[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育てコラム

ココがとうとう1歳に! しかもその翌日には歩いた!?

2010/11/29 19:00
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(C)倉田真由美

 11月16日は娘ココの誕生日です。というわけで、ココは1歳になってしまいました! 0歳児じゃなくなったのはなんとなく寂しいけど、1歳になっても相変わらずハイハイでバブバブしか言えないので、これと言って変化は何もないんですよ。誕生日だからと言って、ケーキも食べないし、プレゼントをあげても何も分からないので、妻くらたまと3人でホテルに行き、夕飯食べました。それにしてもココが産まれて1年は早かった! 毎年年末になると「今年も早かった」と思いますが、今年はその3倍ほど早い! 今年は ココだけでなく、会社の倒産とか離婚裁判とか修羅場の連続だったからな。

 誕生日の翌日、近所の児童館にココを連れて行ったんですよ。ここは、渋谷の児童会館に比べると規模は小さいんですが、赤ん坊が遊ぶにはちょうどいいくらいの広さだし、おもちゃも山ほどあるんですよ。ココもオモチャがうれしいのか、ハイハイしながら壁伝いにヨチヨチ歩いたと思ったら、手を離して2、3歩歩いたんですよ! ついにココが歩いた! オレと妻は思わず「おぉ~、歩いた!」と驚愕でしたが、それも一瞬で終了! たった3歩ですからね。それでも「歩いた」って相当成長してるんじゃないか? 1歳1日で3歩も歩いた! 普通の子どもより歩くの早いんじゃないか? と周りの人に聞いてみる、と「普通でしょ」だと! というか、「たった3歩でしょ? それ、歩いたって言えないから!」とも言われてしまいました。それでもココが歩いたってことに変わりないわけで、オレは11月17日がココが歩いた日と手帳に書きましたよ! 

 しかし、ここに「リアルなリカちゃん人形」みたいな人形があるんですが、ココはこれ見るだけで泣いてしまうんですよ。人形がマジで怖いみたいですね。かなりウケるので、オレがしつこくココに「チラッ」と見せるだけで号泣。妻は「いい加減にしないとトラウマになるよ!」と怒鳴るのでやめましたけどね。

 そういえば、初めてこの児童館に行った時、壁にお母さんたちが書いた赤ん坊の似顔絵が飾ってあったんです。オレはそれを見て、妻に「あんたも漫画家なんだし、ココの顔を描いてみたら?」と言っていたら、スタッフの人に聞こえたみたいで、「ぜひ! ココちゃんの似顔絵書いてくださいね。壁に追加して貼りますので」と言ってもらいました。妻がササッとココを画用紙に書いて、それをスタッフの人が壁に貼ってくれたんですが、どうみても他のお母さんたちが書いた似顔絵の方がうまいように見えるんですよ!

 「あんたさあ、一応プロの漫画家なんだから、どうにかならんのか? 隣の絵の方がリアルでうまくない? 負けてるっつーの!」と言うと、妻は「だってココってまだ頭ハゲてるし、どうしようもないじゃん!」と反撃。「そうしたら、もっと漫画みたいに書けば良かったじゃん。吹き出しで『バブー』とかセリフも入れれば漫画家っぽくない? もっと一般の人と差別化しないと!」と言うと、「ココはこれでいいの!」と逆ギレ。ま、本人がそれでいいのであれば、いっか。

 それにしてもココは児童館が気に入ってるみたいで、入り口入った瞬間から高速ハイハイでおもちゃとか滑り台で遊びまくってます。オレは平日は仕事なので、ほぼ毎日妻が連れて行ってるみたいなんですけどね。ちなみにこの児童館の赤ん坊のスペースは2歳までらしく、まだあと1年はここに通えるので、これからも遊びに行きますよ!

最終更新:2011/01/17 02:05
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