[ジャニーズ・メディアの裏側]

「こんなこと言うと怒られるけど」古株スタッフが明かす、タッキー&翼の裏話

2011/04/15 08:00
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「フラメンコ鑑賞券」は作らなかっ
たの?

 東日本大震災発生を受け、3月に予定されていたコンサートやイベントすべての中止&延期を発表したジャニーズ事務所。4月以降の公演も、通常消費電力の10分の1程度の電力で行う意向を示したものの、ジャニーズといえば色とりどりのライトやレーザー光線、舞台上の可動装置など、電力を大量に使用するド派手な演出が身上。電力を抑えた”節電コンサート”でキラキラコンサートに慣れているジャニーズファンを満足させられるのか注目が集まる中、4月2日・3日に横浜アリーナで行われたのが、タッキー&翼による”チャリティーイベント”だった。

「通常1,300キロワット使用する電力を255キロワットに抑えた、5分の1の節電コンサート。しかも会場の電源は使わず、電源車の自家発電装置で全部賄ったそうです。当然できることも限られてしまうため構成もだいぶ変わったようで、バックにはJr.も付かず、衣装替えもなし。公演時間も1時間半くらいでした 。照明もシンプルで、特殊効果に至っては銀テープが一度降ってきたくらい。通常のジャニーズコンサートとはずいぶん雰囲気が違いましたが、派手な演出がなくても歌だけで十分盛り上がったし、MCも楽しかったです! 最後はタッキー&翼がお見送りまでしてくれて感激でした。ロビーではM.A.D.やMisSnowManらJr.が募金箱を持っ て立っていたんですが、お客さんも積極的に募金してましたよ。最初から最後まで温かい雰囲気に包まれた、いいステージだったと思います」(コンサートに参加した30代女性)

「3月29日がタッキーの誕生日だったから、3日は翼くんからサプライズ企画やプレゼントがあったんです。1部では単語帳みたいなカードに『添い寝券』『いってらっしゃいのチュウ券』『腕枕券』なんて書いてるサービス券のプレゼント。2部ではタッキーのお母さんやお姉さん、おばあちゃんからの手紙が、本人の朗読音声付きで披露されてました。相変わらず仲良しだなあってほっこりしたし、元気をもらいました」(同じく20代女性)

 また、終演後には規制退場の指示を待つファンの前に、ジャニーズファミリークラブの古株スタッフであるT子さんも登場。「こんなこと言うと(タッキー&翼に)怒られるけど……」と断りながら、極秘エピソードを明かしてくれた。

 3月に開催予定だった大阪でのコンサートが中止となり、本公演についても中止の方向で検討していたジャニーズ事務所。そんな中、事務所を訪れ「(この時期にコンサートをする意味を)僕たちのファンは絶対分かってくれるから、今できることをやりたい」と頭を下げたのは、ほかならぬタッキー&翼の二人だったという。

 さらに一部でも報道されたように被災地に提供する電源車やトラックに物資の積み込みを手伝った後、「被災された方の中にも僕たちのファンが居るかもしれない。励ましになれば」と、当然のように乗り込もうとしたという。結局スタッフの制止を受けて東京にとどまることになったのだが、ファン思いの二人らしい熱いエピソードだ。
 
 派手な演出や効果がなくとも、思いがあれば必ず伝わる。今できる精いっぱいを詰め込んだコンサートで、タッキー&翼の二人がそう証明してくれた気がする。今後のジャニーズコンサートにも期待したい。

『タッキー&翼 CONCERT TOUR 2010 滝翼祭』

サイ女も、ファミクラスタッフにスカウトされるのを夢見てます。

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最終更新:2012/07/25 23:00

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