[連載]鹿砦社・松岡社長の「暴露の花園♪」第34回

数々の暴露本を手掛けた鹿砦社松岡社長、出版人生総決算(?)の本とは?

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本にかける情熱は衰えません!

――『ジャニーズおっかけマップ』『タカラヅカおっかけマップ』や、”松田聖子の愛人ジェフ”による『壊れた愛』など、芸能人の研究本・暴露本など問題作を次々と刊行してきた、鹿砦社・松岡利康社長。”言論の自由”を守るために闘ってきた、社長の壮絶出版人生に迫っちゃうぞ~!

 芸能本をはじめとした数々の過激な本を世に送り出している、鹿砦社社長の松岡利康さんにココでしか聞けない裏話を語って頂いていた当連載も特別対談を残して今回が最終回です。ジャニーズ、宝塚、松田聖子に飯島愛、あらゆる暴露本について触れてきた中でも、松岡さんの印象に残っているのは、ジャニーズや宝塚に代表される『おっかけマップ』シリーズだそう。

「特にジャニーズと宝塚は、3件も出版差し止めにもなったしなぁ。この『おっかけマップ』シリーズは、もう15年も出し続けてる。このシリーズは世間の関心も高かったし、裁判は判例集に載った。おかげで、鹿砦社の名前が全国に知られるきっかけになったんだよね。判例集に出るような裁判は後の芸能マスコミ裁判などに繋がっていくわけだから、社会的に意義のあることをしたと思うよ」

 さらに、このシリーズからは、もうすぐ『東電・原発おっかけマップ』が発売予定。「『東電・原発おっかけマップ』は、鹿砦社おっかけマップシリーズの総決算」と豪語する松岡さんですが、この本では、誰を”おっかけ”たの?

「東電や、原子炉関係者をひとりひとり綿密に調査・取材したんだよ。小出裕章先生ら東日本震災による原発問題でメディアをにぎわせた学者も出てきます。ウチのおっかけマップのノウハウあっての本だし、こういった本はよそでは作れないはずさ(苦笑)」

 今もなお、攻めの姿勢を崩さない鹿砦社です。

「いや、僕は本心では、穏やかな余生を送りたいんですよ。でも、今回は何万人もの人が亡くなったり、故郷を失ったりしている。それなのに、不浄な原発マネーで蓄財し、裕福に暮らしてる人がいるわけでしょ。これはもう、怒りをこめて糾弾しないとね! 苦しんでる人がいる横で、のうのうと私腹を肥やす人を野放しにしておくのは許されない。すごく経費もかけて作ってるし、僕の出版人生の総決算だと言っても過言ではない」

 この発想こそが、昔から変わらない鹿砦社らしいスタンスとも言えます。

「やっぱり、”原発マネーでいい思いしてる人達がいる”っていう事実がある以上、黙ってるってことはできないから。今まで僕がやってきた出版活動のやり方に、確かにまったく問題がないわけじゃない(苦笑)。けれども、僕の掲げている正義に沿って、やるべきことはやらなきゃね」

 その思いは他の暴露本に対しても同じこと。

「我々鹿砦社にしかできないことをやるんだよ。芸能にしても、社会問題にしても、基本的には大手ができないことをやってきた。そこに鹿砦社の存在意義があるよね。まさに隙間産業。出版界の隙間産業ってところかな(笑)」

 今後も軸がブレることはなく、血気盛ん、かつ、隙間を狙った出版活動を続けていくつもりだと思いきや……。

「いやー、僕も今年還暦を迎えるからね。徐々に、鹿砦社の社長業からも足を洗いたいなぁ(笑)。僕自身は、昔からずっと、平凡な暮らしを望んでるんだよ。なりゆきで裁判起こされたり、話題になったりしただけでね。誰も信じてくれないけどさ(笑)。僕は”相談役”のようなポジションにいきたいから、鹿砦社の血脈を受け継いでくれる若い世代に期待してるよ」
 
■鹿砦社公式ホームページ

松岡利康(まつおか・としやす)
1951年9月25日生まれ、熊本県出身。同志社大学文学部卒業後、貿易関係の仕事に従事。サラリーマン生活を経て、83年にエスエル出版会を設立、88 年に一時期経営危機に陥っていた鹿砦社を友好的買収、同社社長に就任。05年にパチスロメーカー大手のアルゼ(現ユニバーサルエンターテインメント)を取り上げた『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』、球団スカウトの死に迫った『阪神タイガースの闇』などの出版物について、名誉毀損で神戸地検に逮捕、起訴され、有罪判決を受ける。「ジャニーズ研究会」も開設。

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