長男も呆れ気味......

愛人、隠し子の話をぶちまける？　シュワちゃん妻があの人気番組に登場

2011/05/19 21:00

　1週間前に、25年間連れ添った妻マリア・シュライヴァーと離婚することを発表したばかりのアーノルド・シュワルツェネッガー。突然の離婚発表は衝撃的であったが、元愛人がマスコミに登場した直後に明かされた隠し子報道には、全米ががくぜんとした。しかも、マリアと愛人はほぼ同時期に妊娠し、マリアが第4子を出産（1997年9月27日）した1週間後に、愛人も隠し子を出産（97年10月2日）したというのだから驚く。アーノルドは「言い訳はしない。すべての責任は私が背負う。マリア、子どもたち、家族にはすでに謝罪した。申し訳ないという気持ちでいっぱいだ」との声明を発表しているが、マリアがすべてをぶちまける日が刻一刻と迫っているのではないかと、注目が集まっている。

　米「TMZ」によると、アーノルドの隠し子を出産した家政婦の名はミルドレッド・”パティ”・バエナで、50歳になるラテン系のふくよかな女性。1週間1,200ドル（約9万7,000円）という高報酬で、20年以上シュワルツェネッガー家に仕えていた。パティは、90年代後半にアーノルドにモーションをかけ、2人はシュワルツェネッガー宅で避妊せずに繰り返しセックスを楽しんだとのこと。情事は誰にも気付かれなかったという。

　パティは隠し子を出産した際、父親は当時婚姻関係を結んでいた夫だと主張。出産証明書にもそう記載されている。しかし、夫と08年に離婚した際には「子どもはいない」と法的書類に記入。「TMZ」は、00年クリスマスに撮影されたという、アーノルド、パティ、隠し子の写真を公開しているが、子どもはアーノルドによく似ており、何よりの証拠となっている。

　なお、アーノルドはパティが妊娠した際、「夫の子で、あなたの子ではない」と告げられおり、隠し子が小児になるまで自分の血を引くとは知らなかったとのこと。13年間秘密にしていた隠し子の存在を公にしたのは、パティが今年1月に解雇されたことに激怒し、すべてをバラすとアーノルドを脅し始めたからだ、と伝えられている。

　パティを解雇した数週間後に、アーノルドから隠し子の存在を告白されたというマリアは、「今、私は胸の張り裂けるような、悲痛な時を過ごしています」「母親として、子どもたちのことが一番心配です。みなさん、どうか私たちの気持ちを察してください。プライバシーを尊重してください。子どもたちと私は、この悲しみを乗り越え、生活を立て直すことに必死なのです。これ以上、お話しすることはありません」との声明を発表。

　マイリー・サイラスからデートを申し込まれ、新ヤング・ハリウッドカップルの誕生とゴシップされていた、17歳の長男パトリックは、Twitterに「クソみたいな日もある、静かに過ごしたい日、少しでもいいから普通になりたい日もある。でも家族のことは、死ぬまで愛しているし、仕方ないよね」と怒りと悲しみが交じったツイートを掲載。このつぶやきを掲載した17日に、自己紹介欄の名前を、パトリック・シュワルツェネッガーからマリアの姓であるパトリック・シュライヴァーに変更しており、繊細な心が傷ついていると、世間の同情を集めている。

　しかし、ここにきてマリアが、米国民に大統領よりも信頼されているオプラ・ウィンフリーの『オプラ・ウィンフリー・ショー』ファイナル・エピソードに出演。25年間続いた国民的トーク番組の最後を飾るにふさわしい、暴露トークが聞けるのではないかと、期待のボルテージが急騰している。

　シカゴの巨大ドーム、ユナイテッド・センターのステージで、2万人の熱狂的なオプラファンが集結し撮影が行われた『オプラ・ウィンフリー・ショー』ファイナル・エピソードに登場したマリアは、「オプラは、いつも私に愛のこもったサポート、知恵、そして真実を与えてくれたわ」と発言。それを聞いたオプラは、間髪を入れず「真実!!」と叫び、観客の拍手喝采を浴びたそうだ。

　ちなみに、『オプラ・ウィンフリー・ショー』ファイナル・エピソードには、トム・クルーズ、マドンナ、ハル・ベリー、ジョン・トラボルタ、アレサ・フランクリン、マイケル・ジョーダン、ビヨンセなど、数多くの大物セレブスターがこぞって出演しているとのこと。

　心を許しているオプラに対して、どこまでアーノルドとの結婚生活を暴露するのか。全米だけでなく世界各国で放送されるオプラの番組で、果たしてマリアは涙を流すのか。何かと気になる『オプラ・ウィンフリー・ショー』ファイナル・エピソードは、アメリカ現地時間5月23日・24日・25日と、3回に分けて放送される予定だ。