演歌の食わず嫌いに捧ぐ!

「紅白の演歌タイムがつらいんです……」若手演歌歌手に楽しみ方を聞いた!

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演歌歌手ユニットとしても活躍中の
山内惠介さんが登場♪

 大みそか、いよいよ『NHK紅白歌合戦』の開幕です。でも、なじみの薄い演歌歌手の時間、つらいですよね。ここでついチャンネルを変えてしまったり、食べ物の補充に向かったり、トイレタイムにしちゃったり……。どうにかならないかしら。演歌も楽しめるようにならないかしら。ということで、若手演歌歌手ユニット「イケメン3」として『NHK歌謡コンサート』でご活躍の若手歌手・山内惠介さんに、ド素人でもアイドル好きでも楽しめる演歌の視聴方法をガイドしていただきました!

【初級編】
【Q】とりあえず、今年押さえておくべき演歌歌手を教えて~!
【A】千昌夫さんの「北国の春」です

 今年はまず千昌夫さんに注目。22年ぶりの出場ですし、名曲「北国の春」ですよね。今年、東日本大震災で千さんの出身地の岩手県陸前高田市が被災し、歌詞の内容を超えたメッセージを込めて歌われると思う。どういうふうに届けられるのか同じ歌い手として興味があります。森進一さんの「港町ブルース」も有名な曲。歌詞に「宮古、釜石、気仙沼」が出てきます。もともとは港町を旅する歌だけど、こういう年に歌われることで意味合いが変わり、港町を励ます歌になるんですね。「ご当地ソング」といわれる演歌ならではの魅力です。

【Q】小林幸子の衣装はどうなってるの?
【A】アノ人の超豪華な衣装も実は……

僕が歌い手になる前は、小林幸子さんと美川憲一さんの衣装がものすごく楽しみでビデオを録って何回も見てました。今年も小林幸子さんの衣装が気になります。小林さんって、傘の原理をけっこう使ってるんですよ。背中で傘のようなものがパッと開いて、光ながら回って小さくなったり大きくなったり。意外と身近な仕組みを応用してあっと驚かせているようなところがあるんです。どういう仕掛けか考えながら見るのも楽しい。

【中級編】
【Q】演歌は全部同じように聴こえるんですよ……
【A】振り付けも歌の心、真似してみよう

「同じように聞こえる」っていう人は、歌だけではなく身振り手振りもよく見て! 個性がよく出てますよ。特に藤あや子さん、坂本冬美さん、石川さゆりさんは自分のキャラを生かしたパフォーマンスが魅力。たとえば、冬美さんの「夜桜お七」は横向きからスタートしたり。真似したらより盛り上がるかも。すべての動きは歌に欠かせません。イントロの立ち姿から歌は始まっています。見逃さないように!

【Q】さぶちゃんって、やっぱり演歌界では大御所?
【A】「さぶちゃん」なんて呼べない!

五木ひろしさん41回目、森進一さん44回目、北島三郎さん48回目の出場! 紅白の歴史を知っているベテラン演歌歌手の方が出ていないとステージが締まらないでしょ。特に北島さんのオーラはすごいですよ。畏れ多くて軽々しく目を合わせられません! 先日、新曲のレコーディングのとき、隣のスタジオに北島さんがいらっしゃって、僕が先に仕事が終わってご挨拶したら、わざわざ中から出て来て「お疲れさま」と言ってくださいました。演歌を知らない若い子は「さぶちゃん」って気軽に呼ぶけど、僕は絶対そんなふうに呼べません(笑)。でも、「さぶちゃん」と親しまれているということは、それだけ演歌が日本人にとって身近なものだということ。国民的歌手の方々がAKB48をはじめ若手の方たちとどういうふうに絡むのか、楽しみですね。

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コブシにも細かく違いがあるんです
って~!

【上級編】
【Q】演歌にしかない表現ってある?
【A】縦、横、裏声……演歌の魂こぶしを聴き比べる

演歌といったらこぶし。こぶしなんてみんないっしょだと思ってるかもしれないけど、よく聞くと縦揺れ、横揺れ、裏声まじりと歌い手さん独自のこぶしがあるんです。そのこぶしに感情をのせるのが演歌。いろんな方を聴き比べると、その方独自の歌唱法やこぶしの回し方など違いがわかります!

【Q】ポップスの出場者と演歌の出場者で、なんか気合いが違いません?
【A】演歌歌手にとって紅白歌手はブランド

紅白の価値は演歌層とポップス層とでは違います。毎年紅白を見て育ってきた視聴者が演歌を応援してくれているんです。だから、演歌歌手にとって紅白歌手ってブランド。紅白に出場すれば、コンサートだって、年間5本から100本くらい激増します。それだけ影響力があるんです。僕もいつかは出場したいな。ここ2、3年、お客様からも「出られるようにがんばってね」と言っていただけるようになりました。以前は、紅白なんて遠過ぎてそんなこと言われもしなかったので、それだけ期待していただいているのだと思っています。紅白ではそれぞれの歌い手さんが、そのジャンルの代表として歌っています。演歌歌手は演歌代表のひとりとして、ポップスはポップス代表として。そのプレッシャーは絶対あると思いますよ。歌い手さんたちの真剣勝負、それが紅白です!

●ここを見逃すな! 演歌全曲ワンポイントガイド

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出場者リストをジッとみつめてコメントを
考えてくれました

・川中美幸「二輪草」
「ふたりは二輪草」と手を振るところに注目。川中さんいわく「ワイパーのよう」。

・藤あや子「あや子のお国自慢だよ~がんばろな東北!!紅白スペシャル~」
この歌は秋田弁が出てくるのでどのような訛りで歌われるのか気になります。

・細川たかし「ねぶた」
とてもエネルギーがいる歌。お顔が赤くなるほどの熱唱っぷりに注目です。

・伍代夏子「金木犀」
伍代さんの着物はいつも杉良太郎さんのデザイン。今年はどうでしょうか。

・水森かおり「庄内平野 風の中」
水森さんはいつもドレス。ドレスでの演歌を味わってください。

・森進一「港町ブルース」
森さんはコンサートで自分の真似をなさるんですよ。それくらい個性が強い!

・千昌夫「北国の春」
本文でも触れたように、被災地へのメッセージを感じたいです。

・小林幸子「おんなの酒場」
今年はどんな衣装なんでしょう? あっとびっくりの仕掛けがあるのか楽しみ。

・五木ひろし「ふるさと」
握り拳のファイティングポーズを何回するでしょうか。あのポーズは気合いの表れです。

・氷川きよし「情熱のマリアッチ」
氷川さんは同じ福岡県出身で、同じ水森英夫先生に師事した先輩なんですよ~。

・坂本冬美「夜桜お七」
身振り手振り立ち姿、指先に至るまですべて含めて独自の世界観に浸って!

・天童よしみ「愛燦燦」
天童さんはストレートに歌詞を歌い上げます。冬美さんと聴き比べてもいいですね。

・北島三郎「帰ろかな」
「これが演歌だ!」というステージをじっくり堪能したいです。

・石川さゆり「津軽海峡・冬景色」
同曲をカバーしたアンジェラ・アキさんもいっしょに歌ってくれたらうれしいな。

山内惠介(やまうち・けいすけ)
1983年福岡県生まれ。演歌が大好きな母親の影響で、幼少より演歌を聴いて育つ。16歳の時、地元のカラオケ大会で歌っているところをスカウトされ、上京。2001年「霧情」でデビュー。2011年9月28日に新曲「冬枯れのヴィオラ」(ビクターエンタテインメント)を発売。

【「冬枯れのヴィオラ」発売記念イベント】
1月22日(日)
場所:イオンモール土浦 1F花火ひろば(茨城県土浦市上高津367)
時間:13時、16時の2回やっちゃいます!

『冬枯れのヴィオラ(青盤)』

山内さんの五木ひろしのモノマネが最高でした

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