酒飲みさんに注意報

ちょいダル、ニキビやシミも肝臓のせい!? 意外と知らない女性と肝臓の関係

2011/11/01 16:00
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 女性のみなさん、「最近飲む機会が増えたな」と思うことはないでしょうか。取引先との会食、度重なる女子会、そしてこれから冬に向けて始まる忘年会ラッシュ……。それもそのはず、戦後から女性の飲酒比率は上がり続け、平成20年の厚生労働省の調査によると、20~24歳の飲酒率は男性が83.5%女性が90.4%と女性の方が多くなっているのです。

 そんな女性の皆さんの中で、飲み会の翌朝ちょっと飲んだだけなのになんだか体がダルい、元気が出ない、そんな症状に悩まされてはいませんか? 実はその症状、肝臓が弱っているサインかもしれません。

 肝臓といえば「アルコールの解毒・分解をするところ」と思われがちですが、より身近な働きのひとつに「エネルギーの産生・貯蔵」があります。アルコールの処理に追われ肝臓の機能が低下すると、ゼリア新薬のHPでも紹介されているように、エネルギーの産生が妨げられるため「スタミナ切れ」の状態になり、全身の疲労に繋がります。

 また、肝臓はタンパク質などの三大栄養素を分解・合成する「物質代謝」、脂肪を消化する「胆汁の生成・排出」、アルコールは勿論、体に有害な物質の「解毒」など大きく分けて3つの機能を持っていますが、この肝臓の機能の低下は「美容」にまで大きく作用していくのです。

 例えば、「ニキビ」もその症状の一つ。皮膚は人体で最も大きな排泄の臓器。そのため、肝臓の解毒機能が低下すると、分解できなかった物質を皮膚から排出しようとします。これらが肌から排出される時に皮脂腺や毛穴に作用するため、ニキビなどの炎症が起こりやすくなるのです。「シミ」も肝機能低下が一つの要因になっており、シミのもとになる黒色メラニンを抑制する「グルタチオン」という成分の合成が不足し、黒色メラニンが増殖。なかなか排出されず皮膚に停滞するので、シミになりやすくなります。

 では、肝機能を向上させるためにはどんなことに気をつければよいのでしょうか。まず、第一に飲酒量の見直しです。厚生労働省の健康日本21評価作業チームの調べによると、「節度ある適度な飲酒量」はビールならば中瓶1本、ワインは1/4本、缶チューハイならば1.5缶程度と言われています。まずはこの「適量」を心がけることが大切です。

 しかし、どうしても飲まなければならない時もあるかと思います。その際は飲む前、飲む時、飲んだ後のケアが重要。飲む前にコンビニでも簡単に手に入るような肝臓の働きを助けるドリンク「ヘパカン」や、しっかりと肝臓ケアを行うことができる「ヘパリーゼ」などを飲用したり、飲む時は肉じゃが・刺身・ナッツ類など良質なたんぱく質や野菜など、肝臓にやさしいつまみを食べたり、2日連続で飲んだら1日は肝臓を休ませるといったことが重要です。

 これからの季節、女性のたしなみの一つとして肝臓ケアに取り組んでみてはいかがでしょうか。
 

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最終更新:2011/11/01 16:00
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