[連載]ハリウッド版「あの人は今!?」

リメーク待望論も! 動き始めた『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドク

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まだまだ現役です!

――夢中になった映画やドラマに出演していた、あの人。パタっと見なくなったけど、やっぱり気になる~!! そんなアナタのために、サイゾーウーマンの海外特派員・JULIEが、噂のあの人の仕事からプライベートまで、現地で情報をかき集めてきました!

■今回のターゲット
クリストファー・ロイド(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのドク役など)

 好奇心旺盛な高校生と、タイムマシーンを開発した風変わりな天才科学者が繰り広げる、奇想天外なSF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ。全米はじめ世界中で社会現象を巻き起こした本作で、ハイパーな科学者・エメット・ブラウン博士(通称ドク)を演じていたのがクリストファー・ロイドです。ダイナミックな演技で観客を魅了したクリストファーは、アメリカではすでに国民的TVコメディー『TAXI』(1978~1983)で大ブレイクしていました。『TAXI』には1話だけ出演する予定が、天然で面白いと大反響を呼び、即レギュラーに昇格。ボケさせたら右に出る役者はいないと言われるようになり、同作品でエミー賞を2回も獲得しています。

 完結編『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』が公開された翌年、お化けファミリーの日常を描いた名作コメディー『アダムス・ファミリー』のフェスター・アダムス役をオファーされたロイドは、「フェスターは大好きなキャラクター。でも顔が痩せている自分が演じるのは絶対にムリ」と最初は断ったのだとか。

 「どうしてもというのなら、特殊メイクをして顔と頭を真ん丸にしてくれ」と提言したロイドですが、プロデューサーは「フェスターの表情は君にしか出来ない。特殊メイクをしたら、その良さが100%発揮できない」と粘り、最終的に化粧だけで出演することを了承。ロイドは抜群の演技力でフェスターに新しい息を吹き込み、映画を成功へと導いたのでした。

 このように喜劇俳優として名高いロイドですが、本人は「子どもたちが楽しめるキャラクターを演じてきたからだろう」と冷静に分析。一番人気のドクを主人公とした『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のスピンオフ映画の話を何度も持ちかけられたそうですが、90年代後半からロイドは「(コメディーではなく)ドラマに出演したい」と切望するようになります。

 7人兄弟の末っ子であり寄宿舎学校に通っていたロイドは、実はかなりシャイな性格。映画に出演する前、契約書に「トーク番組やバラエティーでのプロモーション活動は絶対にしない」と一筆書かせる程なのです。趣味も、一昔前は自転車で欧米横断、今はハイキングとフライ・フィッシング、と基本的に自分一人で出来るものばかり。

 そんな彼なので「何も用がないのに、プロデューサーや監督にフレンドリーな電話をかけて営業することなんて、自分には出来ない」と積極的に自分を売ることはせず、演じたいと思うような「ドラマの」役がオファーされるのをじっと待ち続けるそう。オファーが来ても「まず脚本を読んでオーディションを受ける。即決することはしない」と、かなりの慎重派。

 ここ10年間はTVドラマ・映画や舞台を中心に「本当にやりたい役」を演じてきたロイド。声優としても活躍しており、その姿を見ることは少なくなりましたが、99年にはマイケル・J・フォックス主演のTVコメディ『スピン・シティ』に特別出演、04年には出世ドラマ『TAXI』で共演したトニー・ダンザ司会のトーク番組『The Tony Danza Show』に登場。トーク番組にゲストとして出演するのは初であり、ファンを大喜びさせました。

 07年にはIT技術者向けカンファレンス「Teck-Ed 2007」のオープニングで、久しぶりのドク役として登場。マイクロソフト社の重役に「実現できもしない将来のビジョンを語り続けるのは、もうやめろっ!」と説教し、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に大きな影響を受けてきた技術者たちを沸かせました。ケーブルテレビのCMにもドク役で登場し、何一つ変わらぬドクの姿に「CGだろう」と囁かれたことも。

 08年11月、ロイドは山火事により大自然に囲まれた高級住宅街モンテシトの豪邸を焼失するという悲劇に見舞われました。1,100万ドル(約10億円)の自宅を失っても、取り乱すことなく悲しみに暮れながらも現実を受け止めていたロイドの姿はニュースを通して全米に流れ、自然の驚異をヒシヒシと伝えました。

 この災害が転機となり、ロイドは「自分の知っていることを、もっと沢山の人に伝えるべきなのかもしれない」と、積極的に新聞や雑誌インタビューを受けるようになります。今年に入ってからは、8本の映画に出演することを発表。71歳とは思えないほど精力的に活動しており、大きな注目を集めています。 

 80年代の名作映画をリメイクする風潮が強まっている今、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』映画公開25周年を記念してリメイクを切望する声が多く上がっています。ロイドなら 不可能を可能に変える力があると期待する声も多く、今後の彼の言動から目が離せそうにありません!

JULIE
海外生活20年以上の、海外芸能ジャーナリスト。 ゴシップサイトやタブロイド紙を毎日巡回中。ルーペ・ヴェレスからレディー・ガガまでイケる雑食系。世界各地から情報を取り寄せ、粘着質的にリサーチするのが大好物。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー 20th アニバーサリーBOX」

リメークしなくでほしいという声もあり。

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