しいちゃんの芸能解説講座【裏】

大塚範一キャスターが白血病に、過去には渡辺謙、吉井怜が復帰

2011/11/09 16:00
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フジテレビ公式プロフィールより

編集S フジテレビ『めざましテレビ』の大塚範一キャスターが急性リンパ性白血病で入院だそうね。大丈夫かしら。

しいちゃん 今月2日から『めざましテレビ』をお休みし、7日には入院中の都内の病院から電話で出演したね。10月末、首にしこりのようなものを感じ、10月28日に血液検査で異常を発見、すぐに精密検査を受けて病名が明らかになり、そのまま入院になったそうよ。病名を告げられたときは「さすがにちょっと落ち込んだ」「受け入れるまで時間が掛かった」とのことで、「抗がん剤治療はかなり厳しいものになりますが頑張ります。完全復帰は3月か4月になると思います」とコメントしてた。現在、リンパの腫れはだいぶ引き、「元気」だと言ってたけど……。

編集S 17年7カ月、所定の休みをのぞいて無欠勤で毎朝5時代から生放送してたんでしょ。そんな健康な人が、白血病なんて……。

しいちゃん そうなの。大塚キャスターは、1973年にNHKに入局。1994年3月にNHKを退職し、同年4月から『めざましテレビ』のメインキャスターとなり放送を続けてきた。結婚歴はなく独身。今回のことで、「年の差婚にでもなって話題になりたかったんだけど、こういうことで話題になって忸怩たるものがある」と明るく冗談を言ってたよ。

編集S 大塚さんの大好きな愛ちゃん(皆藤愛子)がお見舞いに行って、献身的な介護をしてあげればきっと治るよね! でもさ、白血病を患った有名人って他にもいたはず。

しいちゃん 有名なところでは、作家・伊集院静の元妻で女優の夏目雅子。1985年、急性骨髄性白血病で約7カ月の闘病の末、27歳で死去した。売れっ子美人女優の早すぎる死に、今も惜しんでいるおじさんファンは多いよ。格闘家のアンディ・フグは、急性前骨髄球性白血病で35歳で死去。死の直前まで病状が伏せられていて、突然の訃報に多くのファンや格闘関係者が衝撃を受けた。カンニングの中島忠幸は、大塚キャスターと同じ急性リンパ球性白血病で35歳で死去。相方でキレ芸がウリの竹山隆範が落ち込む姿が痛々しかったね。カンニング中島と同時期に、励まし合いながら闘病していた本田美奈子.は、急性骨髄性白血病で38歳で死去。亡くなる半月ほど前に難病患者を支援するための活動「LIVE FOR LIFE」を立ち上げ、最期まで復帰への希望を持っていた。白血病の抗がん剤治療はとても辛く厳しい上、合併症が発症する可能性もあるそう。

編集S 怖い病気なのね。

しいちゃん もちろん無事に復帰した人もいるよ。渡辺謙は、急性骨髄性白血病を発症し、再起を危ぶまれたけれども約1年の闘病ののち復帰。発症から5年後に再発したけれども克服して今やハリウッド俳優として活躍してる。市川團十郎も急性前骨髄球性白血病を発症したけれども、妹から骨髄移植を受けて仕事に復帰。吉井怜も急性骨髄性白血病を発症したけど復帰してる。だから大塚さんもがんばってほしい。代役司会の伊藤利尋アナや軽部真一アナだけじゃ番組が締まらないもんね。

編集S 「小倉帝国」から脱走したがっている笠井信輔アナあたりが後継を狙ってそうだけど、『めざまし』には大塚さんの邪悪な笑い声が必要! 来春また元気な姿で登場してほしいね。

最終更新:2011/11/09 17:03
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