【ヤリマン肯定主義】第7回

もしもヤリマンが「誰も教えてくれなかった飽きない! セックス」を読んだら

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『誰も教えてくれなかった 飽きな
い!セックス』(角川マーケティング)

 最近はセックスのハウツー本も本が増えてきました。その中から、女性でも気軽に手にとれて、ヤリマン活動の参考になったのが、『誰も教えてくれなかった飽きない! セックス』(角川マーケティング)です。

 まず、パラパラとページをめくると「図解。女性のための新! 四十八手」という衝撃的なコーナーが目に飛び込んできます。体位を解説する書籍は多々あれど、これほどユーモアを取り入れた解説は滅多にありません。真っ白な全身タイツに身を包んだ無表情の女性と、真っ黒な全身タイツの男性が「深すぎて痛いときの体位」「男性が疲れているときの体位」「膣の締まりがよくなる体位」「愛を感じる体位」「男が興奮する体位」「ダイエット効果のある体位」とテーマ別に紹介しており、真面目とアホらしさのバランスには、もう笑うしかないでしょう。

 私がこの本を虎の巻にしようと思ったきっかけは、タイトルにある「飽きない」という言葉がポイントでした。ヤリマンにとって、「本命のカノジョができた」と言われるならまだしも、「飽きた」と言われてしまっては、手の施しようがありません。相手を飽きさせない、そして自分自身も飽きないセックスとは、果たしてどのようなものなのでしょうか。

 この本では「誰にも言えない12の悩み」を、「伝えられない」「女の体をわかってない」「男たるものをわかってない」という、三項目に分けて、それぞれの解決策を提案しています。

 「伝えられない」というお悩みをお持ちのかたは、ヤリマン女性の中にも、少なくないかと思います。この本によると「どこをどうすると気持ちいいのか、どうしてほしいか」を伝えるには、同時に相手のしてほしいことも聞くこと。そして、相手が望みどおりにしてくれたら、必ず言葉に出して反応するということもポイントだそう。振り返ってみれば、私は今まで「褒めたりすると、小慣れているオンナだと思われてしまう」という懸念があり、「ありがとう」という言葉を口に出したことがほとんどなかったような気がします。言葉にすることで、お互いに「ほめてのばす」関係を築くべきと再認識しました。

 また、この言葉はヤリマン活動にもアレンジできる! と思ったのが「雑誌で読んだんだけど…」という名言です。本の中では「『どう愛撫されたいか』は客観的目線で伝えて」とのことで紹介されていますが、これはベッドイン前にも使えるのではないでしょうか。「雑誌で読んだんだけど、○○っていうお店、美味しいらしいよ」と、意中の殿方を自宅近くやラブホ街近くに誘導することも可能ですよね。

 次に「女の体をわかっていない」という項目では「濡れない・痛い・イケない」という三大苦に対する打開策が提示されています。

 「濡れない」に関しては「生物的に、男性にとって愛撫というのは”面倒なこと”。それを女性の側から”楽しいこと”に変える『言葉』があります」とのこと。「私そんなに経験がないから…ゆっくり優しくしてくれるとうれしい」などの言葉は、相手のプライドを傷つけずに、愛撫力をあげるワザとのこと。

 「痛い」というお悩みに関しては、我慢することの悪循環が説かれています。時には男性をリードして……と聞くと、ややハードルが高い気もしますが挿入時のハグやキスなどの行為で男性の意識をそらせ、女性のペースに持っていくという提案なら、簡単に取り入れられるテクニックですよね。

 そして、「イケない」女性へのメッセージとして、笑わせられながらも感心させられたのが「股ではなく心を開く」という名言。体のリラックスは、相手への信頼あってこそ初めて得られるものなんですね。股を開くのは、心を開いてからでも遅くはないようです。

 最後に、「飽きない」というテーマの核心についてですが、その部分については「男たるものをわかってない」という項目で語られています。「マンネリを呼ぶ女性の言動チェック」の「家の中ではいつもすっぴん」「ムダ毛の手入れをややサボっている」「自分のニオイに気を使わない」「Hをする日でも下着は実用性重視」「会社の愚痴はほとんど彼に話している」「彼に最近『ありがとう』と言っていない」などを読んで、ギクッとしてしまった女性もいらっしゃるのではないでしょうか。「飽きない」というキーワードの答えは愚痴語り・げんなりボディ・ムダな恥じらいを改めることで、マンネリ防止に効果的とのこと。親しき仲にも礼儀あり、セフレ間にも礼儀あり……ということを再認識させられました。

 そして改めて確認したのが、「男性は視覚で興奮する生き物」ということ。下腹部のプヨプヨや黒ずみは、言うまでもなくマイナスポイント! 私自身も、自分のボディラインが気になって、行為に集中できなかったということが何度もあります。忘年会シーズンで体重増加に拍車がかかってしまう時期ではありますが、ヤリマン活動のためならストレッチでも始めようか、という闘志が沸いてきました。

 日々のヤリマン活動に追われるあまり、基本事項を忘れていた私ですが、男女間の奥の深さを改めて思い出すことが出来る一冊でした。ヤリマンだけでなく、パートナーとの長い関係を望んでいらっしゃるかたにオススメします。

~今月の格言~
飽きられる女はヤリマンにあらず! 心も股も開放しよう!

菊池美佳子(きくち・みかこ)
21歳で処女のままキャバ嬢デビューをするものの、試用期間内に本指名をとれず、東武東上線沿線のキャバクラを転々とする。その後、派遣OLを得て、現在は大人のおもちゃ屋さんのコピーライターとして、ヤリマンの名誉をかけて奮闘中。

『誰も教えてくれなかった 飽きない!セックス』

「もしヤリ」って呼んでね♪

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