「お台場ラーメンPARK」に続く失敗作!? フジ「銀座めざマルシェ」不安な幕開け

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『めざましTV』を前面に押し出した
外観だが、実際は……

 1月22日にオープンした、「銀座めざマルシェ」。東京・銀座の一等地にあるビル地下1階から地上13階まですべて、フジテレビ系の情報番組『めざましTV』プロデュースの物産館となっている。ビルの入り口には番組キャラクターである「めざましくん」の巨大モニュメントが鎮座し、オープン当日には同局の高島彩アナや皆藤愛子キャスターなど、番組出演者が登場するイベントが開催され、大々的に報道された。

 だが、実際にオープン当日に「銀座めざマルシェ」に駆け付けてみると、準備不足が露呈したような惨状だった。店の前には行列ができていたが、原因は2台しかないエレベーターの順番待ち。外注スタッフが間に合わなかったのか、行列を整理する人員もブランド物のコートを身にまとった同局社員が行っていた。各フロアには番組アナウンサーのパネルが飾ってあるだけで、内装に特に趣向はなし。『めざましテレビ』がプロデュースしているという面白みもなく、”楽しくなければテレビじゃない”がモットーのフジらしからぬ無難な雰囲気だ。

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目新しさのない商品展開で、足を止める人もい
ない

 各フロアに並ぶ商品は、クッキーやおせんべい、持ち帰り用ラーメンセットなどが中心で、品ぞろえも高速道路のサービスエリアで売られているようなもの。付近にあるアンテナショップに比べれば、明らかに見劣りするレベルといってもいいだろう。その周辺事情を、アンテナショップ関係者が語る。

「銀座は都道府県のアンテナショップが集まる激戦区。今回のビルの近くにも沖縄県の”わしたショップ”や、北海道や秋田県などのアンテナショップが入っている東京交通会館、隣には銀座熊本館などが入っていて、全国の物産が購入できる『銀座めざマルシェ』はそうした各地のアンテナショップにとっては脅威だったのです。ただ、実際には全国的に有名な企業は、『銀座めざマルシェ』には出店していなかったようですね」

 フロアによっては、陳列棚も少なく、スカスカな階もあった。その割に、客よりもスタッフの数の方が多いということも。

「要は『フジテレビ』という看板だけで行けると思ったようですが、なかなか店舗が集まらなかった。京都のとあるお店は1月20日に声がかかって、22日のオープン当日に出店したようですよ。どのぐらいのスペースを与えられるかも分からずに……。出店者も困惑しているようで、気の毒でした」(スポーツ記者)

 フジテレビといえば、昨年12月から今年4月まで開催している「お台場ラーメンPARK」での評判も芳しくない。テレビ朝日が主催した「大つけ麺博」が1日最高1,600杯を売り上げたのに対し、「お台場ラーメンPARK」は1日50杯しか出ない日もあるほどの低調ぶり。これらのイベントは視聴率が低迷し、広告出稿が入らないテレビ局が、新たな金脈として始めた事業だ。

「今、フジは社全体に、『番組ごとの収入を増やせ!』という命令を下しています。広告が増えない以上、こういった店舗やイベントなどで収入増を図るしかないのですが、いかんせん上層部も番組作りはプロでも店舗経営はまったくの素人。簡単に企画が通ってしまうため、今後もこの悪例が増えるかもしれませんね」(フジテレビ社員)

 各スポーツ紙、情報誌がこぞって取り上げたため、しばらくは集客が望めそうな「銀座めざマルシェ」。ブームが去ったあとが、本当の勝負時なのかもしれない。

[東京]めざましテレビプチケーキ

コンテンツビジネスも絶好調!?

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