[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育てコラム

奥手の息子にイライラ! ヤリチンの名にかけて再教育中です

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(c)倉田真由美

 息子のまーは、去年の夏にオレと妻くらたまが結婚するまで、福岡で生活していました。妻は毎月2週間福岡で過ごし、また東京に戻って来るという生活を続けて来たんですが、まーにとってはおじいさんとおばあさんが親のようなもの。なので、妻よりおじいさん、おばあさんの影響を受けているらしい。

 先日、まーがオレに「お父さんはケンカしたことある?」と聞くので、「そんなの小学校時代からしょっちゅうだよ」と答えたら、「やっぱり大学行ってないからだね」と言うじゃないですか! 「大学は関係ないから。小学校からケンカしてるんで!」と言っても、「大学に行くための勉強をしてないから、ケンカするんだよ」だって。妻にこのことを話すと、「多分、おじいさんが『大学に行ってない奴は人間じゃない』と教え込んでるので、その受け売りでしょ」だって。それにしても、「人間じゃない」って……。ハンパじゃない学歴差別を叩き込まれて来てるんだなあ。

 まーの宿題を見ても、オレは算数はマジで分からないワケですよ。すると、まーは「大学行ってないからしょうがないね」と、ことあるごとに学歴差別を口走るようになってきました。生意気なガキだが、そうは言ってもまだ子供ですよ。大学の意味もよく分かってないし。まあ、オレもよく分かってないけれど……。

 そんな大口を叩く息子のまーですが、だからといって勉強ができるというわけでもないらしい。妻くらたま曰く「クラスで中の中くらい」なんですって。それでも妻は中学受験をさせたいみたいで、2月から進学塾に通わせることになりました。まーも「頑張る!」と言ってるけど、中学受験の意味もよく分かってないんだろうな。まあ、塾で勉強してみてから判断してもいいかな、と思ってます。

 だって何度も言いますが、まーの趣味はカードとゲームとベイブレードですよ。本も読まないし、知らないことを知ろうとする好奇心もないし。もうね、物事の食わず嫌いが多過ぎなんですよ。福岡のおじいさん、おばあさんに相当甘やかされて育ったんだと感じますね。オレは中学受験のことはよく分かりませんが、他人を蹴落として「やってやるぜ!」みたいな気合いも感じられないし。「大学出てないと人間じゃない」と思い込んでる息子のまーがどこまでやるか、見届けてやろうと思ってます。

 そんな息子のまーですが、学校では転校生。しかも、まーは運動が苦手で、動きも遅め。案の定、あだ名を付けられたり、ふざけ半分で殴られたり、からかわれてるみたいです。オレが「やられたら、やり返せ!」と言っても、まーはビビリなので人を殴れないんですよ。男親としてイラつくので、「自分の身は自分で守れ!」とかなりキツく言い聞かせてるんですよ。 

 それでも言うだけじゃ限界があるじゃないですか。なので、この際格闘技を習わせようと思い、見つけたのが「少林寺拳法」。礼儀作法も習うみたいなので、躾にもいいと思い、詳細を調べたら、会場は家から自転車で10分ほどの体育館じゃないですか。毎週日曜に教えてるというので、早速、まーと見学に行ってきました。

 この体育館では少林寺拳法のほかにも、柔道や剣道も教えてて、入り口で「おりゃー!」「ウォー!」などの叫び声が聞こえた途端、まーはビビってオレの後ろに隠れたんですよ。「なにやってんだ、お前! 行くぞ!」と無理矢理少林寺の道場に連れて行きましたよ。ちなみにここは区が運営してて、1回2時間で100円なんですよ。安くないですか?

 そんなワケで翌週から、まーが少林寺に通うことになりました。初回から一人だとさすがに不安なので、オレも一応ついていきました。道場にまーと同じ歳ぐらいの子供がいて、話しかけると、偶然にもまーと同じ小学校の2年生とのこと。まーに「この子にいろいろ教えてもらえ」と言って先に帰ろうとすると、「えー! なんで帰るの?」とオドオドし始めるました。そこまでビビリだと思うと、驚愕ですね。少林寺拳法のおじさんが「後はこっちで面倒を見ますから、大丈夫ですよ」と言ってくれたので、オレは先に帰りました。

 それにしても、まーはビビリすぎですね。今年の4月から4年生になるわけだし、このままじゃマジで女の子にもモテなくなるのは決定的ですね。オレはまーくらいの時には既に女の子と遊びまくってましたからね。このままじゃ、まーは一生童貞というパターンもあり得るので、次は女について教えることに決めました。ちょっと早いですかね?

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年下の子に関節技を掛けられているまー。不安だ……

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