今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

長澤まさみがヘッドロックをかますゆうちょCMで失われるもの

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長澤の姿に懐かしさすら感じます

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎脚本家募集
 「ねぇ、ボーナスどうするの?」「全部?」「なんで全部なの?」「なぁんでーッ?!」と人の給料の使い道をしつこく聞き、あげく不機嫌そうに人前でヘッドロックしてくるカノジョ。それがたとえ長澤まさみでも、ちょっとカンベンである。ゆうちょのCMだから「貯金がベスト」というシチュエーションを描きたかったのは分かるが、もうちょっと共感を得られる設定にできないものか。他にも、「いつでもATMで金をおろせる」ということを「人目を盗んで仕事をさぼり、金をおろしに来た鶴瓶」で表現したこともあったし。郵便貯金をアピールするたびに、もっと大事な何かが失われていく。ドラマ一個分作れそうな豪華な出演者使って、今度はどんなガッカリシチュエーションが描かれるのか、逆にある意味今後が楽しみなシリーズCMである。

◎その眼力はダテでじゃない
 各局またいでのしつこい「スペース番宣バトルシップ・ヤマト」も、やっと『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)キムタク出演をもって終了したようだ。やれやれ。一連の番宣劇を通じて、一番ふるってたのは、『帰れま10』(テレビ朝日系)に出演した黒木メイサの「心がほっこりする映画です」という紹介コメント。皆が必要以上に「キムタク主演ヤマト」に気を使う中、そんな空気には微塵も付き合わず。まだ若いのに、どてらいヤツだ。

◎どうしてこうなった
 皆さんご存知でしたか。自分探しの旅に出ていた中田ヒデが、今度はその旅先を世界から日本に変更したそうですよ。日本の良さを改めて感じたそうで「何か、難しいモンだと思ってる人に、見直して欲しいなと思って」とか言って、今度は日本の伝統工芸を盛り上げるプロジェクトを立ち上げたそうな。現代アートとコラボなんつって、とんでもなく使いづらそうな、太陽の塔みたいな土鍋とか紹介してた。本当に、「いかにも田舎モンが考えた最先端」なセンスは相変わらず。そんなことより、旅先の映像で、民家で出されたおにぎりグズグズ箸で食ってるとこ見たぞ。こんなヤツに日本の伝統工芸託して大丈夫か。

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今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。

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