［連載］ヤリチン卒業!!　叶井俊太郎の子育てコラム

家族旅行での大失敗！　ホテルでのマッサージがこれほど苦痛とは……

2011/03/28 18:00

　地震前に、家族旅行に行ってきました。今回は長野県・蓼科高原にある、有名ホテルです。ムック「家族でおでかけ」（昭文社）にでかでかと広告を出していたので、ネットで調べてみると利用客のほとんどが大絶賛してるので、決めました。宿泊費は一人約2万円とペンションの倍しますが、たまにはいいじゃないか！

　今回も交通手段は電車です。新宿から「あずさ17号」で茅野駅まで約2時間15分。かなり長いので、電車に乗る前にココを寝かせないと、また電車の中で暴れるし、間が持たない。なので、出発の日の午前中にまず児童館に行き、1時間ほど遊ばせて疲れさせる。新宿に着いてまだ時間があったのでベビーカーからココを降ろして、歩かせたりして疲れさせる。それでもまだ寝ないので、あきらめてそのまま電車に。乗った瞬間からココはおとなしく座ってられないので、仕方なく車内の通路をウロウロ歩かせて、疲れさせる。で、席に戻ると妻は口を開けてガーガー爆睡してるじゃないですか！　「こっちはココの世話して大変なのにどういうこと？」とたたき起こしたよ、オレは！　妻はフガフガしながら嫌々起きて「何事？」とブツブツ言ってるので、「ココを寝かすのを手伝え」とココを渡した。ココはすかさず妻のおっぱい吸って、そのまま速攻で熟睡。

　ココは1歳4カ月なのに、相変わらず妻のおっぱい飲むんですよ。普通は1歳くらいから徐々におっぱい卒業みたいなんだけど、ココはまったく止める気配なし！　妻も「このまま2歳くらいまで母乳を続けようか」と言ってるので、ココが飽きるまではいいかな。ココが車内で寝てくれたおかげで、オレと妻は読書に集中できてよかったよ。

　茅野駅からホテルまでは送迎バスで30分ほどかかるんですが、乗った瞬間、ココがでかいウ◯コしてるじゃないですか！　あまりにもでかいので、ホテルまでこのままではココがかわいそうだろう、ということで、オムツを替えることにしました。バスの車内でオムツを替えるのってかなり大変なんですよ。オレがココの足を持って、その隙に妻がココのお尻をふき、オムツを速攻でビニールでくるんで、同時にオレが新しいオムツをココにはかせて終了。この作業を2分くらいでやりましたよ！　

　そうこうしてる間に、ホテルに到着。ホテルの周りには川が流れてるだけで、特に何もない雰囲気。でもこのホテルは赤ちゃんが遊べる「おこちゃま広場」や、本と漫画のラインナップが素晴らしいんですよ。チェックイン後、ココをおこちゃま広場で遊ばせてる間に、オレと妻は夕食まで読書。夕食は部屋食でした。それにしても食事はめちゃめちゃ美味い！　スープカレーはマジで絶品。ネットでの料理への賛美はホントでした。

　食後、風呂に入ってからマッサージをやろうと思い、スタッフに予約する。で、マッサージに行くとなんだかいつもと違う雰囲気。女性スタッフが「お好きなアロマは？」と聞いてくるし、アンケートも書かせられたし。店のカタログを見ると、オレが頼んだコースは「乙女のアロマ45分」！　今更断るわけにもいかず、そのままやることに……。

　「では、服を全部脱いでパンツだけになってください」。マジ？　いきなりパンツだけ？　と思ったが、もうやるしかないだろう！　パンツだけになったオレがベッドにうつぶせに寝てると、女性がオイルみたいなのをオレの体に塗りまくる。オレはこういうのやったことないんでね、マジで「これは風俗か？」と思ったんですよ。いやー、知らない女性に体をオイルでペタペタされると気持ちいいどころか、緊張しまくりで逆に身体が固まるよな。しかも、パンツの中にまで手を入れられるしさ。マッサージされている最中に「早く終われ！」ってうんざりしたの、初めてだよ！

　アロマが終わったらココと一緒に「お座敷風呂」に入る。お座敷風呂とは畳風呂のことで、風呂の床がすべて畳です。前もペンションで畳風呂を体験したことはあったけど、ここのお座敷風呂は大浴場なのに畳ってとこが売りなのかも。ほかにお客さんがいなかったので、ココは異常にハイテンション。その後、貸し切り露天風呂に家族で入ってみると、露天だったのでマジで寒い！　が、風呂は熱い！　ここでもココはテンション高めで遊びまくりですよ。

　入浴後にまた「おこちゃま広場」に行ってココを遊ばせ、オレと妻は読書です。その後はホテルにある駄菓子屋でお菓子を買って部屋に戻ると、ココも疲れたのか、速攻寝てくれました。なので、その後は二人でずっと読書です。翌朝は朝食食べてから、またお座敷風呂に入り、その後はおこちゃま広場でココを遊ばせて、引き続き二人で読書。このホテルはチェックアウトが12時なので、かなりゆっくりできました。ここはまた行きたいな。