【動画あり】あまりの歌声に絶賛の嵐

夫ジェイ・Zが撮影！　控室でリハーサルをしているビヨンセの動画が話題に

2011/05/31 16:00

　迫力あるステージと声量豊かな表現で世界中を魅了するビヨンセ。6月末に待望のニューアルバム『4』がリリースされることが発表され、熱い注目を集めている。そんなビヨンセが、控え室でリハーサルする様子を、プロデューサーでラッパーの夫ジェイ・Zが撮影し自身のウェブサイトに掲載。驚異的な歌唱力を絶賛する声が上がっている。

　ビヨンセは、5月25日に放送された国民的オーディション番組『アメリカン・アイドル』に、プロモーションをかねてパフォーマンス出演した。赤いライトで照らされたスモークの中に立ち登場したビヨンセは、「私の一番気に入っている曲、『1＋1』よ」と囁き、美しいメロディーのスローなラブソングを熱唱。観客から拍手喝采を浴び、審査員を務めるジェニファー・ロペスやスティーヴン・タイラーも立ち上がり拍手を贈った。

　この放送の2日後、ビヨンセの夫ジェイは自身の公式サイト「Life ＋ Times」に、『アメリカン・アイドル』の控え室でリハーサルするビヨンセの動画を掲載。携帯で撮影したため、サイズはとても小さいが、電子ピアノの伴奏だけで伸びやかに「1＋1」を歌いあげるビヨンセに、圧巻させられる動画となっている。

　動画の下には、「時には、距離を置いて眺めることが必要だ。偉大な人の前にばかりいるから、こうして一歩下がってね。その素晴らしさを再確認するためにさ」「ここは控え室でのリハーサルだ。マイクは使っていない。音響効果もな」というコメントが添えられており、芸術家アンディ・ウォーホルの名をもじった、ジェイことアンディ・ウォーホフという名が記載されている。動画の最後には、ジェイの「Oh man!」という少し高めの声が入っており、ほほ笑ましい。

　動画には400近いコメントが寄せられており、ビヨンセの歌唱力を絶賛するもので占められている。また、動画の下に付いているフェイスブックのライクボタンは、約4万5,000人が押しており、彼女の歌声がいかに多くの人の心を動かすことができるかを証明するものとなっている。

　ビヨンセは、先日開催された『ビルボード・ミュージック・アワード2011』で、新曲「Run the World （Girls）」をパフォーマンスしたのだが、その時に使用された4Dパフォーマンス映像がイタリア人ポップ歌手のロレッラ・クッカリーニのパフォーマンス映像と酷似していると、パクリ疑惑がかけられてしまった。ビヨンセのパフォーマンス映像を担当したケンゾー・デジタルは、ロレッラにインスピレートされたのは事実だが、まったく違うものだと主張。ちょっとした騒動となっていたが、今回ジェイが掲載した動画は、そんな不名誉な疑惑を吹き飛ばすほど効果的なものだったといえよう。

　今年30歳になるビヨンセは、2002年にジェイのヒット曲「Bonnie ＆ Clyde」にコラボ出演したことがきっかけで交際を開始。「ビヨンセが処女を捧げた相手だから離れられない」「ジェイには隠し子がおり出生証明に彼の名を載せないために元彼女に大金を支払った。女にとって宿敵」などさまざまなゴシップが流れたが、2人は相手にすることなく、自分たちのペースで愛を育み2008年に結婚している。

　12歳という年の差はあるが、お互いを尊敬し心の底から愛しあっているというビヨンセとジェイ。ヒップ・ホップ界のクイーンとキングだと称される2人の活躍から、今後も目が離せそうにない。