるS氏がついていることは知られたことだ。独立の際も後ろ盾としてその影響力を行使した。さらに「セブン」発行人はS氏配下の芸能事務所社長の嫁でもある。「宮根隠し子に関し、半年以上前から複数のメディアが動いていた」という情報もある。こうなったら変なところに書かれるより、きちんと”美談”にしてくれ、コントロールのきく媒体で、自らしゃべるーーミヤネの作戦は大成功だ。逃げも隠れもしない立派な宮根というイメージまで出来てしまった。ワイドショーにしても宮根は”身内”だ。きっとこのまま騒動は鎮静化するだろう(というかフィーバーさえしなかったが)。弱いものは果てしなく叩くが、力もあり”今後もお世話になりたい””利用したい”人には、最大限配慮する。今回もまた芸能界と芸能ジャーナリズムとやらの力学をひとつ、見せてもらった”弾けない”スキャンダル劇であった。

 昨年末、ついに宮崎あおいと高岡蒼佑が離婚した。時を同じくしてブチ上がったのが、宮崎とV6岡田准一の”不倫”情報だった。これを報じた「週刊文春」(文藝春秋)によれば、高岡が宮崎の携帯電話の明細を調べると、特定の番号がズラリ。そこで、相手を呼び出すと現れたのが岡田で、岡田は浮気を認め「芸能界を引退します」と頭を下げたというものだ。びっくりスクープであるが、この報道に対し、女性週刊誌3誌が揃って後追い記事を掲載している。

 「自身」では新情報として、高岡が宮崎の浮気調査のために探偵を雇ったことを報じたが、しかし岡田との不倫に関しては「ありえない」という知人コメントを掲載し、岡田との関係を否定。それ以外は、これまで報道されたものをなぞっただけ。結局、岡田との不倫疑惑を薄い根拠で打ち消そうとしただけの記事になっている。

 同じく「セブン」も、岡田との関係には踏み込んでいない。その代わりに高岡の母親に直撃し、母親の「不倫については相談を受けていた」「名前は明かさなかったけど」という仰天コメントを掲載している。何が仰天なのか? だって普通、嫁の不倫を母親に相談しないだろ。母親からしたら、嫁が浮気していた、ということを訴えたいのだろうが、息子から聞いただけで根拠は薄いし、その効果はさほど高くない。逆に高岡のダメダメぶりをさらに証明してしまったお母さんのトホホなコメント。これをゲットしたという理由だけだが、後追い記事の中ではトップにしておいた。

 2誌ともジャニーズが相手ということで腰が引けているのか、宮崎と岡田との関係はどちらかというと否定的トーン。そこで、期待したいのが女性週刊誌で唯一ジャニーズ・スキャンダルを掲載できるはずの「週女」である。しかーし。これまた何の新情報もなく、「文春」記事をなぞっただけ。岡田との関係も全然踏み込めていない。期待した分だけ論外、番外である。

 昨年末はドラマの打ち上げラッシュでもあった。打ち上げは芸能マスコミのお助けマンだ。出演者たちはご機嫌だし、外で張っていれば何らかのネタが拾える可能性が大だから。中でもキムタク、愛菜、木村多江と人気者を擁した『南極大陸』(TBS系)の打ち上げは見逃せない。案の定、出待ちをしていた「週女」のカメラマンの前に車で帰宅するキムタク登場! しかもキムタクはカメラマンに向って車の中からウインクしてピストルを撃つしぐさをしてくれたという。なんというサービス精神。その写真もカメラマンはしっかり押さえていたが、探偵物語の松田優作のようないでたちのキムタクがばっちりである。

 ところがーー。残念な人が約1名。それが”あの”香川照之だ。2011年、呪われていたかのような香川だったが、会場前の渋滞に巻き込まれ、カメラマンに向って顔を隠しご機嫌ななめの様子だったという。人間って、こういったところで本質というか素が出ちゃうのかも。本当に歌舞伎役者になれるのか!? 今年も引き続き香川照之の動向にワクワク、ドキドキしたい。

『つまらぬ男と結婚するより一流の男の妾におなり』

妾を作れるほどの男ですか?

amazon_associate_logo.jpg

【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます】
辻希美の別居報道に隠された何か……「セブン」と画策する腹の中
江原啓之の底の浅さを浮き彫りにした、芦田愛菜の6歳児力
皇室という最大のタブーを破った、”眞子さまプライベート”写真の流出

今、あなたにオススメ



サイゾーウーマンのSNS

  • 「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

関連リンク