[女性誌速攻レビュー]「an・an」12月22日号

秘技は神頼みか寝技か!? 夢見る「an・an」読者の”かなわぬ恋”像とは?

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「an・an」(マガジンハウス)12月
22日号

 今週の「an・an」の表紙を見て、すぐに誰か分かった方はかなりの芸能通。成宮寛貴にしては眉毛が太いよなぁ、でもまったくの新人が表紙に登場なんてないし、という逡巡の正解は、韓流アイドルグループBIGBANGメンバーでした。眉尻に二本ラインが入って、切れ長の目が特徴的なT.O.P。無知なもので今回初めて知ったわけですが、嵐ファンを公言していた浅田真央ちゃんでさえ最近はBIGBANGがお気に入りだそうですので、次のアイドルは彼らなのかもしれませんね~。では、トピックスから。

<トピックス>
◎甘くほろ苦い、かなわぬ恋の症例集
◎男もしてます、かなわぬ恋
◎大人女子のための東京ディズニーランド

■「an・an」的、かなわぬ恋の姿とは?

 今号の特集「かなわぬ恋」は、片思い、三角関係、不倫、セカンドなどツライ恋の体験談や打開策、忘れ方などを指南する内容となっています。読者の成功談による「ムリめの恋のかなえ方を大公開。私はこうして成功しました!」企画では、成就への秘技が25コ紹介されています。例えば、彼の近所に引越して物理的に近づく、告白1,000本ノックで「好き」の呪文の暗示にかけるなどなど、根性のある秘技のオンパレード。ゲイの大親友を好きになってしまい、”人間愛”によって恋人にしたという、何が秘技なのか分からないケース、SNSで知り合った外国の彼を「ミラクルを信じて」付き合った、復縁が「神頼み」でかなった、なんてトンデモ秘技もまぎれています。「彼の行くコンビニ、飲み屋、服のブランド、音楽の趣味までストーカー的なリサーチ力で調査し、完璧に話が合うように同期」してモノにしたという女性は特にですが、その執念や情熱といった恋エネルギーを社会的方向に! と思ってしまうほど恋愛脳大爆発の企画でした。「an・an」風にポップにかわいく仕立ててはいますが、やっていることは結構恐いです。

■男のポエミーな告白が……

 「甘酸っぱすぎ、恥ずかしすぎ… 恋する男はポエマー」ページに注目です。企画名通り、男性が恋したときに放った恥ずかしいセリフが紹介されています。「俺、見た目以上に甘えん坊だし、寂しがりやだよ」(22歳)「2年間片思いしていた女のコに、酔った勢いで『好き好き好き好き好き好き好き…』と画面いっぱいに連呼したメールを送信」(29歳)「それとなく『好きです』みたいなメールを送ってみたら『何これ?』って返ってきたので、つい『新曲の歌詞だよ!』とごまかしてしまった」(19歳)。どれも回答した男性がみな10~20代と若いせいもあるんでしょうが、非常にドリーミーでキャッな内容が満載。酔った勢いで思いの丈をメールしちゃう、なんて男性もいましたが、そんな輩は断崖絶壁で「ファイトー! 一発!」と絶叫するケイン・コスギの男気を見習ってもらいたい。送って満足、なメールは自慰行為と変わりませんよ~。ちなみに、ページ内で使用されている数々のイケメン写真はそのセリフを言った方ではなく、イメージ写真だそうです。こんなイケメンがこんなベタで恥ずかしいことを言ってるのか……なんてニヤニヤしながら読むと楽しいのに!

■男はヤリたいだけです

 引き続き、男性側のお話です。男子50人のアンケート結果をもとに、「男のかなわぬ恋事情」を分析しています。経験したかなわぬ恋のスタイルは、相手が彼氏持ち、片思い、遠距離がベスト3。かなわぬ恋を引きずる期間は、3年未満、2年未満、1年未満の順。「引きずり率80%越え!ほとんどの男子が1年は吹っ切れない」と書かれているとおり、彼らは女以上に女々しいようです。だからこそ、上記のロマンス過剰な告白もしてしまうのですね。しかし、恋を引きずっている理由を知ると、そんな悠長なことは言っていられませんでした。「引きずっているのは心ではなくカラダです。恋人になれなくても一度関係を結べた場合は忘れることが多い。10年越しのケースもその機会をずっと待ち続けていたのでは?」(医師・志摩純一氏)とのこと。一度もセックスできなかったことが、かなわぬ恋として大切に保存されてしまうのですね。

「an・an」恋愛企画でお馴染みになった中野裕太が風間トオルらと恋愛を語っているページにも注目。ぺヤングソース焼きそばみたいな被りモノでお茶目なポーズをしているなぁ、天才の考えることは分からんなぁ、と思ったら焼きそばじゃなくて自毛だった! 面白ヘアスタイルなのでご覧ください。

 セックス特集で女の性欲を啓蒙したかと思いきや、今回の恋愛特集では女の性欲に一切目をつむるという姿勢にとまどいましたが、それもこれも、後半を占めている東京ディズニーランド特集のせいでしょうか? 恋愛はファンタジー、性欲はリアル。ファンタジーの国にはリアルはあってはいけませんから。とはいえ、やはり秘技のひとつに「彼のツボを押さえた完璧な寝技」なんていう項目が欲しかった、と思いながら今号も終了です。
(二宮まい)

『an・an (アン・アン) 2010年 12/8号』

快感好きねぇー

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