[ジャニーズツッコミ道場]

ねづっちも絶賛! Hey! Say! JUMP・八乙女のお笑いの才能とは

2010/04/18 11:45
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演技派・八乙女なんて言われた時代も
あったね

 今回ツッコませていただくのは、Hey! Say! JUMP・八乙女光の意外な才能が花開いた、『スクール革命!』(日本テレビ系)。

 講師役のゲストと、それに対する”生徒”たちの珍回答が大喜利状態となっている「小テスト」では、内村光良先生のもと、生徒たちが順調に笑いの力を付けてきている。

 抜群の「華」がある、山田涼介の頭の回転の早さ。また、「学年5位」の成績を誇る(※同番組より)知念侑李の毒のあるユーモア。天然天才・高地優吾(B.I.Shadow)の予測不能のボケ。だが、余計なお世話ながら、どうにも気になってしまうのは、八乙女の地道な頑張りだった。

 ドッキリ企画の際には、アンタッチャブル山崎のカレー弁当に本人の携帯電話を隠し、「カレー、鳴ってない?」という珍事を仕掛けた彼。

 大喜利状態の回答では毎度積極的に笑いをとろうとし、山崎のコメントに果敢に食いつき、ツッコミを入れる姿も目立つ。また、グルメコーナーの料理完成シーンでは、背景に小さく映るだけなのに、キメ顔で笑いをとろうとするなど、小さな努力も忘れない。

 そんな彼が決定的に気の毒に見えたのは、番組内で流れた、全身白の甘いコスチュームに身を包む曲『Romeo & Juliet』の映像である。

 輝くばかりの最高の笑顔で、胸にハートマークをつくる愛らしい様は、山田・知念にはハマるが、八乙女だけは違和感がある。

 どうにも「やらされてる」感があるなぁと思ったら、実はこの曲では本来、メインは山田と知念、有岡となっていて、八乙女は『スクール革命!』でのレギュラーという立場上、メインの代役を務めていただけらしい。

 そのせいというわけでもないだろうが、笑いに挑むときに比べ、消極的に見えるアイドル仕事。あくまで「アイドルの武器の一つ」として「笑い」の力を磨く山田・知念。それに比べ、ルックス的には王道の、甘い二枚目のはずなのに、八乙女の「笑い」に対する本気度は、シャレにならないほどに見えるのだ。

 だが、そんな彼の地道な努力が、意外な方向で花開いたのが、4月11日放送分、いま大人気の「なぞかけ芸人」・Wコロンのねづっちが登場した回だった。

 模範演技のもと、メンバーが「なぞかけ」に挑戦したのだが、一人抜群のセンスを見せつけていたのが、八乙女だった。たとえば……。

「オードリーとかけまして、ベテランの歯医者さんと解きます。その心は、『トゥースは見飽きた』」
「日テレとかけまして、爆睡中のペ・ヨンジュンと解きます。その心は、『ヨンちゃん寝る(4チャンネル)』」
「内村さんとかけて、東京タワーと解きます。その心は、どちらも司会(視界)が良い」

 当然、「ある程度、作家が書いている」などと見る向きもあるだろうが、終始うつむいてたまま沈黙するオードリー若林、テレビ的な見え方を忘れたかのように無言で考えこんでいる山田・知念、ひたすらボケっとしている高地などを見る限り、八乙女の特殊な才能は、かなりガチに見られる。

 エンディングには、ウッチャンが涙ながらに(?)八乙女に握手を求め、まるで彼の卒業式のようになっていたが、もう大丈夫。ねづっちに「天才だ」「なぞかけナイト来ませんか」「漫才協会に入って」と勧誘をされた八乙女の未来は……芸人としての道は、きっと明るい。
(田幸和歌子)

『なぞかけで「脳活」!―脳を活性化させるドリル付き』

ねづっち、って言うほど愛きょうのある顔じゃないよね

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最終更新:2013/11/28 21:11

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