あの有名MVのオリジナル版も

路上で全裸、拒食症、セックスを連想させるダンス! 物議を呼んだMVベスト5

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C.アギレラはすっかりソッチ側の人に……

 先日、リアーナが新曲『Man Down』のミュージック・ビデオ(以下、MV)で自分をレイプした男を射殺するシーンを登場させて物議が巻き起こったが、MVの内容が問題視されるケースはこれに始まったわけではない。自己表現力の高いアーティストたちは、強いメッセージを込めたミュージック・ビデオを制作することが多い。そのため、「やり過ぎだ」と論議が巻き起こることがよくあるのだ。

 今回は、世間から問題視されバッシングを受けたMVの中から、衝撃度の高かった「物議を呼んだMVトップ5」をランキングしてみた。

■第5位 マイケル・ジャクソン『Black or White』(1991年)

 ポップ界のキングと称されたマイケル・ジャクソンが、股間をわしづかみするなどのセクシュアル・ダンスを初披露したのが『Black or White』。このダンスは、MVのオリジナル版に登場するもので、脱間をつかむほか、ズボンのジッパーを上げるなど「子どもが真似したら困る」ような動きに、親世代は大いに戸惑った。

 さらに、一通りのダンスを終えた後、マイケルはストリートに停めてある車をたたき割り、これがあまりにも暴力的だと論争が巻き起こった。車には、人種差別団体の名称やナチスのシンボルなどが書き殴られており、これがまた大人たちの神経を逆なですることに。街を破壊したマイケルは自分のシャツを引き裂き、恍惚の表情を浮かべ、「まるで暴力を勧めるような行為」だと非難された。結局、アメリカではこの部分を放送したのは「MTV2」だけで、それも夜中の1時~3時までという時間限定のもとオンエアーされた。

■第4位 エリカ・バドゥ『Window Seat』(2010年)

 ネオソウル歌手のエリカ・バドゥが、公衆の面前で全裸になり、ケネディ元大統領が暗殺された現場で全裸のまま倒れる、という衝撃的なMVを撮影したのは、昨年3月のこと。エリカはTwitterで「MVはゲリラ撮影したの。ダラスのダウンタウンで2分間、警告もなしに1回っきりの撮影を行ったの。撮影後は全力で走って逃げたわ」とツイートし、ファンを期待させたが、MVには父親に手をひかれた小さな子どもの姿も映っており、「こんな小さな子の前で、突然裸になったのか」「モラルのかけらもない」と大バッシングされた。エリカは「子どもの姿は見えたけど、私がやりたいことは何なのかをテレパシーで伝えたわ。トラウマにならないといいけど」と弁解したが、意味不明だとますます叩かれるはめに。

 波天荒な言行で有名なエリカは、この作品を通して「自分の考えをさらけ出したら、集団思考に殺されてしまった、ということを表現したかった」と主張している。しかし、今回のMVはやり過ぎだという意見が多く、さらにケネディ元大統領を侮辱するような行為でもあると問題視された。なお、エリカは、ダラス市警察から秩序を乱した不法行為の疑いで訴追されている。

■第3位 クリスティーナ・アギレラ『Dirrty』(2002年)

 『Dirrty』のMVで、娼婦のような格好で卑猥な挑発ダンスを披露し、見事脱アイドルを果たしたクリスティーナ。セックスアピールを全面的に出した過激な作品は、まるでストリップ小屋か見世物小屋を見ているような感覚に陥り、世間に衝撃を与えた。大きく股を開いたり、男性に跨って腰を振るシーンなどもあり、「クリスティーナをアイドルと崇めている少女たちに悪影響を与える」と激しいバッシングを受けた。

 ボクシング・リングでクリスティーナが踊り、女の子と戦うシーンでは、怪しげな東南アジアの雰囲気を醸し出すためか、壁にタイ語がつづられていた。このタイ語が、最悪なことに「タイのセックス・ツアー客」「未成年の若い女の子たち」という意味だということが判明。MVを撮影したデビッド・ラシャペル監督は、「意味についてはまったく知らなかった」と弁解したが、発売元のRCAレコードは国際的に強い反感を買うことを恐れ、タイ国内でこのミュージック・ビデオを放送することを禁止した。

■第2位 フィオナ・アップル『クリミナル』(1998年)

 ガリガリに痩せこけたフィオナが、複数の男女が横たわる中でカメラを見据え、「アタシ、とってもとっても悪い女の子なの」と歌いだす『クリミナル』。薄暗い古ぼけた家の中で、服を脱ぎ、骨張った痛々しい裸体をむき出しにするフィオナに、米「The New Yorker」誌は「栄養失調のカルバン・クラインのモデルみたい」だと酷評。「ヘロイン中毒少女みたい」「麻薬乱交パーティーを連想させる」と、眉をひそめる人が多かった。

 しかし、このMVで麻薬や乱交を思わせる演出以上に問題視されたのは、痩せ過ぎのフィオナが幼児体型に見えるという点であった。顔がオルセン姉妹に似ていることもあってか、幼児ポルノみたいだと非難する声が殺到したのだ。フィオナが男性の体にすがるシーンも複数登場するが、フィオナ以外の登場人物の顔が一切映らないため、「性的虐待を受けている子どもから見た世界のようだ」と激しくバッシングされ、嫌悪感を示す者が後を絶たなかった。

 なお、彼女がガリガリに痩せているのは、拒食症であるため。フィオナは、12歳のときにレイプ被害にあってから拒食症を発症したとカミングアウトしている。さまざまな物議を巻き起こしたMVであったが、「MTVビデオ・ミュージック・アワード」の最優秀新人賞に輝いている。

■第1位 マドンナ 『ライク・ア・プレイヤー』(1989年)

 3人の白人男性が白人女性を殺害。助けに向かった黒人男性が警察に誤認逮捕される様子を目撃したマドンナが、教会に逃げ込むところからスタートする『ライク・ア・プレイヤー』。マドンナは教会に奉られている聖マルティン・デ・ポレスに祈りを捧げ、お告げを受け、聖歌隊と歌い踊り、証人になる決意をするという展開なのだが、黒人初の聖者である聖マルティンのことを、キリストを黒人にしたと誤解して激怒するクリスチャンが多く、監督が予想もしなかった人種的な論争が巻き起こった。

 予想の範囲内だった、マドンナの両手に聖痕が現れるシーン、燃え上がる十字をバックにマドンナが歌うシーン、聖マルティン像が血の涙を流すシーン、祭壇に横たわったマドンナが聖マルティンとキスするシーンも保守的なキリスト団体からすさまじく非難された。特に、祭壇でのシーンは団体が「マドンナはオーガズムを感じている」と言い、不謹慎極まりないと激怒した。

 このMVが公開される前、マドンナは『ライク・ア・プレイヤー』の曲をペプシのCMに使う契約を結んだ。契約金は破格の500万ドルで、幼少期のマドンナのホームビデオを用いた微笑ましいCMまで制作されたのだが、『ライク・ア・プレイヤー』のMVが、あまりにも神を侮辱するものだとペプシ側が激怒し、CMは一回放送されただけで打ち切られてしまった。

 キリスト団体から目の敵にされたマドンナだが、このMVで「MTVビデオ・ミュージック・アワード」のビューワーズ・チョイス賞を獲得。ペプシとの契約金もそのままキープし、最後に笑ったのはマドンナだったと言われている。

 ほかにも、自傷、コカイン吸引、フルヌード、SM、セックス、マスターベーション、嘔吐シーンの連続で、放送できるシーンがないとアメリカではオンエアーされず、DVDのみがリリースされたマリリン・マンソンの『(S)AINT』、クリスティーナ・アギレラほどではなかったものの、アイドルなのにエロ過ぎるとバッシングされたブリトニー・スピアーズの『I’m a Slave 4 U』、オリジナル版では全裸の女性が登場するデュラン・デュランの『グラビアの美少女』、SWATチームが人種を絞り込み、ショッキングな大量殺人を繰り広げるM.I.A.の『Born Free』などなど。

 どこまでがアートとして表現されることが許されるのか、その線引きはなかなか難しいようである。

「ERIKA2007」 沢尻エリカ写真集 通常版

エリカってやつは基本的に意味不明なんだなぁ

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