[連載]一人で生きる女のための金融講座【第1回】

本当に加入すべきか……改めておひとりさまの保険を考えてみる

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至るところに保険の勧誘が溢れているけど

――昼は証券会社のOL、夜は金融業界の仕組みを暴くファイナンシャルプランナーとして暗躍する、金子(きんこ)姐さん。保険、税金、投資などバリキャリならお手のものだけど、ゴシップにかまけていた女子が最も不得手とする部分を、金子姐さんに”基本のキ”からビシバシ教えてもらいます!

今回のテーマ
「そもそも保険は必要なの?」

今回の相談者:ゼロ子ちゃん
彼氏いない歴4年の31歳。実家暮らしも相まって、貯蓄も未来へのプランもナシ。最近では、独身で生きるであろうことを悟って、金融商品への興味を持ち始めた全くのド素人。まずは、もしもの時に備えて、保険を選ぼうと思い始めたのだが……。

ゼロ子 会社に来た生命保険のオバちゃんに、「30過ぎてて保険に入ってないのはヤバい」って言われて、生命保険を勧められたんだけど! 今までは無視してたけど、歳も歳だし、入った方がいいのかな?

金子 「おひとりさま」の不安につけこむなんて、なかなかのやり手、そのオバちゃん。

ゼロ子 そーなんだよ~(泣)。どーしたらいいか教えて!

金子 生命保険は大きく分けると、死亡したときに家族に保険金を残すための死亡保障と、病気やケガをしたときに入院費や治療費を補ってくれる医療保障の二つがあるの。ただ普通に考えて、死亡保障はおひとりさまには必要ありません! 親を扶養しているなら話は別だけど、生命保険は残された家族が路頭に迷わないための生活費となる保険金だけに、死亡保障も高額で、月々の保険料もグンと上がるのよ。おひとりさまにはまったくもって無意味な保障なの! となると、必要になるのが医療保障になるかな。

ゼロ子 老いを感じつつも、こんなにピンピンしている自分が、将来病気になるなんて今の時点では想像がつきません。

金子 そうだよね~。万が一に備えるのが保険だから、もしかしたら掛け損になっちゃうかもしれない。それに、病気やケガで入院するハメになっても、保障される金額は決まっているから、治療費の全てが保険で賄われるわけではないの。そう考えると、絶対に必要なものではないよね。

ゼロ子 じゃあ、入らなくてもいい??

金子 極端な話だけど、十分に貯蓄があって、万が一のときでもビシバシ医療費を払えるなら入らなくていいと思うよ。

ゼロ子 自信ナシ、貯蓄ナシ、あるのは浪費グセ。

金子 加入を検討するときは、まず「どうして、あえて保険に入るのか」っていうことを考えることが必要! まず、「これは保険料、これは貯蓄」と家計を分けた方が管理がしやすい、ということ。保険会社が自動的に銀行口座から保険料を引き落としてくれるし。

ゼロ子 確かに! そうすれば、給料を使い込まなくて済む!

金子 あとは、自分の貯蓄で医療費を賄おうとした場合、積み立てている途中で何か起きてしまって、多額な医療費が必要となってしまった場合でも、まだ十分な金額が貯まっていないかもしれない。でも、生命保険は、あらかじめ受け取ることができる金額が決まっているから、ある程度のお金は用意できるの。

ゼロ子 そういう考え方もあるんだ~。さっそく保険にはーいろっと。どうしたらいいの?

金子 気が早ーい! 保険加入の大切さが分かったところで、公的保障のお話を。

ゼロ子 コーテキ?

金子 そう。会社員なら健康保険料が毎月給料から天引きされていると思うけど。

ゼロ子 それが、生命保険と何の関係が?

金子 関係大アリです。健康保険に加入しているおかげで、医療費の自己負担が3割で済んでいるの。あと、使ったことがある人は少ないかもしれないけれど、病気やケガで働くことができなくなった場合には、お給料の代わりに傷病手当金がもらえるし、業務中に起きたことだったら、労災がおりることもお忘れなく。

ゼロ子 なるほど! 会社からの保障もけっこうあるんだ。

金子 あと、もう1つ! 高額療養費制度のことも知っておいてもらいたい。医療費がウン十万とかかってしまっても、1カ月の医療費の自己負担額には上限があって、一定額を超えた場合、その超過分が払い戻される制度があるの。

ゼロ子 それは頼もしいっス!

金子 こういう制度の足りない部分を補うのが生命保険の役割。これを知った上で、どこまでを生命保険で準備すべきか考えてみてね。個人的には、女子が『保険っっ!』と鼻息を荒げるよりも、普通に貯金して、いつでも自由になるお金がたくさんあった方がいいと思うけど。次回は生命保険と医療保険の選び方を教えるから、耳かっぽじってちゃんと聞くこと!

金子(きんこ)
CFP試験にかろうじて合格したため、金融ネタで苦しむ女子の気持ちを誰よりも理解する庶民派ファイナンシャルプランナー。テキトーな性格で、無計画にお金を使うため所持金は常に3,000円以下。自分の家計プランニングを先にすべき、とのまわりの声には耳を塞ぎ、今日も上から目線でレクチャーする。

「生命保険の基本と仕組みがよーくわかる本」

間違えると、何百万も損する世界です

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