今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

松山ケンイチ&小雪の結婚会見で、誰よりも「女」だった存在とは

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「あなたみたいなひよっこに大丈夫
なの?」だって

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎最大のリスペクトを
 結婚を発表した松山ケンイチ&小雪。マツケンだけが会見してたが、その会場にいた女性芸能リポーターたちが、何かみんなケンがあってコワかった。マツケンに、というよりは小雪に。「付き合って驚いたことは?」「怒られないですか?」「結婚にOKが出たのは?」「すぐにOKは出ました?」「お母さんと息子みたいな感じ?」と、ぶつける質問の全てが「上り調子の人気若手俳優から惚れられてるっつうのに、何だその態度は。この年増が!」という「小雪、何様のつもり」を引き出す方向に向いていた。このテの会見にありがちな、木で鼻括ったような「おめでとうございまぁす」モードも0。確かにこの結婚、何だか女にはカチンと来る要素が多い。何故カチンと来るのか、人に説明しようとすると結局「くやしい」みたいなところに行きついてしまうんだが、違う違う、そうじゃない。くやしいとはちょっと違うんである。とりあえず、最大公約数としては「何言ってんだ、小雪ふぜいが」てな感じか。しかしさすがは「女の中の女」たる女性レポーター。女の心理を理屈ではなく肌で感じて動くに敏。女性レポーター……。すごい仕事だ。職業に貴賤はないが、女性レポーターだけはやりたくないな。

◎勝者の焦り
 日本のブレンド茶市場、7割を超えるシェアを占め、堂々NO.1の売り上げを誇る爽健美茶。王道なんだから大きく構えてればいいものを、何か最近の販促キャンペーンは「なんだそりゃ」が目立つんである。武井咲が出演するCMでは、若者がみんなでピクニックというシチュエーションで「すし」「しそ」「そ? うーん……あ、爽健美茶!」ってしりとりやってた。しりとりて。あと、パッケージに印刷してある「爽食レシピ」。爽健美茶を使っておいしく料理、というコンセプトのようなのだが、「豚しゃぶとお野菜のちらし寿司爽健美茶風味」では、「米2合を爽健美茶で炊く」という無理矢理が。「僕はミルクで割ってオロナミンミルク!」という、かつてのオロナミンCにも似たこの強引。そんなことしなくても売れるって。落ち着け。

◎どこで間違った?
 独占禁止法違反の容疑で、販売元のアディダスに捜査が入るほど、売れ線商品の「リーボック・イージートーン」。歩くだけでキレイになれる、という女性向けのこの種のスニーカーは、各メーカーから続々発売中である。アシックスも「ビーシーウォーカー」なる製品を発売。「イージー」と聞きまごう商品名の追随感丸出しもどうかと思うが、さらに気になるのはそのCMだ。宝塚の男役数人をメインキャラクターに据え登場させているのだが、いかんせん「男役」なもんで歩き方が……。ジャージ姿でガニ股気味に男っぽくガシガシ歩く姿を見て「私もああなりた~い」と食いつく女性客はあんまりいないと思うのだが。ヅカファンは男役に憧れてるわけであって、「ああなりたい」と思ってるわけではない。ましてやヅカファンでもない一般客ならなおさらだ。いや、「素敵ボディでモテた~い」と思っているターゲット層の女性客にとって、「宝塚の男役」というのは、最もなりたい理想像から遠く離れた存在かもしれん。……南無三!

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今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。

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