[女性誌速攻レビュー]「I LOVE mama」5月号

「春はあけぼのスモーキー」「つけマトリクス」、新語生み出す「I LOVE mama」

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「I LOVE mama」(インフォレスト)
2011年5月号

 今月のラブママは記念すべき2周年号。「nuts」「小悪魔ageha」のスピンオフ「ママ&nuts&ageha」が「I LOVE mama」(すべてインフォレスト)として月刊化され、早2年。「下つけまは田植の要領で」「100均、マジ神」「旦那のおかずはクズ野菜」など数々の名言を生み出しています。強すぎるちびコ愛、強すぎる節約意識、強すぎる盛り願望……この針の振りきれ具合は、まさにギャルたる所以か。妊娠・出産が彼女たちの何を変え、母性への傾倒の強さとスピードは一体どこから生まれてくるのか。実は、読めば読むほど考えさせられる雑誌なのです。

<トピックス>
◎ALL私服のお出掛けコーデ見せ!!
◎100円コスメで色とりどりの春が来た
◎カヨ子ばあばのラブママ育児教室

■ギャルママVS昭和子育て

 今月から始まった新連載「カヨ子ばあばのラブママ育児教室」から見てみましょう。フジテレビ『エチカの鏡』でお馴染みの脳科学おばあちゃん、久保田カヨ子先生の登場です。このところ世間を賑わすことの多い脳みそ業界ですが、その中でもこの方は”脳科学界のがばいばあちゃん”または”脳科学界の天本英世(……見た目が)”。大阪弁でまくしたてる独自の「天才子育て」は、おばあちゃんの戦時中トーク同様、異論を挟む隙を与えません。

 この方の”育脳理論”に関しましては、とりあえず置いておいて、ギャルとがばいばあちゃんという不思議なコラボの中身を拝見致します。カヨ子ばあば曰く「春は暖かくなってきて、ボーっとしちゃうママも多いでしょ。それが影響して生活習慣が乱れたり、感情の起伏が激しくなったり。だからこそ、春は気をつけないとダメ」とのこと。また春は出会いの季節ということで「ママが積極的にいろいろな人とコミュニケーションをとって子どもを紹介していれば、そのコが大きくなったときに人見知りになることはないハズなの」「人との接し方が下手な親のコは人見知りになる可能性も高いのよね(キッパリ)」など、全国の恥ずかしがり屋ママを奈落に突き落とします。

 のっけからドSっぷりが光るカヨ子ばあばですが、相談に対する回答は拍子抜けするほどフツーです。子どもの好き嫌いに関しては「嫌いな食べ物を細かくしたり、好きなものに混ぜたり」夜中のグズリには「根気強く」、叱り方が分からないというママには「ダメなことはしっかり叱る、よくできたことはしっかり褒める」。

 今後は「カヨ子先生と座談会をする機会も設ける予定だよ♪」と、編集部も前のめり気味のこの企画。vo.1で消えていく連載が多いラブママですが、過去のレビューでも散々触れてきた”ギャルと昭和の深い親和性”を考えればこの組み合わせ、悪くないかもしれませんね。それにしても、カヨ子ばあばは天本英世氏にクリソツ過ぎです。

■世界最高峰「つけマトリクス」

 続いては、全国の倹約美ママが「NOダイソー、NOライフ」と叫んで止まない100均特集「100円コスメで色とりどりの春が来た」です。一般的に100均というと、つっぱり棒や拘束バンド、焼き網の賢い利用法に終始する企画が多い中、ラブママでは一貫してメイク(主につけまつげ)とキャラクターグッズに重点を起き、慎ましさの中に夢を与えているのが魅力です。

 美ママのカリスマであるママモ(ママモデル)たちが、315円~735円という低予算で驚きの盛りテクを披露。企画への思い入れの強さか、ラブママ独特のトンチの効いたキャッチも炸裂してます。「春はあけぼのスモーキー」「束間まつげで花の子ルンルン姫」。「流行ドンズバブロガーメイク」に至っては、言葉の意味は分かりませんが、とにかくすごい自信。

 今月はさらに「まつげとラインのオイシイ関係」というつけま企画も。人気モデルたちのつけま&ラインを「最新つけマトリクス(はあと)」として解説。横軸にアイライン(ハネ→タレ目)、縦軸につけまつげ(目尻重め→真ん中濃いめ)の座標を配し、大好きなママモがどこに所属してるかが一目で分かるようになっております。しかも! 「上下両方重ねづけ」なのか「上は重ねづけ下はカット」なのか、はたまた「下つけまだけカスタム」なのか、つけまの使用方法まで踏み込んで明記。制作者の深い深い心意気を感じずにいられません。

 なんでも「安くて世界でイチバン盛れる つけまつげ作っちゃいます」と、ラブママオリジナルコラボつけまを、現在製作中とのこと。技術とノウハウがここまであるんですから、可能でしょうな。儲かっちゃうんでしょうな。ラブママ愛読者なのにつけまつげはしたことがない筆者の、「初めてのつけま」はコレに決定! 即、捧げさせて頂きます!

 地震の影響で、発売が遅れた2周年記念号。ママモたちのブログを覗くと、独自のネットワークを駆使して物資を集め、被災地に送る活動をしているママサー(ママサークル)も少なくないようです。仲間との連帯感を何よりも大切にする美ママたち。緊急事態に一番頼りになるのは、ママサーのような広く濃い横のつながりなのかも。
(西澤千央)

「I Love mama」

-26kgには触れてこないのね、西澤さん

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