[TVツッコミ道場]

ますだおかだ岡田圭右、スベリ芸人ではなく、実は「癒し芸人」? 

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『無欲 岡田がおかだである理由。』
(あさ出版)

「映画『ハナミズキ』とかけまして、岡田さんのギャグと解きます。そのこころは、『どちらも感動して泣けます』」

 これは、新垣結衣が映画『ハナミズキ』の宣伝の際に披露した、なぞかけ。これが日本テレビ系『PON!』(7月9日放送分)で放送されたのだが、司会のますだおかだ岡田圭右は、「僕のギャグの場合、みんな寒くて困って泣くの。泣く意味が違うの」と自虐ネタで返していたけれど……。

 今回ツッコませていただくのは、ますだおかだの通称「寒いほう」岡田圭右の活躍ぶり。

 冒頭のようにアイドル女優にイジられるまでに、近年は「スベリ芸人」の地位をしっかり確立している岡田だが、忘れてはいけないのは、M-1グランプリ2代目チャンピオンであり、漫才は正統派で実力もあるということ。

 これも、元サラリーマンで、佐々木蔵之介の同僚でもあった増田英彦が「頭脳担当」で、ネタを作っているからだろうと思う人が多いだろうが……。

 実態は、さまぁ~ずの『お笑いさぁ~ん』(日本テレビ系、6月28日放送分)にますだおかだが登場した回、客席からの「ネタは当然増田さんが作っていると思いますが、その間岡田さんは何をしていますか」という質問で、明らかになった。

「基本的には、ネタができるのを佇んで待ってます」(岡田)

「実は勉強は岡田のほうができますよ。いろいろ勉強してて広く知っているから、ネタを作ってるときにも例えが出てこないときは、岡田に。ウィキペディアみたい(笑)」(増田)

 大方の予想通り、増田がネタを作っているわけだが、一応役には立っている。しかも、近年の漫才・コントには、きっちりしたネタに「岡田のスベリギャグ」という特質も盛り込まれ、新たな展開をしているように見える。

 それにしても、番組冒頭でさまぁ~ずが「久しぶり!」とうれしそうに声をかけるほど、仲良しの雰囲気が印象的だったが、実は岡田は6月に放送された『 』(TOKYO MX)にも単独で登場していた。

「私、岡田の事をわざわざ知ってくださる男たち!」という妙な企画に、ウッチャン&さまぁ~ずの3人は、ただただ笑うばかり。

「私、岡田を知る為の10 のコト」として「英検2級」や「犬を3匹飼っている」などを挙げているのに、M-1優勝経験は10大事項に入っていない。謙虚なのか、ヌケてるだけか。

 しかも、最近押している「……could you tell me?」という、小さな声で発音だけにこだわったインチキ英語ギャグには、「クネクネして気持ち悪い」と、またも一同大ウケ。

 企画自体はことごとくグダグダだったにもかかわらず、ウッチャンには「嫁さんが前からファンなんですよ」と、さまぁ~ずにも「岡田のファン多いよね」と言われ、「慰めのエンディングやめてもらえます?」と言いつつも、爆笑のまま番組が終了した。

 実は現在のスベリキャラは、増田と「松竹芸人のお偉いさん」で考え、そこに岡田がのっかったものと言われている。つまり、キャラすらも「頭脳派・増田」の作ったものという可能性が大きいわけだが、ちっともあざとくないのは、岡田の人柄があってこそ。

 増田の考えたネタ原稿の打ち間違いも「伏線?」と思いこみ、「なんでやねん」というツッコミを、そのまま忠実に「なんでやぬん!」と読むというほど真面目な岡田。「寒いギャグ」とされつつも、みんながあったかい気持ちになってしまうのは、犬のような忠誠心と真面目さ・優しさに、人が癒されてしまうからか。実は「寒い芸人」ではなく、「癒し芸人」という新たなジャンルを作っていってるのか……。後に続く芸人がいなそうな気もするが、岡田の”癒し芸”に磨きをかけてもらいたい。
(田幸和歌子)

『無欲 岡田がおかだである理由。 (単行本(ソフトカバー))』

10のこと、ひとつめは「実家は文房具屋だった」

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