噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第92回】

本当に平和? 女性週刊誌を振りまわす小栗旬&山田優の交際報道

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「女性自身」9月27日号(光文社)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第92回(9/8~9/13発売号より)

 友人に誘われてFacebookに登録したが、ほとんど使っていない。なぜなら、「疑問」が払拭されないから。登録するとなぜ、”本当の知り合い”がズラッと出てくるのか。「友だちかも?」って、友だちだろ。仕事で数回やりとりした人まで出てきた! 人のパソコンを覗き見ているとしか思えない。”友だち”に聞いても「分からない、そうかもね」ってみんな怖くないのだろうか。

1位「小栗旬 山田優を背面ハグ!! 午前3時の泥酔恥ラブ」(「女性自身」9月27日号)
2位
その1「嵐は間違いなく『頼もしい大人の男になっていた』」(「女性セブン」9月22日号)
その2「SMAP西武園イベント200分 伝説の地、再び…」(「女性自身」9月27日号) 
その3「嵐の国立14万人熱狂詳細レポート」(「週刊女性」9月27日号)
3位 「織田裕二『キャンプにキターッ!! はしゃぐ夫に沈む妻――』」(「女性自身」9月27日号)

 先週、小林幸子の夫の前妻告発を「週女」が取り上げていたが、同じ告発が今週の「セブン」にも掲載されてた。ライバル誌に同じ告発をするなんて……よっぽど、前妻は腹に据えかねているんだな。もう許してあげて(笑)。

 というわけで、小栗旬と山田優のカップルだ。本欄でもたびたびり上げてきた注目のカップルであるが、これまでも浮気→別れ→土下座復縁と飽きもせず繰り返してきたこのふたり。交際4年目突入となったのも、ひとえに山田の”忍耐”と”小栗への愛”のたまものとしか思えない。最近はツーショット食事がキャッチされるなど、平和なひと時を過ごしているように見える。今回もまた順調な交際ぶりがキャッチされた。

 「自身」によれば、小栗主演の舞台初日に山田が鑑賞、その後の打ち上げにも同行し、関係者の間でもすっかり「公認の彼女」ぶりだったという。打ち上げが終わっても外で相い合い傘を差し、イチャイチャするというノーガードぶり。よかったね、優ちゃん。

 ふたりのラブラブの背景を舞台関係者が語っているのだが、それが愕然! なんでも舞台降板も考えたほど体調不良だった小栗を、付きっ切りでサポートし、手料理を振る舞ったり、体調管理をした優。その献身的な姿に小栗が「感謝の思い」らしい。なんてベタなんだ! 平成の美男美女も、こんな「よくある話」でまとまっていいのだろうか。

 体調を崩した男性を看病したことがきっかけで結婚する男女はよくいる。しかし昭和歌謡風のお話が、現代の芸能界に生きていたなんて。しかも最近やけに年下女と再婚する50代、60代のおっさん芸能人ではない。28歳の小栗旬だ。男のメンタリティーって時代が変わっても同じなのか!?
 
 しかし分からないのがこのカップル。これまで女性週刊誌だけでも「同棲解消」「別れた」「いや順調に交際」と相反する記事が、しかも同時期に報じられた過去がある。「自身」の”古臭い”記事に対抗し、かつて小栗の合コンお持ち帰りをスクープした「週女」あたりに発奮してほしい。頑張って小栗に張り付き、”またまた浮気キャッチ!!”というドンデン返しを期待したい。デキ婚とかより、そっちの方が面白いでしょ。

 ここ最近、女性週刊誌のジャニーズコンサート報道は似たりよったりだ。SMAPや嵐のコンサートチケットは入手が困難だし、”関係者ご招待”も狭き門。だから会場のファンの証言からコンサートを再現する――。どう読んでもそんな記事ばかりで、面白くもなんともない。

 だが今週、メディアのヒエラルキーを垣間見るような現象が起こった。まずは「セブン」。巻頭カラーグラビアは9月に行われた国立競技場での嵐のライブ写真が3ページ! かなりイケてる写真を掲載している。撮影も同誌で仕事をしているカメラマンだ。さらに表紙も嵐のコンサート・ショット。ついでに「セブン」連載中の山田美保子によるレポート付きだ。山田は9月4日のライブ会場に入場、「(台風直撃で)いつ激しい風雨に襲われるかもしれないのに、『嵐の5人が守ってくれるから、きっと大丈夫』という安心感」と、少々オカルトチックに絶賛する。これまで嵐をインタビューしてたし適任というわけか。

 次は「自身」。こちらはSMAPの20周年ファンミーティングの模様をやはり巻頭カラーグラビアで3ページ、プラスSMAPデビュー20年間のブロマイド風が2ページ。もちろん脱退した森且行の姿は上手にトリミングされ写ってはいない。撮影も同誌でよく見るカメラマン。こちらもジャニーズ事務所お墨付きのショットである。

 ここまでの2誌はジャニーズと関係も悪くないことから、まあまあの”待遇”だったが、問題は「週女」。既にジャニーズと決裂して10年以上がたつ。その間、芸能マスコミでは何度か”歩み寄り”もウワサされたが、今年6月にはHey!Say!JUMP・森本龍太郎の未成年喫煙写真も掲載していたし、そう簡単なものではないらしい。そして今回の記事を見ると――。

 「セブン」と同じ国立ライブのレポートなのだが、やっぱり”入れてない”。モノクロ2ページの記事だが、ライブの様子はスポーツ紙記者からのコメントのみ。コンサート会場に入ったスポーツ紙記者から、その様子を又聞きするしかなかったようだ。だが、この順位は「週女」を批判してのものではない。「週女」はいまだタブーであり続けるジャニネタを書く数少ない媒体だから。このまま敵対していて欲しい。だから、こんなコンサート又聞き企画はやる必要がないのだ。コンサートに入れなくってもいい。そのレポートも要らない。求められているのは、他誌では掲載されないスキャンダル記事なのだから。
 
 「自身」の”織田追跡レポート”は秀逸である。織田の”本性”を見事に暴き出したからだ。この記事は、織田が『世界陸上』から帰国後、釣りのため河口湖へ向かった一部始終だ。河口湖に新妻も同行したが、釣りをしたのは織田だけで、妻はキャンピングカーに残った。その後夕食の買い物へ行くが、スーパーでは妻だけが大量の買い物をして、織田は車から出て来ない。その後日帰り温泉で入浴し、キャンピングカーで夕食、そのまま車中泊――などなど、織田がいかに身勝手で思いやりがないかが赤裸々に描写されているのだ。妻はマネジャーか家政婦かと思うくらい。

 2日間かけての詳細目撃レポートは力作だ。しかも「自身」記者もどこかで1泊したと思われる。「自身」と言えば、織田結婚の際サンフランシスコの”ゲイタウン”までわざわざ追っかけ取材を敢行した雑誌だ。今回も同様、「自身」らしからぬ”粘っこい”織田追っかけ、さすがと思う以上に、何か別の理由があるのかと勘ぐってしまった。

『外交官 黒田康作 DVD-BOX』

みんな裕二のことが好きなんだね

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