[女性誌速攻レビュー]「GINGER」4月号

創刊1周年を目前に、「GINGER」がいわくつきモデルを投入!

ginger1004.jpg
「GINGER」10年4月号/幻冬舎

 来月号で創刊1周年を迎える「GINGER」。表紙は、レースのドレスに身を包んだ安室奈美恵です。う~ん、「GINGER」らしからぬ、普通過ぎる印象。創刊当時の目を引くコピーや、とんがった感じは、もう影もありません。2010年1月号からこんな感じなので、もはやリニューアルしたと言っていいのかも。いつまでも「創刊当時のエッジの効いた感じが好きだった」とか未練たらしく言うのは、もうやめます。

 注目すべきは、表紙にもある「新生GINGER MODELS」の文字。サイゾーウーマンでもスキャンダラスな話題を振り撒いてくれた、アノ人とアノ人がレギュラーモデルに!? もったいぶったところで、中身を見ていきましょう。

<トピックス>
◎GINGER「リアルモード」宣言
◎着回し力&着やせ力で選ぶ!”お仕事スーツ図鑑”
◎本当に使える「オフィスのおしゃれ」完全調査
◎脚やせ7日間プログラム

■レギュラーモデル追加で、仁も押尾も「GINGER」の読者に!? 

 巻頭特集は『GINGER「リアルモード」宣言』と銘打ち、創刊1周年らしく「GINGER」が目指すスタイルの方向性を、読者に改めて提示。「私たちが着たいのは、本当に着られるおしゃれ服!」と掲げ、要するに日常生活のなかで普通に着こなせない服は、提案しない、ということを訴えています。確かに、以前よりハイファッションブランドの広告も大幅に減ったようですし、より実用的な雑誌になっていくのは自然な流れかもしれません。と思っていた矢先、特集の扉ページをめくった途端に目に飛び込んできたのは、お腹や脇の下などがパックリ開いた個性的なデザインのワンピースを着こなす山田優(ズコー!)。「GINGER」が提示する「リアルモード」は、我々にはハードル高いっす!

 また、この特集では、今月から2名増員し7名となったレギュラーモデル達を10ページに渡って紹介。お馴染みの香里奈、山田優、松島花、矢野未希子、竹下玲奈の5名に、「CanCam」(小学館)を卒業し今後は女優にも挑戦するという西山茉希と、”押尾の女”とウワサされ脚光を浴びたNanamiが加わり、いろんな意味でパワーアップしました! しかし「知的」をキーワードの一つとしている「GINGER」的に、西山茉希はアリなのでしょうか。案の定、今月号でも西山茉希の横に並ぶ「知的ネイビージャケット」の文字に違和感を感じざるを得ません。今後、誌面で西山茉希が台風の目になりそうな予感!?

■何やら楽しそうなイベントを開催!

 抽選に当たった読者700名を招待し、3月27日に創刊1周年記念イベント「ヴィーナス誕生際」を開催するとの情報が。「ファッションとエンタメの熱狂女子会 in 六本木」というサブタイトルが付いているその内容は、「GINGERモデル達によるファッションショーやトークライブ」「極秘ビッグアーティストによる熱い熱いMUSIC LIVE」(ICONIQかしらん?)など。サイゾーウーマンが取材申請を出しても、(何でか分からないけれど)門前払いされることが予想されるので、地道に応募しようと思います。私も女子会に混ぜて!

■ICONIQがまた肘を突き出している……

 新しいファッションブランドを紹介する特集「話題の5ブランドBOOMな理由」内で、どうしても気になるページを発見。神戸発のブランド「Chesty」の紹介ページで、ディレクターやプレスの女性5名が登場。「Chestyはどういう人たちが作ってるんですか?」という見出しに答えるように、ミーティング風景やプレスルームでの普段の仕事ぶりを紹介しているのですが、写真がわざとらし過ぎて、胸がザワついてしまいました。カメラを120%意識したキメ顔で、5名がそれぞれあさっての方向を見ているその様は、近年まれに見る作り写真。このポーズ、誰がディレクションしたんだろう……。

 そして読み進めて行くと、アーティストインタビューコーナー「Ginger Yell Close up!」にぶち当たります。今月のお客様は、みんな大好き(?)ICONIQさんです。ICONIQが表紙に登場した2月号のレビューで、「ICONIQの写真が、全カット肘を突き出したポーズ」ということを指摘したわけですが、今月号の写真ももれなく肘を思いっきり突き出しています。浜崎あゆみさんと同様に、二の腕にコンプレックスがあるんでしょうか。それよりも、「GINGER」がICONIQ押しになっていることが気になってしょうがありません。大人の事情ってやつなのかしらん。

 ということで、すっかり”大人可愛い”路線が定着した「GINGER」。号を重ねるごとに、特筆すべきページがどんどん減っている印象でしたが、突然の西山茉希とNanamiの出現で刺激的な雑誌に変わっていくことでしょう。ちなみに次号の表紙は、香里奈&山田優&西山茉希。高カロリーな組み合わせに、期待しましょう。
(林タモツ)

『モデルのヒケツ』

低カロリーモデルっていないもんだね

amazon_associate_logo.jpg

【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでます】
モデルの”タレント化”は必然! いま求められるモデル像とは?
モデルに頼るな! 次代のキーワードは”男に媚びない”雑誌づくり
滝クリを表紙に据え、資生堂の広報誌となった「GINGER」

今、あなたにオススメ



サイゾーウーマンのSNS

  • 「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

関連リンク