この筋肉、キレてるッ!

もはや中毒!? エクササイズとダイエットでマッチョになってしまった女性セレブ

2011/10/27 16:00
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ただ夫の隣で笑っているだけなのに、全身が筋張っちゃ
うデミ姐さん

 ハリウッドで活躍する女性セレブは、誰もが高い美意識を持っている。美容整形を繰り返したり、食事の摂取バランスを考えたゾーンダイエットやサウスビーチダイエット、マクロビオティックなど、さまざまなダイエットに飛びつくのもそのためだとされている。

 健康的な体型を手に入れるため、パーソナル・トレイナーを雇い、エクササイズに励む者も多い。その中には、エクササイズ依存症に陥り、筋肉がつきすぎて、男性アスリートのような体型になってしまう者もいる。今回は、エクササイズに夢中になり筋肉がつきすぎて世間を驚かした「マッチョになりすぎたセレブたち5」を、ランキングしてみた。

■第5位 デミ・ムーア

 巨乳のせいか、若いころはぽっちゃりしている印象が強かったデミ・ムーアが、突然イメチェンしたのは1997年。その前年に公開された映画『素顔のままで』でストリッパーを演じたところ「ポチャっとしているどころか、たるんでる」と酷評された。悔しさをバネにしたデミは、海軍特殊部隊に志願した女性の奮闘を描いた映画『G.I.ジェーン』に出る決心をし、軍隊並みのトレーニングをしてムキムキなボディーを手に入れたのだ。

 その後、しばらく女優業から遠ざかり、でっぷりとしたオバサン姿がパパラッチされたが、300万ドルを費やし美容整形と集中エクササイズで健康的なスリムボディーをゲット。映画『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』に出演し、41歳だとは思えぬほど美しいと大絶賛された。05年には16歳年下のイケメン俳優アシュトン・カッチャーと再々婚し、幸せ絶好調に。

 しかし、45歳を過ぎたころから、これまで以上に自分の外見にこだわるようになり、厳しいエクササイズ・トレーニングを開始。ガリ痩せマッチョな体を手に入れた。なお、デミはインタビューで「自分の体を作りあげるのは自分」だと発言している。

■第4位 レネー・ゼルウィガー

 世界的ヒットとなった映画『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ(01、04)の役作りのため、そのつど短期間で体重を13キロ増やしたレネー。撮影終了後に必死で元の体型に戻し、ヨーヨーダイエッターだと呼ばれるようになったが、彼女が目指していたのは「痩せること」ではなく「健康体になること」であった。レネーは「専門家が、”レネーのように、短い間に体重を激増させることは、体にとってものすごく悪いことだ”とコメントしているのを聞いて、パニック発作を起こしてしまったの」とのこと。健康な体を取り戻すため、マクロビオティック食事療法を実行。トレイナーを雇い自分にあったエクササイズをして体重を落とした。

 そんなレネーのスリムな体型に変化が出てきたのは、09年のこと。脚や腕、背中が筋肉ばっているのが目立つようになったのだ。トーク番組でムキムキの体型を指摘された彼女は、「CNNを見ながらトレッドミル(ルームランニング・マシーン)で5キロ走るのを日課にしている」と回答。しかも「股関節に水がたまって炎症を起こしているから、実はドクターストップがかかっている」「でも、市販の鎮痛剤を飲んで走り込んでいる。走らずにはいられないの」とショッキングな事実を告白した。

 レネーは07年に足底筋膜炎も患っており、かなりボロボロ。でも「エクササイズは私にとってセラピーだから、止められないの」と発言している。製作決定している『ブリジット・ジョーンズの日記』続編では一体どうなってしまうのか、心配する声が上がっている。

■第3位 キャメロン・ディアス

 モデル出身でスリムな体型を維持してきたキャメロン・ディアスが、まるでボディービルダーのような体に変化したのは今年初めのこと。キャメロンは、かなり前からトレイナーの指導の下でエクササイズを行ってきたが、その内容がさらにグレードアップしているという報道も。連日、3キロを越えるランニング、ステアマスター(両足を鍛えるマシン)、腹筋、太ももの筋力強化エクササイズに、ピラティスとヨガを組み合わせ、体を鍛えていると伝えられた。

 キャメロン自身、「たくさん食べて、たくさんエクササイズしている」とコメント。サーフィン、スノーボードにハイキングなど、チャンスがあれば体を動かす「スポーツ・ジャンキー」だとも告白している。男性のような上腕二頭筋は、ウェイト・トレーニングの賜物だとも言われており、交際相手で、プロ野球選手のアレックス・ロドリゲスとジムに通う姿も目撃されていることから、「プロテインのようなサプリメントも飲んでいるのではないか」とゴシップされている。

■第2位 サラ・ジェシカ・パーカー

 折れそうなほど細い体型で知られるサラ・ジェシカ・パーカーは、5年前のインタビューで「私が痩せているのは遺伝のおかげ」だと主張。タクシーには乗らず歩いて移動したり、エレベーターには乗らず階段を使うなど、痩せる生活をしていることも明かし話題となった。しかし、10年の春、痩せ細り筋張った腕や脚で公共の場に現れ、そのマッチョぶりをタブロイドに書き立てられた。

 サラは、週に3~4回はジムに通っているとのことで、30~40分の有酸素運動に、ランニングや空手、バーベル、水泳、サイクリングなどを組み合わせ、ヨガとピラティスも行っているとのこと。筋肉が盛り上がった腕は、バーベルだけでなく、代理母が出産した双子を長時間抱えることで手に入れたのだろうとも伝えられた。

 一部メディアは、「育児に仕事、家事と、目まぐるしい毎日を送っているサラは、かなりのストレスを感じている。エクササイズは、そのストレスを発散させるもので、彼女は中毒的に体を動かしている」と報道。同情を集める一方で、オシャレなファッションにマッチョな体型は似合わないと辛口批評もされている。

■第1位 マドンナ

 1986年に1回目の肉体改造をし、適度な筋肉のついた肉体美を手に入れたマドンナ。以来、パーソナルトレイナーにマクロビオティックのお抱えシェフも雇い、理想的な体型を維持し続けてきた。しかし40歳を過ぎた頃から、腕と脚がまるでカエルのように筋ばり、恐ろしいほどムキムキに。某有名フィットネス・トレイナーは、マドンナの体型を「オリンピック選手並み」と評価。「ほどよい運動では、あの体は作れない。現役アスリート並みのエクササイズをしていることは間違いない」とコメントし、世間を驚かせた。

 トレイナーのトレイシー・アンダーソンは、「マドンナは週に6日、平均して1時間半~2時間のエクササイズをしている」「ランニングとダンベルを中心としたメニューを組んでいる」と告白。このほかにも、アシュタンガ・ヨガと、数時間に渡るダンス・レッスンも行っており、徹底的に体を酷使し、マッチョになったことが明らかになった。

 ジム好きが高じてフィットネス・チェーン店「ハード・キャンディ・フィットネス」も経営するマドンナ。筋肉だけでなく血管も浮きまくる腕が怖い、と報道されることもあるが、専門家いわく「血管が浮き出るのは体脂肪率が低い証拠」とのこと。50歳を過ぎても重力に負けぬよう手を抜かず、このままマッチョをキープしていくだろうと見られている。

 ほかにも、2カ月間、毎日14時間のエクササイズを続け見事な腹筋を手に入れたハイディ・モンタグや、男性のような逆三角のアスリート体型になってしまった略奪の女王リアン・ライムス、などなど。引きしまったボディーはカッコいいが、行き過ぎた細マッチョなボディーは、やはり違和感がある。何事もほどほどが大切なのだろう。

『ザ・トレーシー・メソッド3 DVD BOOK』

リンク先のマドンナ姐さんのオシャレふんどしには参った

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最終更新:2011/10/27 16:00
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