あのお母さんを独占インタビュー

錚々たる芸能人とパーティー? 気鋭書道家はあの超人気女優のお母さん

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作品は会心の出来栄えとのこと

「ジャニーズのHさんとはパーティーで一緒になったり、よくお会いしますよ。スケートの荒川静香さんもご近所さんだし、EXILEのAKIRAさんもしょっちゅう歩いているのを見かけるし。遊びに行った先では、瀬川瑛子さんや久本雅美さんと偶然一緒になることもありましたよ」

 大きな声でこう話すのは、女流書家の深津諭美子さん。現在、東京・目黒区の施設で書展を開催中だ。「どこにでもいそうなおしゃべり好きの主婦」といった飾らない人柄だが、実は誰でも知っている国民的女優を育て上げた人物でもある。
 
書道家の父親の影響で3歳の頃から書を始めた深津さん。一度は服飾の仕事に就くが「日本の文化を伝えていきたい」と、上海大学で書道を学び、自身の髪の毛を使って書いた作品が海外で評価された。

「漢字をアートにして書いたらどうなるだろうと思って書いたら、上海で当たっちゃった。両手で書いたり、帯を使って書いたものも入選しました。でもやっぱり努力あってこその結果ですね」

 深津さんの作風は筆の代わりに歯ブラシやほうき、ストローなどを使って書する「漢字アート」というオリジナリティー溢れるもの。人間観察など、普段の生活からヒントを得てアイデアを拾うという。

「『あの人が持っている大根でどんな字が書けるかな。あのネギで細い字を書いたらどうなるだろう』って、そういうことしか考えてない。来年は米袋を使って作品を書く予定です」

 個性的なものほど他人の理解は得にくいが、「悪口を言う人を跳ね返すぐらいの強さがないとこういうことはやっていけない」と強い目で語る。活動開始当初はあえて本名を伏せて「諭黄」(ユンホン)という名前で活動していた。しかし海外で名が知られると、日本のメディアも深津さんの活躍を取り上げ始め、次第に娘の存在も隠すことはできなくなったそうだ。

「娘の名前で仕事をしてると思われるのがイヤだった。私が先に産まれてるんだから私は私で、娘は関係ない。でも娘の名前は付いてくるものだし、娘も『好きなようにすれば』と言ってくれています」 
 
 海外と日本を行ったり来たりの活動は、家族の理解あってこそ。

「夫は、声を出して笑うこともないほど寡黙な人。今は私の代わりに食事の支度や洗濯など、なんでもやってくれて感謝しています。主人が女で私が男みたい(笑)」

 寡黙な父と、おしゃべり好きな母という対照的な環境で育った娘も、今や日本を代表する女優の一人だ。

「気の強いところは私に似ていて、寡黙なところは主人かな。娘は普段、化粧は一切しないし、エステも行かない。私は娘が出ているテレビ・映画・舞台すべて見たことないんですよ。こないだCMで三谷(幸喜)さんの映画に出るって知って『なにやってんのアンタ』と。誕生日にはプレゼントもくれるし、仲が悪いとかはまったくなくて。本当に仕事のことは知らないんです。私はあの子を頼るわけじゃないし、娘の名前を借りて仕事をしようなんて思ってたらバカですよ」

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今回、コラボを行った斉子典夫氏と

 「もう還暦から3年過ぎた」と苦笑する深津さんだが、後輩の育成にも余念がない。今後も海外で子どもたちに書の楽しみを教え、日本の教室にも多くの生徒を抱えているという。作品の概要や創作スタイルからは難解なイメージを感じてしまうかもしれないが、深津さんの話を聞けば聞くほど、目指すものは分かりやすく伝わってくる。

「私たちの年代が今やることは、人助け。世の中がこういう状況なので、みんなが笑顔になって欲しいし、日本の良さを海外にも伝えていきたい。私が作っているもの、感じて表現しているものは、とてもシンプルなことですよ」

 今回の出展に関して、出来栄えを聞くと「『やったぁ!』という感じ。ぜひ宣伝してくださいね」。インタビュー終了と同時に、「あなたはタバコ吸う? 一服付き合ってよ!」と、取材班をつれて足早に喫煙所に駆けていった深津さんの姿が印象的だった。

 今回の「コラボ展」は、作品を見て深津さんのファンになったという不動産関連の「JRC株式会社」代表・斉子典夫氏が毎日綴っている「一日一語」を深津さんが秋田杉をキャンパスに書いた作品を展示したもの。深津さんは教室の合間を縫って会場に足を運ぶそうだ。

■深津諭美子と斉子典夫の『コラボ2人展』~書でつながる「絆」PARTⅡ~

日時:~10月31日(月) 午前10時~午後6時(最終日は5時まで)
場所:中目黒GT 地下1階ピロティ(東京都目黒区上目黒2-1-1)
東急東横線・東京メトロ日比谷線・中目黒駅隣接

『SWITCH Vol.29 No.11(2011年11月号) 』

お母さんすごくオシャレで粋だった!

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