こんな美男子なら血を吸われてみたい!? 涙が溢れてくる切ない運命を描く『ヴァンパイア・ストーリーズ』

2011/09/02 11:45
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『ヴァンパイア・ストーリーズ』
(竹書房)

 「アメリカの若者の間で耳を尖らせる整形手術が流行っている」と驚きの情報を語っていたのは『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)の海外セレブゴシップ評論家・大柳葵理絵先生。映画『トワイライト』シリーズや、TVドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』『トゥルー・ブラッド』など、ここ数年アメリカではヴァンパイアものが立て続けに大ヒット。その影響で、アメリカの若者たちはヴァンパイアに憧れ、耳を整形したがるらしいのです。耳の軟骨を切ってまで? と日本人には理解できないでしょうが、ヴァンパイアブーム自体は日本でもおなじみになっています。そんな流行に波乗りして登場するのは、日本のイケメンたちを揃えた映画『ヴァンパイア・ストーリーズ』。

 大学のサークルでキャンプにやってきた主人公・セイと、義妹のミドリ。そこで大量殺人事件が起こる。たまたま難を逃れることができた2人のもとに、5年前に失踪した兄・アイが現れた。突然の兄の登場にとまどうセイだったが、悲しい事実が突きつけられることになる。

 一方、キャンプでの殺人事件によって殺されたはずのシュウは事件後、山小屋で目を覚ます。介抱してくれたアサギから、自分がヴァンパイアになってしまったこと、7日以内に自分を襲ったヴァンパイアを倒さないとそのヴァンパイアの奴隷として生きることになってしまうと教えられる。シュウはアサギの協力のもと、自分を襲ったヴァンパイアを探すが……。

 セイの物語『BROTHERS』とシュウの物語『CHASERS』、2つのストーリーが、折り重なりながら展開されるのが、この映画の見所のひとつ。『BROTHERS』は10月8日(土)、『CHASERS』は10月15日(土)に公開予定です。

 演じるのはドラマ『タンブリング』(TBS系)で注目を浴びた柳下大(D-BOYS)をはじめ、『ホタルのヒカリ』(日本テレビ系)『仮面ライダーカブト』(テレビ朝日系)の加藤和樹、舞台『飛竜伝2010 ラストプリンセス』の馬場徹、ミュージカル『テニスの王子様』で人気を博した牧田哲也(D-BOYS)など、いずれも若手のイケメンばかり。

 映画は2作に分かれて上映しますが、まとめて見たい方、片方だけ見たけどもう片方に行く暇がないよ、なんて方には文庫版『ヴァンパイア・ストーリーズ』(竹書房)がおすすめ。ダブルストーリーをまとめて1つの物語として読むことができるのです。

 ヴァンパイアが持つ悲しいさだめ。きっとそんな逃れられない因縁が妖しい魅力になって、人を惹き付けるのでしょう。ヴァンパイアに既にハマってる人も、気になっていた人も、切ない運命の物語に浸ってみてはいかが?

『ヴァンパイア・ストーリーズ (竹書房文庫) 』

外人さんの考えることは分かりませんなー

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最終更新:2011/09/02 11:45
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