芸能レポーター・石川敏男の芸能ヒミツ便り

悲劇のヒロイン演出の賜物か。酒井法子の告白本と芸能界復帰ライン

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肝っ玉のデカさは海老蔵以上の酒井法子

 覚せい剤取締法違反(使用・所持)で有罪判決を受け、執行猶予中の元女優・酒井法子(39)の初の自叙伝『贖罪』(朝日新聞社刊)が、初週1万5,000部を売り上げ、オリコン本ランキング(13日付け)のタレント部門で1位になった。総合では27位だが、爆笑問題の太田光の小説『マボロシの鳥』(新潮社)を抜いている。執行猶予中ということで、出版には賛否両論があったが、1位になったということは、彼女の心情を知りたいと言うファンが多かったという裏付けにもなった。

 発売に当たり酒井は「これからのことはまだ何も決まっていませんが、自分ができることに少しずつ、取り組んでいきたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします」と、復帰を匂わす文章を綴った。かつての所属事務所・サンミュージックは怒り心頭だが、確実に酒井の芸能界復帰ラインは引かれているようだ。しかし、これでいいのか。早期復帰をファンは望んでいるのか。

 著書は、職務質問された夫・高相祐一さん(42)の電話から始まっている。出生から芸能界入り、そして、「夫婦の仲がうまくいかない。自分たちではどうにもできない。そこで何か脱却するキッカケが欲しかった」と薬物を使用。壊れかけた夫婦関係を必死に繋ぎとめようとした結果だったと綴る。「せめて薬物の成分が検出されなければ、タレントとしてのイメージダウンは最小限に抑えられる」と、薬を抜くために長時間風呂に浸かったこと、自身に逮捕状が出てることをニュースで知り、一緒にいた母親に「わたし、もう死んだほうがいいね」と、さらし者になる恐怖で、自殺が頭を過ぎったと綴っている。

 「週刊朝日」(朝日新聞出版)の50時間インタビュー記事で、逮捕直前の奄美大島での薬物使用について最後まで自供しなかった経緯をこう説明している。

「久しぶりに家族と出かけた旅行だった。その間に薬物を使っていたとすれば、息子にとっての楽しい想い出が汚れてしまうと思った。使った自分が何よりも悪いが、なんとか想い出は美しいまま残したい」

 これらすべてに反省の色がない。ドラマの中の悲劇のヒロインを演じている感じがする。「正直に告白している」というファンの声もあるが、オレには疑問だ。『贖罪』の売り上げが2週目、3週目とこの勢いで伸びていくと「復帰」と言う声も聞こえそうだが、ピタリと止まってしまえば復帰そのものが危ぶまれる。かといって、彼女が、福祉の仕事で生計を立てていくと信じている人間もいないだろう。今後の彼女の動きに注目したい。

石川敏男(いしかわ・としお)
昭和21年11月10日生まれ。東京都出身。『ザ・ワイド』(日本テレビ系)の芸能デスク兼芸能リポーターとして活躍、現在は読売テレビ『す・またん』に出演中。 松竹宣伝部、『女性セブン』(小学館)『週刊女性』(主婦と生活社)の芸能記者から芸能レポーターへと転身。
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