前世は"痛いところ"を突いてくる

「前世からのメッセージは……」魔女がみてくれる、前世カフェに潜入!

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美人双子魔女が前世からのメッセージを伝えてくれます

 最近、口コミやmixiのコミュニティで話題になっているのが、自分の”前世”を教えてくれるカフェ。しかも、前世からのメッセージを伝えてくれるのが、双子の”魔女”なのだとか! 今まで数々の珍カフェに潜入したサイゾーウーマンとして、これは見逃すわけにはいきません。私、ライターの朝井と、編集Kが、『前世カフェ』の実態を調べに行くことになりました。

 まずは、現地におもむく前にそれぞれの前世を予想してみることに。ちなみに、私の前世予想は「中世のトルコあたりの庶民で、売れない芸人」、編集Kは「やたらと夢に出てくるから、絶対に虫」だと言って譲りません。まったく根拠のない予想は果たして当たるのでしょうか。

 カフェに入ると迎えてくれたのは、双子魔女の天乃みりさん(姉)と、天乃ゆり(妹)さん。シンプルな黒のワンピースをまとったお二人は、魔女オーラが出まくりです! でも話してみると、お二人できゃっきゃ言いながら、互いの言葉を補うのは、普通の女性のようで安心。

――あの、お二人は”魔女”だそうですが……。

「そうですね、『白魔女』と言った方が正確かな。でも魔法を使ったり、というイメージを持たれると誤解があると思います。シャーマニズムと同じように、自然と調和して生きる、というイメージを持って頂ければ」

――どうしてカフェをオープンしようと思ったのですか?

「もともとは二人とも別々にセラピー関係を学んだり、触れていたんですが、ある日『二人で活動しなさい』という”お告げ”があって(笑)。ただ、『セラピー』や『療法』といった言葉だと、『私は病気じゃないんです』という人も多いんです。それなら、カフェという形にして、恋愛に悩むOLの方でも気軽に来てもらえるようにしようと」

――ちなみに、前世はどうやって見えるんですか?

「人によって違うらしいのですが、見る、聞く、感じるという3つの感覚の中で、私たちは『感じる』能力が一番強くて。例えば、ココにお化けがいるとして、『お化けがいる気がする』と感覚でとらえます。『見る』能力が強い人は、実際に横にお化けの姿がはっきり見えたり、『聞く』タイプの人はお化けの声が聞こえたりするそうです。

 前世を見るのも同じで、私たちの場合、意識を深いところに持っていき感覚でとらえてから、頭の中に映画のように映像が浮かんで来ます。そして、その前世の方の言うメッセージを聞いて、それをそのままお客様にお伝えします。なので、伝える内容はごくごく普通のことの場合が多いんですよ。私たちも『これで伝わるのかな』と思うのですが、ご本人だけは理解できたり、すごくタイムリーなアドバイスだったりして、喜ばれるんです」

――前世は何世代くらい前まで見えるのでしょう?

「その人の前世が何代も見えるのではなく、そのとき、その人にとって一番必要な前世が見えます。近代の場合もあるし、原始時代など、体に布を巻いてる人が出てくることも。まれに地球人じゃなく、宇宙っぽい映像が見えることもあります」

――えっ、前世が宇宙人ということもあるんですか!?

「そうなんです。そういった前世をお持ちの人とお話すると、『地球のルールが分からなくて大変だろうな』と思います(笑)。でも、まあ、地球に”見学”に来ているという姿勢なので、当の本人は『私はこういう生き方だから』って開き直ってるんですけどね。あと、もっと珍しいパターンでは、肉体を持っていない魂の状態で見えたこともありました。これは中間世と言って、死んでから来世に生まれ変わる途中の状態です。でも、いつの前世が見えたとしても、基本的には人間の形をしたものが見えます」

 霊感ゼロの私たちにとっては、驚くことばかりの前世講義。前世は人間が見えると断言され、「私の前世は虫ではないのね」と安心したKさんから、妹の天乃ゆりさんに前世を見てもらいました。

■いよいよ前世を見てもらう!

 ゆりさんはKさんのフルネームを聞いたあと、ゆっくりと目を閉じ、眉間に皺をよせて、しばらく沈黙が続きます。約1分後。ゆりさんが左から右へと何かを読むように顔を動かしながら、ポツリ、ポツリと話しはじめました。

「ヨーロッパあたりに住む……女の子が見えますね。年齢は……15、16歳ぐらいかしら。ただ、体調が悪くてベッドに寝ていることが多いみたい。家族……特にお母さんが献身的に看病してくれているんだけど、本人は他の子たちみたいに学校に行きたくて、悲しいを通り越して……イライラしているみたいですね」

 と前世を解説してくれます。そして、今度は前世からのメッセージを。

「まずは自分の体を気づかって! と言っています。食事の時間、食べ物に気を使って、不摂生も正してほしいと。そして、『私は病気で自由に動けなかったし、それを他人のせいにしたんだけど、そんなことしてもしょうがなかった。ただ、私のように悲観的にならないで。自分自身を大切に、人生を楽しんでほしい』と言ってます」とのこと。

 サイゾーに入社してから、体重の増加が止まらないと騒いでいるKさん、その言葉がすっかり心に響いているようです。さらには「サイトの数字について、上にいじめられて悲観的になっていたけど、自分が楽しければいいのね!」と間違った方向に開眼した模様。

 そして次は私の番。Kさんと同様にフルネームを聞かれ、早速、前世の人物を見てもらいます。

「女性でお医者さんをしていて……白衣で今、海を眺めていますね。すらっと背が高く……金髪でショートカット。細くて、モデルさんみたい。……うーん。今、眉間にしわを寄せて海を見てる」

 姿や状況を言い終えて、一呼吸おくと、ゆりさんは一気に私の前世の人が言ってる(らしい)メッセージを伝えていきます。

「この方は、女性だからってことで壁にぶつかっていたみたい。完璧主義で、自分にも人にも厳しくて、すごく能力があるから、他の男性たちから嫌がらせをされていた。その前世の方からのメッセージは……、『世の中は理不尽だ』ってずっと言ってますね(笑)。だけど、『そのことを嘆かないで、自分にとって楽しい方にフォーカスをあててほしい、くだらないことなんかに足引っ張られなくていいわっ』、と言ってます。結構ハッキリものを言う人で(笑)。『理不尽なことと戦う必要もないし、今の時代なら、自分が楽しいと思うことをしていれば、きちんと見てる人は見てて、評価されるから』って」

 確かに今までの人生で、「理不尽だ!」とプリプリ怒って無駄なトラブルばかり起こしてきた私。これは前世から持ち越した課題だったのですね。「あなたこんな面倒臭い課題、前世でちゃんとオトシマエつけておきなさいよ」と言いたい気持ちになりましたが、金髪の美人女医にそんなこと言う勇気は出ませんでした。知性でも美貌でも勝てる気がしません。

 ともあれ、Kさんと私の予想はどちらも大ハズレだったものの、それぞれの前世にご指導ご鞭撻いただいたメッセージはお互い身に覚えがあるものでした。ただし、ゆりさん曰く「確かに前世からのメッセージはご本人の心に響くので、こちらも役立てばうれしいのですが、くれぐれも依存しないことが大切。前世からのメッセージを信じ過ぎて左右されてしまう人がいるのですが、”選択”は自分でしても構いません」とのこと。

 そんな忠告もどこ吹く風のKさん。帰り際には「朝井さん、原稿早目にお願いしますね。ほら、もう不摂生できないし、『原稿が来ない』って悲観的にならないようにしなきゃいけないから♪」とルンルン気分……。一方、『人生を楽しんで』とのお達しを受けた私は、そんなKさんの言葉を受け流し、のんびりペースで楽しんで書き上げたのでした。前世を見てもらった直後はルンルンしていたKさんですが、遅い原稿にイライラしてまた体重が増えていないか心配です。

 人によって受け止め方は違うようですが、私たちのように前向き(?)になれる方もいるようですので、人生に行き詰っている方はぜひ。
(朝井麻由美)

『自分の前世!がわかる本』

だからと言って、体重が減る兆しはありません

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