[女性誌速攻レビュー]「日経ヘルス プルミエ」9月号

エッチビデオで女性ホルモン増加!? 珍説登場「日経ヘルス プルミエ」

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「日経ヘルスプルミエ」9月号(日経
BP社)

 女性ホルモンが減少する「メノポ(更年期)」に特化した美容と健康情報を伝えている「日経ヘルス プルミエ」。今月号の特集は、そのものズバリ「女性ホルモン」。表紙や特集のタイトルページには、「全身のホルモンを味方につけて、いつまでも輝く!」「美しい40代50代の秘訣!」「私たちの守護神、女性ホルモンの力を高める」といった文字が踊り、いつになく煽り文句に力が入っているように感じます。気合い十分。さてどんな内容になっているのでしょうか。

<トピックス>
◎総力特集 女性ホルモンの力を高める
◎スペシャル ヨーグルトで腸からホルモン力をアップ
◎シリーズ 乳がんから命を守るvol.1 日本乳癌学会学術総会からのニュース

■若いころは吠えていた桃井かおり姐さん

 特集に入る前に、表紙に登場した桃井かおりのインタビューに触れておきましょう。桃井サンは、現在ロサンゼルスに居を構え、東京と往復する生活を送っているそうです。ガーデニングやホームパーティを楽しみ、運転免許も取得し、穏やかな生活を送っているようです。でも、そんな隠居話で終わる姐さんじゃあございやせん。過去を振り返ってこんな告白をされています。

「若いころ、恋愛は”事件”だったの。いつも”やばい”順に探すチャレンジャーで、付き合った人は、みんな劇的だった(笑)。仕事のときも屋上でビールを飲みながらオオカミみたいに吠えては、『誰かがどこか遠くで私を憎んでいる』というエネルギーみたいなものに支えられて生きていたところがあった」

 ヒュー、カ~ッコイイ~。世間の考える”桃井かおり像”をまったく裏切らない桃井かおり! まんま清水ミチコに真似してほしいくらいです。というか、すでに脳内では清水ミチコの声で聞こえてきましたよ。今は50代にして運命の恋に出会い、「魂が浄化されてる感じ」なんだそう。それもまたカッコイイですね。何から何まで”ザ・桃井かおり”な桃井かおり。きっとこの人は死ぬまで桃井かおりなんでしょうね。

■ムラムラ高畑淳子のホルモンインタビューがすごい!

 さて、いよいよ「女性ホルモン」特集に入ります。タイトルページには40代後半~50代後半の「美しい読者モデル」が5人どーんと登場。この時点ですでに「今月のプルミエはなんか違うな」という感じがしました。だって、いつもはモデルの無味乾燥なイメージカットが多いんだもん。内容も、ここ数号は薄くて間延びしていた感があったのですが、今月号は読むところが多くて充実。大豆イソフラボンやヨガといったスタンダードな記事もあるんですが、「夏の湯たんぽ」やスキンケアを一時的に休む「週末肌断食」など毛色の変わった記事もあります。また、「閉経後の性生活」といった一歩踏み込んだ記事も見られます。今月号は、かなり気合いが入ってますね。

 特におもしろかったのは、高畑淳子インタビュー。高畑節が炸裂してます。なんでも49歳で生理不順になり婦人科に行ったところ、医者に「エストロゲン(女性ホルモン)がなくなったんですよ」と邪険に言われ、カッチーン! 

「『ようし、自力で直してやるぞ!』と思って、エッチビデオを見まくって、ホルモン増やしました(笑)」

 ええっ、そういう話っ!? レンタル屋で「温泉マークののれん」をくぐって、シャッと行ってシャッと借りてきたらしいです。それで2年間は持ったそうです。まさか。それでもやはり年齢には勝てず、「実感としては、今、私の女性ホルモンは、限りなくゼロに近い」とのこと。実感で分かるもんなんですかね!? そしてついにはこんな衝撃告白も。

「実は、若いときの私は、ホルモン異常じゃないかしらというくらい常にムラムラしていました(笑)」

 いわくムラムラ家系なのだそうです。どんな家系だよ。不思議なのは、掲載されているポートレイト。花粉症みたいにウルウル涙目なんです。それも女性ホルモン減少の影響? と思ったら、端っこに「『うれし泣き』の顔が見たい。そうリクエストした、カメラマンに驚きつつも、見せてくれた女優の涙……」という説明書きがありました。はぁ? なぜにうれし泣きの顔が見たい? 高畑本人からカメラマンまで、いろいろとツッコミどころが豊富です。今後、彼女の影響でエッチビデオを借りまくる「プルミエ」読者が増えるといいですね。よかないか。

 というわけで、今月号はやたら充実していた「日経ヘルス プルミエ」。ずいぶん変わったな……と思ったら、6月いっぱいをもって編集長が交代になったと「from editors」のコーナーに書かれていました。今月号はちょうど切り替わりの号なので、指揮をとったのが旧編集長か新編集長か定かではありません。次号は本格的に新編集長の手腕が試されることになるでしょう。楽しみです。
(亀井百合子)

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