"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第24回】

生徒を法廷に立たせるまでに……崩れゆく”宝塚”ブランド

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「女性セブン」4月22日号

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第24回(4/8~4/13発売号より)

 最近ろくな芸能ネタがない。枯れ枯れだ。よゐこ・濱口のモテぶりなんてどうでもいい。東方神起が不仲or仲がいい話ももう飽きた。香川照之の”家族の肖像”は何週続くのか。昨年ののりピー事件のような、心躍るスキャンダルが欲しい!!!

1位「宝塚音楽学校『女の園いじめ裁判』は凄い!」(「女性セブン」4月22日号)
2位「『新あげまん』”陰力女”こそ家族を救う!」(「女性自身」4月27日号)
3位「おネエ祈祷師・びびこさんイチオシの運気UP術 春は『お花』待ち受け画面で大開運!」(「女性自身」4月27日号)


 ネタ枯れ&「愛子さま事件」の続報を流し続ける女性週刊誌の中にあって、目を引くのがこのヅカネタだ。

 昨年から一部週刊誌でも報じられたこの事件。宝塚に入団した女生徒Aさんが万引き行為などを理由に退学処分を受けたが、これが事実無根で実際はいじめの結果だとして、退学取り消しを求める裁判に発展しているものだ。学習院もすごいが、宝塚も負けてはいなかった。

 ネットなどでもこの裁判法廷の詳細がレポートされてるが、学校側は何人もの生徒を法廷に出廷させ、Aさんの盗癖を証言させているという。未成年の女性が寮で集団生活を送るのだから、その内情は凄まじいものがあるんだろうな。みんなライバルだし。

 とはいえ、いつもながら、いじめなどの問題が起こった際の学校側の対応は疑問だ。自己保身の事なかれ主義。生徒を法廷で証言させること自体、教育的配慮の欠如としか言いようがないけど、これも時代なのか。

 愛子さまの御学友を選りすぐったはずの学習院でも、小学生すらコントロールできない。20倍もの競争率を誇る名門・宝塚も”女の園”を管理できない。権威なんてものがどんどん崩壊していく。今だからこそ、意味があるという記事だった。

 ネタがない時の”救世主”という典型が、「女性自身」の2本の企画。最初が「漢方の名医」による陰力女、次が「おネエ祈祷師の待ち受け画面」ってどうなの?

 医学博士でもある丁先生によると、陰力女とは副交感神経が活発な女だとか。副交感神経とは、寝ていたり、のんびりしたりしている時に活発になるもので、疲れを癒やすものらしい。のんびりした”癒やし系女”が不況時代のいい女、すなわち「あげまん」だってさ。あ~そ~ですか~~。何事もカリカリせずにゆったりと、ってどんどんダメ男を量産するばかりだと思うのだが。

 それでもって、次はお花。おネエ祈祷師のびびこによると、植物は昔から「難を祓う」といわれていて、花は色や形、香りによって心情や運気に影響する。だから花を愛し、写メで”季節の開運花”の写真を撮って待ち受けにしましょう! ってことらしい。世の中、不況だってことだけはすっごく分かった。

 ちなみにこのおネエのびびこは、15年以上前から知り合いだ。昔から美意識が高く「あんた化粧下手ね」と怒られて化粧をしてもらったこともある。いつの間に祈祷師になったのだと電話したら、「悪口書かないで!」とまた怒られた。

「宝塚おとめ 2010年度版」

「おとめ」はげに怖し。

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