[連載]イケメン図鑑

「何分間もキスしたままでした」、大口兼悟クンのドッキリ発言にズキューン!

2010/01/14 11:45
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クールな外見と、熱いハートのギャップがステキ♪

 あれこれ目移りしてしまうほど、世の中にあふれるイケメンたち。その中でも、特にサイゾーウーマン一押しのイケメンたちをファイリング♪ もう、インタビューで見せてくれるそのスマイルにメロメロになっちゃう~!!

 2010年1月16日より公開の映画『ランブリングハート』に出演する大口兼悟クン。2003年に『仮面ライダー555』でデビュー以来、映画『クローズZERO II』や、ドラマ『嬢王 Virgin』(テレビ東京系)をはじめ、数々の作品に出演する彼の素顔に、急・接・近!!

――映画『ランブリングハート』は、ラブホテルを舞台にしたラブコメディーよね。

大口兼悟(以下、大口) 設定では、一カ所のラブホテルが舞台になってるんですけど、実際は何カ所ものホテルで撮影しました。プールがあったり、部屋が電車の車内みたいになってたり、めちゃめちゃ広い部屋だったり。すごいホテルがたくさんあって楽しかったです。

――撮影も楽しそうね~。兼悟クンが演じた「克也」は、とにかく優柔不断な性格だけど、演じてみてどうだった?

大口 今までにやった事のない、おちゃめな感じの役でしたが、優柔不断な部分は自分にもあるので演じやすかったです。

――そんな風には全然見えないわ! どんな時に優柔不断なの?

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大口 「今日、何食べる?」とか「どこ行く?」とかなかなか決められないところが……。でもデートの時とかって、男が決める感じになるじゃないですか。

――じゃあ私が決めてあげるわ~。主演の臼田あさ美さんは、勝気で大人しい女の子と、天真爛漫で元気な女の子の二役を演じていたけど、兼悟クンはどちらのタイプがお好み?

大口 元気な方が好きですね。僕はキャピキャピする性格じゃないので、天真爛漫な女性の方が。

――そうそう、臼田さんとのキスシーンも、悔しいけど素敵だったわ~。

大口 水族館を貸し切りにして、巨大な水槽の前で撮影したんですけど、何分間もずっとキスしたままだったんですよ。映画ではちょっとしか使われてないんですけど。

――何分間も? ずる~い!! なんで??

大口 スタッフさんが「後ろに大きな魚が泳いで来るのを待ちます」って。キスしたままで、いつカットがかかるかわからず(笑)。だんだん息をどうすればいいのかわからなくなって、鼻でしても鼻息があさ美ちゃんにあたっちゃうし。苦しかったです。

――私だったら、鼻息かけられても大丈夫よ♪ ちなみに、兼悟クン自身は水族館みたいな外でもキスできちゃうタイプ?

大口 大丈夫ですね。人が見ててもしちゃうかも(笑)。

――やだ~ダ・イ・タ・ン♪ ところで、兼悟クンは憧れの役者さんっているの?

大口 いっぱいいますねえ。僕、おじいちゃん子で、小さい時から一緒に時代劇をたくさん見てたんです。特に『三匹が斬る!』(テレビ朝日系)が大好きで、出演されていた役所広司さんは憧れますね。こないだ役所さんと仕事した時、言いそびれちゃったんですけど……。

――役者以外のジャンルにも挑戦したいって思う事ある?

大口 前にライブをやった事があるんです。オリジナル曲を10曲くらい作って。楽しかったんですけど、やっぱり中途半端な状態でやるもんじゃないなって。役者の方もちゃんと出来てないのに、どっちもやるのはどうかなとも思うし。今は演技の事しか考えてないです。

――やっぱり役者さんって、勉強の為に映画とかたくさん見るの?

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大口 元々、ドラマや映画は好きだったんですが、やっぱり自分がこういう仕事してると、見方はどうしても変わりますね。「こういう撮り方するんだ」って思ったり、巻き戻してほかの人の演技をもう一回見たり。

――ちなみに一番好きな映画は?

大口 香港映画の『インファナル・アフェア』が一番好きです。警察とマフィアの話で、3部作なんですけど、すごくよく出来てる。

――時代劇といい、男っぽい作品が好きなのね。

大口 そうですね。映画も男っぽい作品ばっかりです。読む本もほとんど『クローズ』みたいな不良系ですし。男同士の熱い話が好きですね。

――出演作が続いて忙しいみたいだけど、もし一週間休みがあったら何したい?

大口 鹿児島の実家に帰りますね。もう2年くらい帰れてないので、親孝行したいです。

――偉いわ~。マジメで、男っぽくて、そんな時代と逆行した感じが素敵!

大口 さっきも取材の前に、(臼田)あさ美ちゃんから「昭和の人だ」みたいな事を言われて……。僕って、古い人間なんでしょうね。

――そこがいいのよ~。では、今後の目標を教えてくれる?

大口 いろんな役をやりたいです。もっと自分の知らない自分を出していきたい。あと時代劇で汚い役がやれたら嬉しいですね。

――汚い!?

大口 時代劇といっても、ピシッとしたいいとこのお侍さんとかじゃなくて、ボサボサで泥臭い感じの、野武士とかやれたらいいですね。
(インタビュー・文=林タモツ)

大口兼悟(おおくち・ けんご)
1981年11月9日生まれ、鹿児島県出身。身長180cm、体重62kg。主な出演作は『スマイル』(TBS系)、『任侠ヘルパー』(フジテレビ系)、『嬢王 Virgin』(テレビ東京系)、映画『ごくせん THE MOVIE』『クローズZERO II』など。
大口兼悟オフィシャルブログ「兼愛」

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『ランブリングハート』
翠(臼田)は、恋に対して夢を抱かないリアリスト。ある日、恋人の克也(大口)にプロポーズされ、ドラマティックでなくとも、翠なりの幸せに近づいていた。そんなある日、妹の葵(臼田二役)が好きな人を追いかけて、翠の部屋に転がり込んできた。迷惑がる翠にお構いなしの葵。そして、翠たちが暮らすマンションの真向かいにあるラブホテルで葵がバイトを始めた日から、翠の恋は思わぬ方向に進んでいって……。
臼田あさ美、桐山漣、大口兼悟、斎藤洋介、阿部亮平ら出演。監督/編集:村松亮太郎 脚本:桑原裕子 配給/宣伝:ネイキッド。2010年1月16日からシネマート新宿ほか全国順次公開 (C)2009ポニーキャニオン/ネイキッド/ヒューマックスコミュニケーションズ
※初日舞台あいさつには大口さんも登壇する予定! 詳細はこちら

最終更新:2010/01/14 11:45
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