[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育てコラム

ココが2歳に! ”初めてのお留守番”はママゴトセットで乗り切りました

2011/11/21 19:00
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(C)倉田真由美

 ココは11月16日で2歳になりました! 何かしら劇的に成長したことがあればいいんですが、毎日ココと一緒にいるせいなのか、相変わらずまだこれといった変化に気づかない。まあ、強いて言えば話す単語が増えたことですかね。お腹が空いたら「ぐはん! ぐはん!(きっと、「ごはん」のこと)」と騒ぐし、喉が渇いたら「うー! うー!」と騒ぐ。なんで「うー!」が飲み物を指してるか分かるのかというと、ココが喉が渇いたときに、オレの手を引っ張って台所や冷蔵庫に連れて行くんだよね。だからその度に「『うー!』じゃなくて『水』」と教えてるんですが、まだ言えない。でもなんとなくなんですがオレや妻が話しかけると、ちょっとは意味が分かっているような気がします。「ねんねする?」とか「出かける?」と聞くと、「うん!」と返事しますし。成長が早い子は2歳でペラペラ話すらしいんですが、会話ができるようになるのはもうちょっと先かも。

 最近は行ってなかったんですが、「子育てカフェ」が2歳で卒業となってしまうのはちょっと寂しいです。ほぼ毎日行ってたときもあったんですが、確かに2歳までが限界かも。ぶっちゃけ、家にいるのと変わらないんですよ。部屋におもちゃがたくさんあるだけだから。1歳前後だったらこれだけでも充分楽しんでたけど、2歳に近づいてくると、おもちゃだけだと飽きる! 今は公園の遊具やトランポリン系の体を動かす遊びが好きなんですよ。それでもオレも妻くらたまも仕事をしているので、平日は家の中で過ごすことが多いんです。ココは家の中ではアニメを見たり、アンパンマンのおもちゃやブロックなどで遊んでますが、だいたいは10分で飽きる! 先日、ライオンやカメやキリンなどの動物のフィギュアを買ってあげたら、かなりハマって遊んでました。動物の名前も教えられるし、これはなかなかいいんじゃないかと思いきや、それも1週間くらいで飽きてしまいました。

 ココには赤ちゃん用おもちゃをいくら買っても飽きるので、ちょっと早いかなと思いつつも、頂きものの「ママゴトセット」を出してみました。木で出来たナベやフライパン、まな板、茶碗や湯のみ、ハシなどが入っていて、オレからしたら「これで面白がるのか?」と思ったんですが、意外にもココはママゴトセットを見ただけで超ハイテンション! 茶碗を持ってハシでご飯食べるフリや、湯のみで飲むフリを延々している。オレや妻にも「これ、ハイ!」とお椀を渡して食べるように催促するんです。なので、オレも「いただきまーす!」と食べるフリして、ココに付き合ってますよ! そうすると、ココも飛び跳ねて喜んでます。

 でも食器だけじゃ物足りないんじゃないかと思い、仕事の帰りにママゴトグッズを探しに行ってみたら、野菜や果物、おにぎりやお皿にのったカレーライスなど食い物のおもちゃがかなり売ってるじゃないですか! なので、野菜や果物のおもちゃをいくつか買って帰りましたよ。ちなみに1個500円! 高いけど、よくできてるから仕方ないのか。家に帰って野菜のおもちゃをココに見せると、すごく喜んでおもちゃの包丁で野菜をザクザク切りまくり! おもちゃはマジックテープが付いていて元に戻せるのですが、ココはくっつけることができないので、切ったらそれをオレがまたつけるんです。で、ココがそれをまた切って、何度も繰り返して遊んでます。今までは部屋でテレビを見てばかりだったが、ママゴトセットで遊ぶことがよっぽど楽しいのか野菜やらを切ってばかり。オレもそれに付き合ってるので、ぶっちゃけココが寝るまで本も読めないし、パソコンで原稿も書けない! まあ、ココがオレとママゴトやりたいと思ってる間は付き合って遊んでます。きっと、これも今だけだしさ。成長して幼稚園に行き始めたら、友達と遊ぶようになるんだろうし。

 この間、オレと妻の仕事のスケジュールがどうしても調整できず、ふたりとも仕事で外出しなければいけない日が出来てしまいました。午前中の3時間、ココがひとりになってしまうので、誰かに面倒を見てもらわなければならなくなってしまったんですよ。なので、妻のマネジャーさんに無理を言って子守りをお願いすることに。前日にココを遅くまで遊ばせておけば翌日は遅くまで寝てるかも! という作戦を思い立ち、12時過ぎまでココと一緒にママゴト遊びをしてたんだけど、よっぽどママゴトが好きなのかココはハイテンション! 「いい加減寝ないと!」と無理やり寝室に連れていったんですが、「ウギャー」と泣き出す始末。泣き止まないので、結局1時までママゴトをしてましたよ。

 翌日、オレが朝9時に家を出る時はまだココは熟睡してたので、「このまま寝ててくれればマネジャーさんも助かるので起きないでくれ!」と祈る気持ちで仕事に行きました。妻は9時半に家を出るらしく、そのちょっと前にマネジャーさんが到着したときにチャイムを鳴らしたら、ココがびっくりして起きてしまったそう。で、ココは知らないおじさんを見てさらに号泣! それでも妻も仕事なので、号泣してるココをマネジャーさんに託して仕事に出たそうです。その顛末を妻からのメールで知ったオレは心配になり、マネジャーさんに電話しました。

 「どんな感じですか?」「30分ほど泣き続けてたけど、いまはもうママゴトで遊んでますよ」とのこと。良かった! おもちゃの野菜や果物買っておいて助かった! 「頑張れ、ココ! もうすぐ帰るから」と思いながら、オレの仕事の打ち合わせが終了! 12時前に家に到着すると、ココは余裕でママゴトしてましたね。マネジャーさんに聞くと「ホント30分たったら泣き止んで、ちゃんとご飯も食べたし、テレビを見ながらずっとママゴトをしてましたよ」とのこと。いい子にしてたみたいで安心しました。それでもココはオレを見たら、足に抱きついてきた。なので、しばらく抱っこしてあげてました。その後はココと昼メシを食べたら、速攻寝ていました。泣き過ぎて疲れたのかも。

 今回は、ママゴトセットのおかげでなんとかなってホントに良かった! ママゴトの力の偉大さを感じましたよ。それにしてもたった3時間でもココを一人にさせるのは心配で仕事になりませんでした。今後は妻と仕事のスケジュール調整を強化して、ココがひとりにならないようにしようと話し合いました。親バカだと言われるかもしれませんが、ココを家でひとりにさせるのは中学卒業まで無理かも知れないな。あと10数年はこの調子でオレと妻のどちらかがココの面倒見るってことか! 先の長い話ですが、女の子を家でひとりにさせておくわけにはいかないので、やり続けるしかないですね!

『突然、9歳の息子ができました。』

叶井さん、全力でママゴトをやっているそうです。

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最終更新:2011/11/21 19:00
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