[女性誌速攻レビュー]「GINGER」2月号

北海道女はHに積極的!? 「GINGER」の世界規模な「SEX白書」

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「GINGER」(幻冬舎)2011年2月号

 文芸の印象が根強い幻冬舎が発行するファッション誌「GINGER」の2月号。山田詠美、佐藤優、茂木健一郎といった知性派オバ様&オジ様連載陣と、香里奈、山田優、西山茉希といったギラギラしたタレントモデル達が繰り広げるファッションページの組み合わせが、どこかバブル期の懐かしい空気を感じさせてくれるこの独自路線は、2011年も続行する模様。さて、今月の表紙には、「SEX白書」の文字が。誌名通り、スパイシーな世界を見せてくれる?

<トピック>
◎春の流行 これが来る! おしゃれジャーナル
◎運命を変える! GINGERスターオーディション
◎フジテレビ退社直前独占インタビュー 高島彩
◎ココロに効くSEX白書

■「GINGER」が何でもアリのオーディション開催

 ファッション特集「春の流行 これが来る! おしゃれジャーナル」では、春トレンドをニュース番組風に紹介。例えば「”ボトム新党”が発表されました!」という見出しの記事では、「美脚グレーパンツ党」や「キュロット風ショーパン党」の代表として、西山茉希やNanamiが、「ショーパンをオフィス服の定番にしてみせます!」などとマニフェストを発表。更に「オフィス服のモードを守るスーパーヒーロー”OLつなぎ戦隊”が登場!」「トレンドに果敢に挑戦するOLバンド”アーバンスエード”に注目が集まってます!」など、ウィットのレベルが高過ぎて「これは、笑っていいんだよね?」と戸惑いを隠し切れませんでした。

 「GINGER」のファッションページと言えば、モデルの豪華さがウリですが、逆に言うと他人が育てた有名モデルを起用してきたことで、雑誌単体のブランド力は低めということ。しかし遂に今月号で「GINGERスターオーディション」なる新人募集を始めました。これは今後、ファッション誌の定番へ伸し上がっていくためのステップ!……と思いきや、モデル志望者だけでなく、アーティストや俳優志望者、「人を笑わせるのが好き」「GINGERのスポークスマンになりたい」など、要は14歳~35歳であればどんな人が応募してもOKとのこと。編集部の大きな期待感は伝わってくるのですが、読者から見ると「一体、何がしたいのかしら?」という印象は否めません。合格後に関して一切の記載が無いあたりもまた末恐ろしいです。このボ~ンヤリとしたオーディションに、皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか。

■夢見がちな山田優に、一条ゆかりが「現実を叩き込む対談

 今月は、平子理沙、東方神起ユンホ&チャンミン、山田詠美、音月桂など、とにかく有名人のロングインタビューが多い印象です。注目は、来年からフリーとなる高島彩アナのインタビュー6ページ。『めざましテレビ』(フジテレビ系)と、降板後のパリ・ロンドン旅行の話で終始……かと思いきや、インタビューのラストを「恋愛に関しては、”結婚するなら3日会わないと寂しい人より、3カ月会わなくても安心していられる人にしなさい”という言葉を肝に銘じて、最高の選択をしたい! と思っています(笑)」と、唐突に結婚の話で締めくくる彼女。オンナをサブリミナル的に入れてくる高島アナに、女子アナ高感度1位をキープしてきた職人技が垣間見れます。

 しかしピカイチ発言は、山田優の対談連載に登場した漫画家の一条ゆかり先生。「私はすごく子供が欲しいから、結婚はしたい派なんです」という山田優の乙女発言に、「今のご時世は離婚もよくある話」と切り返し、「小学生のころに、シンデレラの続きを考えたんだけど、どの角度から考えてもシンデレラは不幸だと思ったのよね。(略)間違いなくお互いに見た目だけの判断だろうし、(略)周りには王子を狙う女官がわんさかいて、いつ毒殺されるかもわからない。(略)疲れても実家に戻れない」と救いようの無い話を容赦なく山田優に浴びせ続ける一条先生と、それにマジメに対応する懸命な山田優の構図が最高です。

■北海道の女の貞操はユルいらしい

 読み物特集「ココロに効くSEX白書」は、16ページに渡りSEX祭り。記事にある読者アンケートによると、「彼氏以外の男性とSEXしたことがありますか?」の問いに63%がYESと回答、更に「好意や愛情がない相手でもSEXするチャンスがあればする?」との問いには、47%がYESという結果に。一見、お堅そうな「GINGER」読者も、意外とイケイケなご様子です。

 また、「古今東西 なるほどThe性の祭典」という記事では、「回数・満足度ともに世界最下位の日本」を元気にするため、世界のSEX事情を改めて考察。年間回数ランキング(1位ギリシャ、2位ブラジル、3位ロシア・ポーランド)をはじめ、各国のSEXデータがずらり。ちなみにロシア人女性は、5人に2人が「即日OK」だそうで、「プライドが高くガードが堅いようで、ひとたび気を許せばものすごく開放的で明るい。ぬくもり合いたいという動物的な欲求に忠実で、非常に積極的。ロシアの女性は北海道の女性に通じるものがある」んですって! ロシア人以前に、北海道の女が動物的って初めて知りました。

 今月はファッション記事が印象に残らない程に、読み物系記事がモリモリだった「GINGER」。ちなみに次号予告には「大人のモテ春髪大図鑑」の見出しが。以前、連載上でエイミーに怒られ(参考:http://www.cyzowoman.com/2010/08/post_2290.html)、いったんは身を潜めた「モテ」の二文字が復活するのか!? また「GINGER」の方向性がブレてしまわないかと、この非常事態にヒヤヒヤしております。
(林タモツ)

「GINGER」

東方神起のおかげで品薄なんですって。

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