[女性誌速攻レビュー]MORE6月号

ニノまで晩婚宣言!? いき遅れに怯える女子の本音満載「MORE」6月号

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「MORE」 10年6月号/集英社

 以前、サイゾーウーマンファミリークラブ内の掲示板で、「朝から見る北川景子」という秀逸な投稿を見て以来、どうもそのお顔のむくみ具合が気になって仕方がない北川景子が今月の表紙を飾っています。景子タンは、パーツ派手目な美人というより、憂いを含んだ表情に味があるお方。昨日の深酒がたたったような、ちょっぴりむくみフェイスの方がそそられるんですよね。

<トピックス>
◎着回しthe3で「印象変わった?」
◎完全保存版 嵐~a day in our life~
◎MOREアンケート2010第三弾「もしかして私、一生結婚できないかも!?」

■コンプレックスが、私を美しくしたのよ

 女性誌カバーにひっぱりだこの北川景子インタビューでは、みんなが気になるあの方とのことに関して言及してます。曰く、容姿のコンプレックスが強く(マジすか)、イジメられっこだった(カワイイからっすよ)景子タン。ならばと勉学に勤しみ進学校に入学、医師を志してまたまた勉強漬けの日々へ。そこで女子高生モデルの仕事に出会い、ギャルキャラを担当しつつも、本当の自分とのギャップにまたもや悩み女優業へ転向。波瀾万丈なのか、順風満帆なのか、字面だけだとなかなか判断に困る半生です。

 そして「少しずつだけど、自分に素直になるほどにいい仕事が増えたし、素敵な人にめぐりあえるようになった気がします。最近でいうと、『ブザー・ビート』。同世代の役者仲間たちと本当に仲良くなって、今でもしょっちゅうみんなで集まるんですよ」。固有名詞を出さずとも、いやそれ以上に明確な形でファンを刺激する絶妙な言葉選び。ポイントは”役者仲間”ってところでしょうか。これって恋人同士よりも、他者が介入できない強いバリアがあります。

 映画主演にキムタクとの共演など、我が世の春を謳歌している感のある景子タン。過去を回想する中で「(モデル時代の)同時期には鈴木えみちゃんとか栄倉奈々ちゃんとか、可愛くて長身の子が多くて」と、流浪モデル・鈴木えみも登場。今月号ときたら、隅から隅まで見たのに、えみの笑顔はたったの3ページ(内2ページタイアップ)。人生ってなんて残酷なのかしら。わが鈴木えみには、ぜひ山Pを超える大物をゲットしていただき、大いなる番狂わせを演じて頂きたいと切に願っております。

■神様、仏様、嵐様!!

 ベタと言われようが何だろうが、今月号のブックインブック「嵐~a day in our life~」をスル―するわけにはまいりません。12ページを割く気合いの入れよう。”ハダカの5人がここにいる!”というキャッチですが、残念ながらビーチクの方ではないので悪しからず。スタジオ入り~メイクルーム~撮影とぴったり5人に寄り添い、吹き出しまでつけてその和やかな空気感を表現しています。「より素の嵐を!」という気持ちは分かるのですが、

Q.朝起きて出かけるまでにまずすることは?
A.起きる、服着替える、荷物持つ、靴はく、家を出る(松本潤)
Q.仕事現場に着いてまずすることは?
A.衣装に着替える(二宮和也)

 って……。日本一多忙なアイドルが貴重な時間を割いて、その質問にその答え……。しかしそこはさすがの櫻井翔クンです。

「(仕事現場に着いてますすることは?)コーヒーを飲むかな。基本、ブラック派。たまにミルクを入れる。そして、音楽をかけるかな。DJがその年のグラミー賞の受賞曲をマッシュアップしたCDがあって…」
「(バッグに入っているものとは?)手帳、音楽プレーヤー、財布、ケータイ、筆箱……。筆箱は仕事柄、ないとやっぱり不便なんですよね」
「(日常という言葉から、最初にイメージすることとは?)”夜”ではなく日が射している”昼”な感じ。”日常”っていうと繰り返されるイメージなんだけど……(以下省略)」

 これっすよ! 期待を裏切らず、適度にツッコミどころを残しつつ、素晴らしい余韻。イマイチ話が転がらない様子のメンバー中、一人雄弁な櫻井クン。クレバーな彼に取材者がどんなに救われたことか。お察しいたします。

 お馴染みのキャラにも仲良し感にもさほど目新しいといころがなかった本特集ですが、最後の最後にリーダー・大野智が爆弾を。「みんなの部屋、キレイなんでしょ? 立派な家に住んでそう」。囁かれるメンバー間格差社会が頭をかすめると同時に、完全に一般人目線のリーダーに、ますます親近感湧いちゃいました。

■神様か、お金か、結婚か

 5月号に引き続き、25歳~29歳の女子を対象にしたアンケート第3弾! アラサー女子が3度の飯より気になる結婚について、女の本音をぶちまけています。ズバリ「もしかして私、一生結婚できないかも!?」。あれ~言っちゃったよ~。みんな心の中ではうっすらと分かっているけど恐ろしくて口にすることができなかったことを! そして励ますつもりの「”ずっとひとり”におびえているのは、あなただけじゃない!」というキャッチでまさかのトドめを刺しています。

 驚くことにMORE娘の7割が「この先、一生結婚できないかも」という不安があるんですって。緊急座談会に集まった女子たちからは「35歳までに結婚できなかったら、一生ひとりかも」「会社の先輩も独身女性が多いし」「将来ひとりで寝たきりになって、誰にも看取られずに死ぬなんてイヤ」という恐ろしい予言が続々と。MORE娘によく見られるパターンが「早く結婚したいなぁ」→「そんなに高望みしてるわけじゃないよ。年収は600万円くらいでOK」→「水嶋ヒロと絢香が理想」→「でもご新規は面倒くさいなぁ」→「そういやあたし処女だしなぁ」→「色々忙しいし、合コンにも行かないし」→「…(溜息)」。で、最初に戻る、の無限ループ。

 そのループの結果、今一番の楽しみは?という質問に「資産運用(44歳・事務)」と答えるわけです。「寺社仏閣めぐり(38歳・派遣)」なんて方もいらっしゃいました。既婚者のアンケートでは「(結婚できた秘訣はなんですか?という問いに)鹿児島の霧島神社に縁結び祈願をしたら、鹿児島男児と知り合った(41歳・パート)」なんてアンビリーバボーな体験談も。結婚出来ないかも……の不安の果てにある道は、超現実か、もしくはスーパーナチュラルか。お金VS神様の一本勝負。独身女性の終の住処となるのは、さてどっち?
 
 そんな折、ニノまでもが「MORE」連載(It)で、「早く結婚しておくべきだった」と告白。V6のイノッチが慣れない手つきで赤ちゃんを抱く姿を見て、父性がいたく刺激されたのだとか。しかし「オレって、やっぱり結婚は難しいだろうね。だって、好きな人がいても全然、連絡しないし、気にかけてあげないから(中略)」と突然の亭主関白宣言。「芸のぉ為ならぁ女房も泣かすぅ♪」って感じ? これを読んでくれている方々に『浪花恋しぐれ』(岡千秋&都はるみ)を知っている方がどれだけいるか若干不安になりながら、今月はこれにてお開き。
(西澤千央)

「MORE」

独り身のままでも、サイゾーウーマンがいるよ

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