[連載]鹿砦社・松岡社長の「暴露の花園♪」第5回

宝塚歌劇団が緊急記者会見! ”すみれコード”を破った怨念は今なお続く

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「通知がついた日に、記者会見って
せっかちだよね」

――『ジャニーズおっかけマップ』『タカラヅカおっかけマップ』や、”松田聖子の愛人ジェフ”による『壊れた愛』など、芸能人の研究本・暴露本など問題作を次々と刊行してきた、鹿砦社・松岡利康社長。”言論の自由”を守るために闘ってきた、社長の壮絶出版人生に迫っちゃうぞ~!

【宝塚歌劇団編】

 鹿砦社が、長きに渡ってジャニーズ事務所と法廷で喧嘩をしてきたのは前回までにお伝えした通り。ところが、とどまることを知らない暴れん坊おじさまこと、鹿砦社社長の松岡利康さんは、なんと、女の園・宝塚歌劇団ともかつて一騒動起こしていたのです。

「東のジャニーズ、西の宝塚、ってね♪ 鹿砦社は本社が兵庫県西宮にあるからさ。宝塚は地元のことだし、やっぱりウチがやっとかな、って思って、宝塚本を作り始めたの。最初はネタ持ち込みだったんだけど、このまま宝塚を鹿砦社の柱コンテンツにしていこうと、宝塚の暴露本は頻繁に出したよ」

 記念すべき鹿砦社宝塚本1冊目は、『タカラヅカ秘密の花園 ~大階段の裏のウラ側』。その後、『宝塚スキャンダル』、『タカラヅカ 汚れた花園 欲望と虚飾に弄ばれた乙女たち』と順調に世に送り出し、5冊目の『タカラヅカおっかけマップ』でついに訴訟に発展します。タイトルだけを見ると、”大階段の裏のウラ側”だの、”汚れた花園”だの、充分過激な印象……。これらはスルーされていたのに『タカラヅカおっかけマップ』で急に裁判沙汰になったのはなぜ?

「タカラジェンヌの住所情報(自宅写真、簡単な手描き地図、町名まで)が載ってるからね。とは言っても、ジェンヌはみんな劇場の近くに住んでるから、ファンなら誰でも知ってることなんだけど(笑)。あと、本名と愛称と、生年月日を載せたことにも怒ってたなぁ~。ジェンヌはみんな30歳過ぎてるオバサンだから、生年は明かしてほしくなかったみたい(笑)。でもこれ人気あるんだよ~♪ 実売で2万部くらいは売れたし」

 本の内容に怒った宝塚側が、鹿砦社宛てに普通郵便で警告書を郵送。しかし、普通郵便だから大したことはないと思い、松岡のおじさまがそれを無視したところ、宝塚側が出版差し止めを申し立て、その日の午後には「鹿砦社と裁判します!」と記者会見を開いたのだとか。

「裁判では、当時の男役三番手の和央ようかと、娘役トップの花總まりが出廷してきたよ! でも結局、このあと宝塚側が和解を求めてきて、あっさり解決しちゃったんだよね。裁判長も今は山口県のとある都市で市長をやっておられる人で、裁判長にしては珍しくいい人だったしね。まあ正直ウチとしても、ホームグランドの兵庫で大暴れしたくもないし、よかったんだけどね(笑)」

 泥仕合に発展してしまったジャニーズ裁判と違い、意外にもスンナリとまとまった宝塚裁判。円満に解決したように思えるけれど、「ウチから出してる宝塚本、宝塚ショップ(鹿砦社の本にも登場する宝塚御用達の店)では本を置いてくれてるのに、ブックファーストなどいまだに阪急系の書店には鹿砦社の本は置いてもらえないの……。宝塚は阪急の直轄組織だから」と松岡さんはションボリ。裁判から10年以上がたった今もなお、ネチネチと地味に根に持っているなんて……、”女の園”ってコワ~い、なんてね。
(朝井麻由美)

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