今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

沢尻エリカの芸能界サバイバル術のお手本はあのアイドルだった!

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目、目がこわい!

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎沢尻手法の先駆者
 エリカ様、あれ完全に松田聖子だよなあ。デコの質感と、笑顔になると筋肉と連動してクッキリ浮かんでくる静脈。笑顔の作り方、喋り方も視線の投げかけ方も、話のタメ方、大した内容の話じゃないのに、死ぬほどタメることで何かすごい話をしてるように見せるロジックまでそっくり。何より、仕事ではなく、話題づくりのすべてをスキャンダルでまかなうところなど、往年の(いつだよ)聖子そのまんま。あの会見の映像は、海外の仕事の売り込みに使うらしい。「CM会見にこんなにマスコミが集まった」「一挙手一投足にこんなにフラッシュがたかれる」というところを強調してプロモーションするそうだ。いつの間にか八重歯も矯正。「海外進出に対するあくなき願望」って部分が一番似てるかも。

◎存在だけで一撃必殺
 最近ニュースで見た「ビッグドッグ」という新型ロボットが、本当にあまりに怖くて忘れられない。名前の通り、四足のドーベルマン風の足がついてて、ただ歩くだけの働きしかないロボットなのだが、蹴られて倒れようが、雪道だろうがデコボコ道だろうが坂道だろうが、転んでも転んでも立ちあがって目的地に向かって歩き出す。起き上がる時ワタワタするところとか、雪に足を取られて難儀するところとか、動きがあまりにリアルで生き物みたい。生きてないのに生き物みたいってただそれだけなのだが、それがホントに怖いんだって。兵士の代わりに敵地に送り込む為に開発されたらしいが、もうリアルターミネーターである。あんなのがわしゃわしゃ自分を殺しに歩いて来たら、撃たれる前に失神するって。マチャミがワハハ本舗でやる「オカルト二人羽織」という至芸があるが、これはいわば「オカルト獅子舞」。未見の方はぜひ。夢に出るから。

◎肉体派天気予報
 絶叫する天気予報士としてアメリカで話題のジム・コセック氏。大雪の時は「雪、雪、雪、雪――――!!」と叫び、少し気温が暖かくなると、「yes,yes,yes,yeeeees!」ともんどりうってガッツポーズで喜びを表現。「母なる大自然」と書いた段ボールを前に穏やかに微笑んだあと、突然「くそくらえじゃあッ」と段ボールをうっちゃり大暴れして異常な寒さに対する怒りを表現。まあ完全に、天気予報の場を使ってのコントなのだが。これをちゃんとした天気予報としてやってるってのがいい。昔松ちゃんが『ごっつええ感じ』でやってた「四万十川料理学校講師・キャシィ塚本」に似てるんだ。いいなあ。こんな天気予報見たいなあ。ヨシズミは所詮出オチだもんなあ。江頭やってくれないかなあ。

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今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。

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