[連載]ハリウッド版「あの人は今!?」

『アリー my Love』のポーシャ・デ・ロッシ、摂食障害と同性愛の末に見たゴールは?

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ポーシャのSっぽい感じが大好き!

――夢中になった映画やドラマに出演していた、あの人。パタと見なくなったけど、やっぱり気になる~!! そんなアナタのために、サイゾーウーマンの海外特派員・JULIEが、噂のあの人の仕事からプライベートまで、現地で情報をかき集めてきました!

■今回のターゲット
ポーシャ・デ・ロッシ(『アリー my Love』のネル・ポーター役など)

 法律事務所を舞台に、キャリアウーマンの恋愛事情をコミカルに描き、日本でも多くの女性が夢中になった、海外ドラマ『アリー my Love』。同作で一躍セックス・シンボルとなったのが、冷静沈着な女弁護士「絶対零度のネル」こと、ネル・ポーター役を演じたポーシャ・デ・ロッシです。端麗な顔立ちと、サラッサラのプラチナ・ブロンドヘアーが”武器”となる彼女は、雑誌が「セクシーな女性特集」を組めば必ず選出されるように。この時期は、本当に雑誌、ウェブをポーシャがジャックしたんですよ。懐かしいですね~。

 人気上昇中の1999年には、離婚を発表。実は、この結婚自体がグリーンカードを目的としたものだったのです。『アリー my Love』出演時にはひた隠しにしていたようですが、ポーシャは実は女性しか愛せない同性愛者! 元夫は、オーストラリアからハリウッドに移り住んだばかりの彼女を精神的に金銭的に支え続けたのですが、ポーシャは良心の呵責に苛まれたのか、「こんなの間違っている」と別れを告げたのです。

 00年からは、ビートルズのリンゴ・スターの養女フランチェスカ・グレゴリーニと交際。左手薬指に彼女のイニシャル「FG」と彫るほどの大恋愛に。それでも、「イメージが崩れ、女優生命が終わってしまうのでは」という恐怖心から、同性愛者であることをカミングアウトできずにいたと言われています。

 本当の自分を隠すというストレス、人気女優としてのプレッシャーから摂食障害を患い、精神的にかなり追いつめられていた02年に『アリー my Love』が放送終了。翌年からは、ドタバタTVコメディ『ブル~ス一家は大暴走!』に出演し、「自己中でワガママな女性」役が”ハマり役”となって、また一皮むけたポーシャ。人間としても余裕が出てきた彼女は、04年にフランチェスカと別れ、ずっと想い続けてきたという15歳年上のエレン・デジェネレスに思い切って告白。アメリカで最も有名なレズビアン・コメディアンとして知られるエレンと恋人関係になり、同時にレズビアンであることをカミングアウトしたのです。「っていうか、フランチェスカとの恋は何だったの!?」というツッコミはナシでお願いします!

 エレンの助けで摂食障害を克服したポーシャは、カリフォルニア州で同性婚が法的に認められていた08年8月、エレンと挙式。永遠の愛を誓い合い、理想のカップルとして支持を集めるようになったのです。

 危惧していた女優としてのキャリアも、07年には整形手術をテーマとした話題のTVドラマ『NIP/TUCK マイアミ整形外科医』で主人公の妻のレズビアン・パートナー役を熱演。昨年スタートしたTVコメディ『Better Off Ted』も好評、と順調そのもの。摂食障害や同性愛者としての苦悩をまとめた自伝本を執筆するとも言われている。

 セックス・シンボルというイメージを捨て、運命の女性との愛を選んだポーシャの生き方は、『アリー my Love』のネルとは正反対。それでも、勇気ある告白や結婚により、また新たなファンを増やしたのです。

JULIE
海外生活20年以上の、海外芸能ジャーナリスト。 ゴシップサイトやタブロイド紙を毎日巡回中。ルーペ・ヴェレスからレディー・ガガまでイケる雑食系。世界各地から情報を取り寄せ、粘着質的にリサーチするのが大好物。

「アリー my Love コンプリートBOX」

この作品の良さが分かる年齢になりました。

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