"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第44回】

織田裕二がひた隠しにする、「25ans」編集者の妻と謎のマンション

2010/09/14 21:00
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「女性自身」9月28日号(光文社)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第44回(9/9~9/14発売号より)

 民主党の代表選は菅直人の圧勝だった。小沢一郎になればと切望していた私は本当に悔しい。菅を圧倒的に支持した民主党員・サポーターたちはアホか。株や円がこれだけボロボロでも何もしなかった菅に、今後が期待できるのか? 首相になった途端、市民感覚をかなぐり捨て官僚に擦り寄っていった菅に何ができるのか?
 
 政治・経済とも危機的状況な日本だからこそ、命を懸けると明言した豪腕小沢に一度は託すべきではなかったのか。それが”今”ではなかったのか。官僚とマスコミが一体になった小沢へのネガティブキャンペーン。それに感化され騙され続けている日本人。世論調査という名の操作されたポピュリズム。これから日本はどうなっていくのだろう。貧富の差は? 子どもたちの今後は? 老後は? 暗い。 

1位「織田裕二『早く孫を……』74歳実母が明かした”チェ・ジウ似”嫁への願い」(「女性自身」9月28日号)
2位「織田裕二 一目ボレさせた新妻の”美”素顔」(「週刊女性」9月28・10月5日合併号)
3位「青木愛議員寝室サポーターも……小沢一郎前幹事長へ『公私を捧げた』愛の10年間!」(「女性自身」9月28日号)

 またまた織田裕二ネタで本当に申し訳ない、恐縮です。新妻の”正体”ネタは飽きたかもしれないけど、このくらいしかないんだもの。徐々に明らかになる新妻のプロフィール。驚いたことに織田の妻は出版関係者でもあったのだ。灯台下暗し、ってやつですね。

 「週女」によれば、織田夫人は学生時代からモデルをやった後、ファッション誌「25ans」(アシェット婦人画報社)の編集者を務めていたのだという。彼女が織田と付き合っていたことを知る職場関係者は皆無だったようで、退職後にびっくり仰天!(織田が付き合う女性にも徹底した秘密主義を命じていたことが具体的に明らかになり、嫌な気分になった)

 さらに彼女が韓国女優”チェ・ジウ”似の美人で、かつて自身のブログで公開していた顔写真も掲載するなど、なかなかの成果を挙げている。

 一方、先週号でサンフランシスコまで織田夫妻を追っかけた「自身」は、今週号も織田ネタを引き続き追っている。その一部は「週女」と重複したものだ。新妻が「チェ・ジウ似」だという関係者コメント、そしてブログ写真も掲載していること――。だが「自身」はそこまで「週女」と同じ情報を記事にしながら、”「25ans」情報”を掲載していない。キャッチできなかったということだ。にもかかわらず、「自身」を1位にしたのは、織田の母を独占直撃し、コメントを引き出したからだ。

 織田は両親にも秘密主義を強要していた。だから、これまでマスコミが両親に取材にいっても、沈黙を守ってきた。息子の言いつけ通り。だが織田の母は沈黙を守ることに心苦しくなっていったのだろう。記者の質問に立ち止まり、「何度も何度も足を運んでもらい、本当に恐縮していたんです。でもお話しちゃいけなかったから」と心のうちを語ったのだ。さらに

「(嫁は)ステキな人ですよ」
(お孫さんの顔が見たいのでは?)「はい、そうですね」

 と丁寧に答えてくれたらしい。人として当然の感情を持つ、こんな良いお母さんに沈黙を強いる織田が憎い。嫁にも結婚前から秘密主義を徹底させる織田の心根が憎い。憎いから、ある情報を書いておこう。

 「自身」先週号で、「織田嫁の両親が滞在する港区マンション」に直撃し、無視されたことが記されていた。だがこのマンションにいるのは嫁の両親ではない。織田に由来のある”別の人物”だということを。
 
 民主党・青木愛議員をめぐる「週刊新潮」(新潮社)と「週刊文春」(文藝春秋)のダブル不倫報道にはびっくりした。青木議員が不倫をしていたことに、ではない。「まあ、青木議員ならそのくらいやってるだろうな」とは思っていたから。 

 問題はこの記事のタイミングだ。民主党代表選直前、なんとエグイ記事なのだろう。「新潮」が青木愛と小沢一郎の政策秘書とのホテルお泊り密会で、「文春」は小沢一郎本人との怪しい手つなぎ映像である。

 菅直人支持派からの情報だというのはミエミエで、実際にその後それを裏付ける情報も多々出てきている。このスキャンダルが功を奏したのか、小沢は代表選で敗北した。悔しい!!

 青木議員ごときで、日本の今後が左右されたとは思わないが、小沢敗北の一因にはなったかもしれない。そんな青木議員を寵愛していた小沢一郎も自業自得と言えばそうだけど。そんな青木議員のこれまでのプロフィール、軌跡を追ったのが「自身」の記事だ。とはいえ、青木議員がこれまで何をやってきたか、どうして政治家になったのかなんてどうでもいいし、興味もない。これまで散々書かれて来たことだしね。だが掲載されている青木議員”タレント時代のロングヘア”の写真を見て思い出した。昔、彼女と一緒に遊んだことがあることを……。

 大学時代「X JAPAN」のTOSHIとカラオケに行ったことを以前の本欄で記した。その時、確かにTOSHIと一緒に”歌手志望の彼女”という女性が同席していた。それが青木議員だったのだ。2人の関係は一部で報道されたこともあったが、青木議員のショートヘアと印象が当時とあまりに違うので、今まで忘れてた。どーでもいい話だったし。

 でも今は違う。どーでもよくないのだ。あの時、私が青木ともっと親しくなり、TOSHIと結婚するように仕向けていれば――現在の日本の政治とついでに音楽シーンも少しは変わっていたかもしれない。タイムトリップしたい。本気で。

『織田裕二 in 「T.R.Y.」』

マンションに誰が住んでいるかはナイショだそうです

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最終更新:2010/11/08 17:19
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