[女性誌速攻レビュー]「an・an」6月16日号

「an・an」で矢沢が憂う! 「20代の4人に1人が童貞だって、ヤバいですよねぇ」

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「an・an」(マガジンハウス)6月16日号

 今週も「an・an」の時間がやってきました。表紙の堀北真希の気力ない表情に、雑誌を手にすることすらためらわれますが、今号も見届けていきますよ。先週は、「an・anレビューはもう潮時かも……」なんて弱気なことを書きましたが、ミラクルを信じて読んでみます。

<トピックス>
◎新しい「節約ライフ」を始めよう!
◎「女子に愛される美女」大研究
◎おしゃれ女子はハンドメイド上手。

矢沢が日本男子の性欲を憂う

 特集をすっとばして、インタビュー連載「Who’s hot?」に注目。矢沢永吉が登場です。笑ったり歌ってる永ちゃんの顔は見慣れてますが、扉の写真を見てビックリ。永ちゃんってもうおじいちゃんなのね……。真顔だからホウレイ線がくっきりで、おでこにもシワが。「矢沢60歳で、やっと大人になれた気がします」って、もう60歳なんですね。そんな還暦ロッカーは、「読者にとっては『あのCMのおじさんでしょ』って感覚じゃない? 何をしゃべればいいのかと…」と恐縮モード。しかし、ちょっとノセられたらご覧のとおり。

「この間聞いたんですが、今の若い男って、車も欲しくない、彼女も面倒くさいからいなくてもいい、で、パソコンがあればいいって思ってるって、ホントですか?」
「あと、20代の男性の4人に1人が童貞だって、この間テレビで見たんですよ。ヤバいですよねぇ」
「草食人間、ちょっとマズいよねぇ」

 憂いてます。矢沢が日本男子を憂いていますよ。「あれだろ、最近のやつらは草食っていうんだろ」的な、ちょろっと見聞きした情報を元に説教を始める面倒くさいオッサン感もありますが、そこは矢沢。解釈が違う。

「今の時代、”ありすぎてプアー”みたいなところがあるんじゃない?」

 何を言っているのか本当に分からず、しばし考えてしまいました。”プアー”って、一服してる擬音? 曰く、「物や情報がありすぎるから、一つ一つの価値がなくなってる」とのこと。はじめからそう言えばいいのに……。永ちゃんが心配のあまり訳わかんない事を口走らないようにも、童貞男子諸君、頑張って肉食になってください。

美人の悩みはやっぱり浅い

 続いて第二特集「『女子に愛される美女』大研究。」。「今、女性に支持されるのは自分のスタイルを持った美しい女性」って謳ってますけど、90年代から同じこと言ってませんでしたっけ? そして、スタイルのある(笑)美人が5タイプ登場。オトコマエ美人(代表:北川景子)、ほっこり美人(貫地谷しほり)、ドール美人(佐々木希)といった、「だから?」な区分けです。その後は、一般美人による”美人悲話”座談会。「女子から妬まれたり、男子から告白されて大変なんです」というトークを2ページで展開しているんですが、あえて入れてるんじゃないか? と言うくらい鼻につく言葉が多い! 例えば、「合コンに呼ばれず悲しかった」と言うと、他の2名が「A子ちゃんが美人すぎるゆえの不幸だね、それは…」と慰めていたり、「タレントよりキレイでどうするの? ってケンカ腰に言われた」などなど。編集として、これは読者にどう受け止めてほしくて作ったページなのか意図が掴めません。「これ、面白いっしょ?」とドヤ顔で言ってきたギャグに、「そういうの良くないと思う」と真面目に説教するつもりで苦言を呈します。でも、我こそは美人だ! と思う方は読むと共感できるのかも?

これから何を学べと?

 最後に特集「たのしい節約術」を見てみます。保険の契約内容を見直す、公共料金は口座振替などなど、手垢、足垢、爪垢までまみれた情報ばかりの「家計見直しリスト」を筆頭に、わざわざ「an・an」でなくとも、それこそ「日経ウーマン」(日経BP)で読める内容が続きます。「an・an」っぽい企画は、「500円でこんなに食べられます!! 大人気・激安ランチ」と「手作り果実酒で『家飲み!!』」でしょうか。それも「Hanako」と「kunel」(とものマガジンハウス)ですでに見たことある気もしますが。そんな感じで、ひたすらにページをめくり特集が終わるのを待っていました。

 号を重ねるごとに面白さが薄まっていく「an・an」。今号に永ちゃんがいなかったらと思うと、その味気なさにゾッとします。ありがとうYAZAWA! そして次号は「2泊3日の最強ソウル!!」。編集さんは、節約の特集を作りながらソウルで豪遊していたのですね。次号も心配です。
(二宮まい)

『E.YAZAWA ROCK [DVD] 』

いい顔!

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