[TVツッコミ道場]

模型にハマる女子が増えた? NHKから発信された「モケジョ」の実態

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「オオゴシ*トモエとつくるはじめ
てのプラモデル講座 」(大泉書店)

 模型(プラモデル)好きの女子、略して「モケジョ」というらしい。そんな言葉初めて聞いた、というか、女性の間でプラモは流行っていたのか。

 9月6日に放映されたNHKの首都圏向け情報番組『こんにちは いっと6けん』の、「カルチャークリック」というコーナーで、「いま女性たちに大人気! プラモデル」として特集が組まれていた。そのコーナー冒頭で、この「モケジョ」という言葉が、<模型+女子→モケジョ>という公式のような表示で紹介されていた。

 考えてみれば、手芸やネイルなど、手先の細かな作業が好きな女性は昔からたくさんいるわけだから、興味を持つことができれば、模型にハマる女性がいても当然かもしれない。

 昔から、プラモデルのジャンルといえば、車、飛行機、戦車に戦艦、それからガンダムなんかのキャラクター物あたりかと思うが、急に女子向けのジャンルが出現してきた、というわけではなさそうではある。じゃあ、「女性ならではの発想」といって、戦車やガンプラをピンク色にしてみたり、ビーズやシールでデコッたりとかして「カワイイ~」とかいうノリだったりするのか。または最近ときどきある、カワイイファッションに身を包んでアイドル的に売り出すような子たちをプロデュースして、そこから新たなファン層を獲得、みたいな仕掛けだったりしないんだろうか。

 番組では、新宿のファッションビル内にある模型店で年に数回開催されている女性限定の模型づくり教室の様子を取材していた。参加している女性たちの声は、

「好きで見てた番組とか(中略)カッコいいなとか思ったものを再現できるのが面白いかなと」
「やった後はすごい疲れるんですけど、すごいストレス解消になりますね」

 また、製作中のカーモデルを手に取って上下左右から眺めながら、

「自分の好きな車は、こんなふうに見ること出来ないもんね。(実物は)手のひらで見ることできない。それがプラモデルの楽しさですよね」

 と語る女性もいる。キャピキャピ要素はほぼ皆無、正面から模型製作に取り組んでいます。ガチでした。数々の偏見、すみません。

 モケジョ仲間同士で作品を見せ合うこともあるそうで、その取材VTR中でひとりが製作したガンダムを見せた時に交わされた会話は、こんな感じだった。

「イケメンでしょ?」
「イケメンなのは分かるんだけど、私、絶対やりたくないよ、これ」
「パーツが多過ぎて」
「1年はかかるね」

 そして、笑い合うふたり。番組で紹介される”モケジョ”の作品は素人目に見ても、かなりうまい。中には、雑誌に作品が掲載されるような腕前を持つダンナさんと夫婦一緒に製作しているという女性もいて、その彼女のディオラマ(情景)作品が玄人はだしのものだったりする。そのダンナさんも、

「彼女は細かいことはずーっとそれをやり続けている、根性は敵いませんね」

 と、奥さんに舌を巻く場面もあった。教室で指導する女性プロモデラーのオオゴシ*トモエさんは、

「手芸だったり、ネイルアートだったり、ビーズアクセサリーとか、女性も細かい作業をされるのが好きって方も多いので」

 と話し、やはり女性にも向いている人は多いようだ。本題と関係ないが、この「オオゴシ*トモエ」さんの「*」って、「花*花」の「*」、または「つのだ☆ひろ」や「ダイアモンド☆ユカイ」の「☆」と同じで、やっぱり名前の一部なんでしょうか。

 取材した記者によれば、教室を開く模型店のように、ファッションビルやショッピングセンター、家電量販店などに商品が置かれるようになったりとか、女性でも扱いやすい工具が増えたりしていることも、モケジョが増えている要因のひとつなんだと言う。教室を開催する模型店の店長も、女性客が増えていると言っていた。

「われわれが『何でこれが?』というものを、『うわ、超カワイイ』とかって言いながら買っていかれたり」

 と、女性ならではのセンスも感じているとのこと。男性が「お弁当男子」とか「手芸男子」とか、これまでの女性分野をこなすようになっているように、女子もこれまで男性寄りの趣味だったジャンルにどんどん進出。ボーダーレス化は進んでいるようで、「モケジョ」という言葉も、「山ガール」みたいに定着する日も来るのかもしれません。
(太田サトル)

『オオゴシ*トモエとつくるはじめてのプラモデル講座』

ちょと~「サイジョ」についても取材してよ~

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