[連載]亀井百合子の「オシャレな女に憧れて」

「前戯は必要ない」71歳の本音も! 冬休み、声に出して読みたいムック

 冬休み、みなさんいかがお過ごしですか。おヒマでしたらテレビもいいけど、雑誌もね。年末年始は雑誌の新年特大号や別冊がたくさん発行される時期。そこで今回は、声に出して読んだら幸せがやってきそうなムック(雑誌型書籍)をご紹介します。

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「快楽白書2011」(中央公論新社)


 まずは、「婦人公論」の別冊で年1回刊行される「快楽白書2011」(中央公論新社)。中高年女性の性をテーマにし、膣の乾燥問題から、アダルトグッズ、レジャーホテル紹介などさまざまな企画が組まれている。目玉は、読者アンケートの結果発表。タイトルは、ずばり「若い頃より、セックスはよくなりましたか?」。平均年齢50.9歳の女性186人に性に関する調査結果が報告されている。

 「若い頃よりもセックスが気持ちよくなってきた」と回答した人は、67.1%。「55歳で閉経、妊娠の心配がないという安心感から、いろいろな体位を夫の導きで工夫して楽しんでいる」(62歳)、「始めから私がぐしょぐしょに濡れているので、前戯はあまり必要ない」(71歳)、「夫はかたくならないけど、言えない。かたいのが欲しい」(74歳)など、性の奥深さを感じる結果になっている。声に出して読みたい箇所はこちら、51歳の読者手記の抜粋である。

このあいだ、夫と2人で夕食をとり、ワインを飲んでいて少し飲みすぎた私は、片づけもすまないうちに突然欲しくなり求めてしまいました。裸になって夫の体の上に乗り、騎乗位で自分自身の下半身を激しく上下させ夫のペニスを感じてしまいました。いつもと違う積極的な行為に驚いた夫は、私を押し倒し、さらに奥深く挿入。欲望に火がついたのか、いつも以上に激しくペニスを突きたててきたのです。私はあまりにもよくて夫の首に両腕を強くからませて、「いい、気持ちいい……パパ好き、大好き、愛してる」と大きな声で泣きながら叫んでしまいました。

 ポルノ小説ばりの臨場感あふれる手記。「パパ好き」というところがたまらない。パートナーに飽きたときに読めば、ドキドキ新鮮な興奮が蘇るはず。

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 お次は、「新春すてきな奥さん2011年版」(主婦と生活社)の「幸せ芸能人カップルのわが家流お正月のおもてなし」という企画から。矢沢心、まこと&富永美樹、石黒彩、かつみ・さゆりといった主婦タレ枠3.5番手くらいの面々が登場し、お正月のおもてなしについて語っている。その中から、第3子を出産したばかりの吉岡美穂(撮影は出産前、IZAMもいっしょに出演)のこんな言葉をどうぞ。

夫は一見ソフトでやさしいけれど、いざというときは決断力や行動力のあるタイプなんですよ。その分、普段の細かいことは私が担当しているだけ。それがコワ~い奥さんに見えちゃうのかな(笑)

 別に大してIZAMはソフトに見えないし、吉岡美穂もコワ~い奥さんには見えないですよ。どっちかというと、夫婦で生き残りをかけて恐妻家キャラをつくったりして、大変そうだなあと思うだけ。視聴者は大人なので、そういう温かい目で見ています。ちなみに「IZAM家のおもてなしルール」は、「高級食材はあえて使わず、ほっこりできる家庭料理をふるまう。『招くほうも招かれるほうも気を使わず、自然体で過ごせるのがいちばん』」とのこと。何でもモノはいいようだ。なんだかんだで幸せそうなんで、ま、いいかと思えるページだった。

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 最後は、「ひふみ金運・開運をわしづかみにする本 vol.6」(ぶんか社)。これは完全にジャケ買い。表紙のコピーがすごいのだ。「お金に愛される人になる!」「おめでとう!! 億万長者!授けます!! 2010年3億の夢 2011年2億の夢」「『当たった!』という声が多く寄せられています」……と、赤文字、金文字で大盤振る舞い。景気いい。しかし、肝心の中身は……苦笑するしかなかった。読者のページには「『ひふみ』を初めて書店で見たとき、たまたま本の上に手を乗せると手のひらがチクチクしたんです。離すと止まり、また乗せるとチクチク。『これは何かある』と感じ、それからずっと買っています」というお便りが掲載されていた。これがネタでないとしたら、編集部も読者もどうかしちゃってる。で、声に出して読んでほしい箇所は、ひふみ4大スピリチュアリストの一人、茂木の利子(もてき・のりこ)の「開運パワーストーンセラピー」の一説。

男の人は種まき人種、でも家の中で常に種を蒔きたい気分になったら、それこそ平和です。たまには真っ赤なスリップを着てみるとか、そういう努力はしてみるべき。

 夫との関係を修復したいというお悩みに対する回答なのだが、男は「種まき人種」って!? 「真っ赤なスリップ」って!? 本文中にパワーストーンの話は出て来ないし!! 真っ赤なスリップというのがあまりに突飛すぎて、逆に「本当に着てみたらどうなるだろう」という期待が湧かないでもない。もしかしたらめくるめく愛の扉が開くかも。どなたか実践してみてください。つか、それよりさ、先生の名字の「モテ期」ってのは縁起がよさそうだネ。

 というわけで、おもしろそうな雑誌やムックがたくさんあるお正月。じっくり読んで、幸せな1年にしましょう!

亀井百合子(かめい・ゆりこ)
1973年、東京都の隣の県生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーランスライターに。ファッション誌やカルチャー誌のライター、アパレルブランドのコピーライターとして活動中。

【バックナンバー】
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