"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第27回】

高視聴率発進の木村拓哉、それでも垣間見られる”トップアイドルの孤独”

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「週刊女性」5月25日号

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第27回(4/28~5/11発売号より)

 沢尻エリカ離婚騒動に続いて、青田典子&玉置浩二熱愛(ついでに石原真理の絡み)、山田花子”まさかの”結婚、ヤワラちゃんの参院選出馬と、女性をめぐるニュースが目白押しとなっている。最近は普天間問題や小沢一郎検察審査会など、暗い政治ネタが多かったが、芸能系もやっと復活か!?
  
1位「背水の拓哉 翔太へ『優作マネ』 涼子へ『育児アドバイス』 やりすぎ気遣い現場」(「週刊女性」5月25日号)
2位「沢尻エリカ 『俺はキモくない』”困惑”夫をシャットダウン」(「女性自身」5月25日号)
3位「スクープ入手 鳩山家大モメ 『タブー本』の中身」(「女性セブン」5月13・20合併号)


 キャスティングをめぐりドタバタが伝えられていた、木村拓哉主演の”月9″ドラマ『月の恋人』がいよいよスタートした。当初ヒロイン第一候補として名前が挙がっていた宮崎あおいが出演を固辞し、4月スタート予定が5月にずれ込んだ、などとも言われていた。だが、5月10日の初回視聴率が22.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と今春スタートのドラマの中ではトップ。「最低でも20%」が大命題であったため、関係者も一安心といったところだろう。

 この日、キムタクは番宣に大忙しだったが、その表情を見ていると、なんだか必死さが伝わってきて切なくなるほどだった。10年ぶりの恋愛ドラマをコケさせるわけにはいかないもんね。何十年も期待されるトップアイドルのプレッシャーとはいかばかりか。

 1位の「週刊女性」は、そんなキムタクが撮影現場で見せた気配りについてだ。キムタクはコマメに差し入れをし、共演者にも気を使っているのだという。少し「やりすぎな」ほどに。トップアイドルは人気絶頂の時は「天狗になりやがって」と陰口を叩かれ、人気が落ち目になれば即冷ややかな嫌味と、バッシングの嵐が待っている。トップを走り続ける人は、だから人一倍気を使う。孤独でもある。キムタクの気の使いようを見ると、嵐の大野智を思い出す。

 大野クンは決して正統派二枚目とは言いがたい。最初に顔を見たとき「大丈夫か?」と思ったほど(サッカー日本代表の中村俊輔にも同じ感想を抱いたが)。リーダーとしての仕事をしているとも思えないし、いつも困ったような顔をしている。気を使ってるんだか、使ってないのだか不明。

 でも時間が経ち見慣れてくると、そんな顔やキャラがなんだか親しみやすく、頼もしくも思えてくるから不思議だ。美人は飽きるがブスは慣れる、って言葉通りか。

 大野クンの『怪物くん』(日本テレビ系)姿も、最初はびっくりした。が、今では慣れて「まれに見るはまり役」と素直に思える。そんな大野クンをキムタクは今、すっごくうらやましいと思っているに違いない。

 エリカはその存在だけで偉い。ネタ枯れのワイドショー&芸能業界に、久々のビッグネタを運んできたから。離婚報道後は、外出するだけで話題になる。夫の高城剛も負けてはいない。すんなりとは離婚に応じるはずもなく、この騒動を長引かせてくれるに違いないから。

 今回の騒動を見ていると、高城はエリカを洗脳し切れなかったってことだと思う。「俺についてくればお前はもっとビッグになる」なんて囁いて、エリカを海外へと連れ出し、芸能界や所属事務所からも遠ざけた。エリカも最初は仕事もできて、ワールドワイドに見える年上の夫に従った。時が経ち、いくら経っても日本の芸能界でやりたい仕事ができないことに気づくエリカ。

 そこに登場するのが、エリカママの相談を受けた芸能界のドンである周防郁雄氏。それにエイベックスが加わり「高城と一緒にいると芸能界に復帰できない。俺たちに任せておけ」とエリカを逆洗脳にかかってるってことだな。洗脳は早く解いたほうがいい。X JAPANのTOSHIが洗脳されてた期間12年間に比べれば、エリカは3年弱。まだまだ日は浅い。夫にとっても芸能プロにとっても、エリカは商品価値の高い”利権”だ。エリカ利権をめぐる洗脳競争、勝負の行方はもう見えたな。

 どうして鳩山家の人々は口が軽いのだろう。由紀夫首相は沖縄に行き、「昨年の衆院選当時は、海兵隊が抑止力として沖縄に存在しなければならないとは思っていなかった。学べば学ぶほど抑止力を維持していることが分かった」なんて馬鹿正直に無知ぶりをさらけ出す。 

 「サラリーマンの年収の平均は1,000万円くらいでしょ?」なんてジャーナリストに聞いて、たしなめられた一件もあった。弟の邦夫だって負けてはいない。かの有名な「友人がアルカイダ」や「朝から天ぷら食べるがフォアグラは食べない」など、鳩山家の人々は思ったことをすぐに口に出す。口は災いの元、という格言を体現しているような一族だ。

 そんな鳩山家の中でも最近話題になっているのが、邦夫の長男である太郎氏だ。邦夫の自民党離党理由も「太郎が次期参院選で自民党公認をもらえなかったから」などと言われ、その不肖ぶりが話題になっているのだ。

 その太郎氏が「鳩山家のなぞ」なる本を出版しようとしたが、急遽中止になったというのが、「セブン」のスクープ記事だ。太郎本には、鳩山家の財政状況や兄弟仲、嫁同士の関係など興味深い鳩山家の内情が書かれていたといわれている。是非読んでみたい。

 「セブン」は幻の本を執筆した太郎氏に直撃取材しているのだが、やはり鳩山一族、口が軽い(笑)。邦夫と由紀夫の関係を聞かれ「お互いの携帯番号くらいは知っていると思います」、由紀夫の家に行ったことは「1回もない」、いとこ同士の交流も「まったくない」、幸夫人については「なんか変わってるかなって」、幸夫人とエミリ夫人(太郎の母)の不仲は「ご想像にお任せします」などなど。質問に、きっちり律儀に応えてしまってる様がおかしい。

 鳩山家の人々は、キャラも立っている。そして太郎氏もその例外ではなかった。この太郎インタビューを見て、確信した。太郎氏はもっともっとメディアに出て、自分のキャラを全面に押し出すべきだ、と。政治家としてはどうかと思うけど、きっと違うイジられ方がある。違う人生が開けるはずだ。

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