意外なメンツがランクイン

年間売り上げが820億円! 女優業よりもデザイナーとして成功したセレブは?

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子役で女優のすべては学んだってこと?

 近年、ファッション・ブランドを立ち上げるセレブが増えている。とりあえず自分の名前が付くブランドを持ってみたいというセレブから、デザイナーとしても成功したいという野望を持つセレブと、さまざまなようだ。

 しかし、セレブの人気と知名度だけでは長続きしないのが、ファッション業界。採算が取れず、ひどい赤字となり、いつの間にか廃業しているセレブ・ブランドも少なくない。今回は、そんなシビアなファッション業界の中で高い評価を得て活躍している「デザイナーで成功したセレブ・ベスト5」をランキングしてみた。

■第5位 ヒラリー・ダフ

 ディズニーの人気ドラマ『リジー&Lizzie』で大ブレークし、その後歌手デビュー。ファーストアルバム『メタモルフォシス』は日本でも大ヒットし、清純派アイドルとして人気を集めたヒラリー・ダフは、2004年にファッションブランド「Stuff by Hilary Duff」を立ち上げた。ブランドは総合ディスカウントチェーンで販売され、初年度は500万ドル(約4億2,000万円)の売り上げを計上。一部メディアは、現在のブランド年間売上高は3,000万ドル(約25億円)を超えると報じている。

 デザイナーとしての能力が高く買われているヒラリーは、ほかのブランドからも、よくコラボレーションしたいとのオファーを受けるとのこと。09年8月には、DKNYジーンズとコラボレーションしたライン「femme」がリリースされ、ヒット商品となっている。

■第4位 アリッサ・ミラノ

 映画『コマンドー』でアーノルド・シュワルツェネッガーの娘役を演じ、日本でも大ブレークしたアリッサ・ミラノ。大のメジャーリーグファンである彼女は「女の子だって大好きなチームの服を着て応援したいのに、カワイイのがない」と不満を持ち続けていたそうで、思い切ってメジャーリーグ(MLB)の会長らに「女性向けのオシャレなチーム公式グッズを手掛けたい!」と直談判。見事了承を得て、07年に女性向けメジャーリーグ公式ファッション・ブランド「Touch」を立ち上げた。

 アリッサは素材選びからデザイン、プレス発表の準備と何から何までこなし、MLBロゴを上手に取り入れたスポーティーでセクシーな服も大好評で、飛ぶように売れているとのこと。アリッサの母親は女性服のデザイナーで、祖母も帽子デザイナーだったことから、デザイナーとしてのセンスは遺伝だとも言われている。「Touch」は、08年春からブレスレットやネックレスなどのジュエリーも発売するようになり、グングンと売り上げを伸ばしている。

■第3位 グウェン・ステファニー

 スカパンクバンド「ノー・ダウト」のボーカルとしてデビューし、ソロアーティストとしても活躍しているグウェン・ステファニーは、裁縫好きな母親の影響で、幼いころから自分の着たい服をデザインし、縫っていた。ステージ衣装も自ら手掛け、それが評判となり、03年にファッション・ブランド「L.A.M.B」を立ち上げた。翌年にはランウェイ・デビューを果たし、05年のニューヨーク・ファッション・ウィークでは高く評価されるなど、着実にデザイナーとしての地位を確立している。

 グウェンの独特なセンスが光る「L.A.M.B」は、セレブのファンも多く、ニコール・キッドマン、パリス・ヒルトン、テリー・ハッチャーらが愛用。服だけでなく、靴、時計、バッグ、香水、アクセサリーを取り扱っており、今後、下着や化粧品も手掛ける予定だという。ちなみに、ブランドの年間総収益は9,000万ドル(約75億円)。自分の歌の中でブランドを紹介したり、ランウェイで自分の歌を流したりと、なかなかの商売上手である。

 05年に立ち上げた、「Kawaiiness」がコンセプトの姉妹ブランド「Harajuku Lovers」も大きな支持を受けており、公式サイトのかわいらしさが最高だと話題になっている。

■第2位 ジェシカ・シンプソン

 天然でキュートな歌手として知られているジェシカ・シンプソンは、04年に香水コスメ「Jessica Simpson Desert by Jessica Simpson」を立ち上げ、香水デザイナー・デビューを果たした。翌年、姉妹ブランド「Dessert Treats」をリリース。自信をつけたジェシカは07年に、かねてより興味を持っていたファッション業界に参入。衣服やブーツ、アクセサリーのブランド「Jessica Simpson Collection」を設立し、デザイナーだけでなくモデルも務め話題となった。

 その後、「Jessica Simpson Collection」は、ジーンズ、水着、時計、バッグと商品の幅を広げていき、売り上げはうなぎ上りに。09年春には「Jessica Simpson’s Intimates」をリリースし、大手デパートとオンラインでの販売を開始した。今後は、ビジネス・クロージングも手掛ける予定だと発表されている。

 ジェシカのセンスは、もともと評判であったが、何より周囲の提案を素直に取り入れることが成功への近道になったと伝えられている。また、ビジネス・ウーマンとしてのセンスが抜群で、会議にはすべて顔を出し、重大な決断は彼女が下すなど経営者として高い能力を発揮しているという。ジェシカのブランドは、ここ1年で収益が25%増加しており、11年は10億ドル(約820億円)の収益が見込まれていると発表されている。

■第1位 オルセン姉妹(メアリー=ケイト・オルセン&アシュレー・オルセン)

 人気ドラマ『フルハウス』でキュートな三女・ミシェル役を演じた、ハリウッド一有名な双子の姉妹メアリー=ケイト&アシュレー・オルセン。6歳でエンターテインメント会社「Dualstar」を設立したころから、2人はファッションに関して発言するようになり、12歳で2人のファッション・ブランドを立ち上げた。ブランドは、世界最大のスーパーマーケットチェーン「ウォルマート」と提携し販売され、爆発的なヒットに。8歳~12歳のファッション・マーケットに旋風を巻き起こした。デザイナーの仕事に生きがいを感じるようになった2人は、女優として活動する時間を減らし、デザイナーとして活躍するようになった。

 現在、オルセン姉妹が手掛けているファッション・ブランドは「Olsen boye」「Elizabeth and James」「The Row」の3つ。「Olsen boye」はジュニア向けの衣服を取り扱っており、全米に店舗を持つデパート「J.C.Penny」と提携販売。「Elizabeth and James」は、ミッドマーケットを対象とした今風ブランド。「The Row」は、ファッション誌「Vogue」に「感動的な服」だと絶賛された高級ブランド。2人は、この3ブランドのヘッド・デザイナーを務めており、本年度CFDA(アメリカ・ファッション協議会)ファッション・アワードで、ウーマンズ・ウェア部門にノミネートされるなど、業界からも高く評価されている。気になるブランドの年間売上高は、10億ドル(約820億円)を軽く超えていると報じられている。

 2人は、米「Vougue」4月号で「今後、さらにファッションの方に力を入れていく」と宣言。アシュレーは「自分のファッション・スタジオが欲しい」「ほかのブランド運営に携わるのも面白そう」とコメント。メアリーは「私たちは何事もビッグに考えているの。とてつもなく、大きなことをね」と発言している。

 オルセン姉妹は「私たちはファッションをきちんと学んだわけでないから、今も、見下されていると感じることがある」と語っている。単に自分たちの知名度にあぐらをかいていたのではなく、彼女たちは相当な努力をしてデザイナーとして成功を収めているのである。

『あなたを輝かせる「天職」はある』

天職がお金にならない場合もあるってことを覚えておこう

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