芸能レポーター・石川敏男の芸能ヒミツ便り

一般人になって幹部との交際は? 島田紳助さん引退会見の歯切れの悪さ

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元タレントの島田紳助さん(55)

 「今日をもって引退することになりました」と、島田紳助(55)が言った。この日を境に、「元タレント島田紳助さん」に変わった。

 十数年前、大阪ローカル番組で右翼をやゆする発言でトラブルが発生した。数十年来の友人だったボクシングの元世界チャンピオン・渡辺二郎被告(56・羽賀研二被告にからむ未公開株詐欺・恐喝未遂容疑)を介して知り合った山口組大幹部に解決してもらった。渡辺容疑者を通じて感謝のメールを送ったこともある。紳助さんが吉本に確認を求められた内容は、女性社員に暴行を働き謹慎していた時に、その暴力団大幹部と親しいメールのやり取りをしていたかどうか。それも5~6年前の話だ。本人の中では「セーフだと思っていた。悪いことをしているという気持ちはなかった」と言う。そして「4年半前に、バーをオープンしたときに、開店に来てくれて飲んでいかれた。それが最後です」と言っている。

 名司会で多くの茶の間ファンを引きつけていた紳助さんの突然の引退発表。レギュラーを務めていたテレビ局、スポンサー、制作会社スタッフ、家族に迷惑が掛かることは、本人が十分に分かっていたはずだ。10月には番組改変期も控えていた。数カ月の猶予はなかったのか。「理解できない」「これで引退なら芸能界にはもっと引退しなきゃいけない人がいる」という声も視聴者から渦巻いている。紳助さんに育てられたタレントたちの動揺もある。

 しかし、記者会見で一番気になったのが、紳助さんの口から一度も「暴力団大幹部との交際をやめる」という言葉が出てこなかったことだ。「一般人になるので、静かに暮らさせていただきたい。明日からは一般人なので、うそのことを書かれたら告訴するつもり」と言ったが、暴力団大幹部との交際はどうなるのだろうか。紳助さんが、突然の引退で「周囲に掛かる迷惑」を考えられない人とは思えない。ということは、この大幹部との交際が公になって、責任を取らされることになったら「芸能界をやめる」と決めていたのではないか。紳助さんにとって、いま一番大切なのは、この大幹部との関係だったのかも知れない。

 大幹部との交際が続く以上、「若い人たちに夢を与えたい」と言う志が紳助さんにあっても若手は距離を置かざるを得ない。吉本興業の女性社員(当時)への暴行事件の6年前の「親しいことを思わせるメール」に何が隠されていたのかは分からないが、謎解きは続くのだろう。紳助さんの言う「一般人」になるのは、まだ遠い話のように思える。

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