[女性誌速攻レビュー]「JJ12月号」

梨花を追った10年、「JJ」12月号はアラフォーにこそおススメ

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「JJ」12月号/光文社

 今月の「JJ」表紙&特集は、結婚が決まった梨花。同誌のカリスマモデルを卒業してから、10年ぶりの登場ということもあって、30ページに及ぶ大特集。「sweet」(宝島社)や「GLAMOROUS」(講談社)での活躍を見れば、凋落ぶりが噂されている「JJ」としてはぜひとも出てほしかったんでしょう。結婚報道後に発売となる「JJ」に登場したことを考えると、梨花がブログでなかなか結婚報道に言及しなかったことに、何らかの関係性を考えてしまうのですが……。というわけで女性誌レビューも梨花特集に乗っかり、梨花を集中的にチェックしていきます!!

<トピック>
◎THE BEST OF 梨花!
◎冬スタイル、合言葉はI LOVE ME!
◎服を変えたらヘアも変えなきゃ!
◎新作ハイブランドは「リッチ可愛い」

カレンダーという名の、シュールな世界観

 まずは、2010年の梨花カレンダーを見てみると、オシャレという名のセクシーショットが盛りだくさん。さすがはカリスマモデル、ポージングも一般人の想像の上を行く、”ハイセンス”。しかも1枚1枚にテーマがあるようで、そのテーマも感受性豊かなカリスマモデルっぷりを表しています。例えば

January:”God made woman”「神様が創った女性という神秘。一年の始まりは、そんな女としての自覚を意識しながらスタート。無限の可能性を秘めた女性の美しさをオーラに変えて」

April:”A Maiden’s Prayer”「乙女の祈り。ピュアな心はなくさずに、でも凛とした意志のある女性。乙女=甘いだけじゃない芯の強さを表現したくて、必要なもの以外はそぎ落とした世界観に」

 って、分からないッス。しかも12月の写真は、どうやら真っ裸でバレエのポーズを取った一枚。もはやシュールの域に入りました。カリスマだからって、一般人を置いていかないで~!!

■言葉と行動が合ってないような……

 続いては、お決まりのロングインタビュー。巻頭のカレンダーについては

「本当は、読者のみんなは、もっとファッションコーディネートを見たいのかもしれない(略) でもだからこそ、最近の雑誌はみんな似てきてしまって、同じページばかりなのもかなと思う」

 と発言。そうだったんですね、すみませんその意図を読み切れず。カバー(表紙)モデルとしてさまざまな雑誌でご活躍されているからこその、この超現実主義的な世界観だったんですね。もう完全オリジナルッス! こんなビジュアルと、キャッチはチャレンジ精神があふれる編集じゃないとなかなかできないッス! やっぱり”新時代”って、ある意味盲目にならないと作れないんだと実感しました。

 そして、さらに気になる発言はこちら。

「私は、一つ信じていることがあるの。コンディションやスタッフのチームワークがダメだったら撮影はどんなにいいスタッフが集まってもうまくいかない」

 今やカバーガールとして活躍しすぎて、気に入らないカメラマンだと控室に閉じこもり、お気に入りのカメラマンに電話してスケジュールを変えさせちゃう、という問題児・梨花サマから、こんな発言が出ちゃうとは。梨花さまのご機嫌を取り損ねて、何人のカメラマンが泣いたことやら。現場では笑顔の編集の方も、「カメラマンを手配するって、タダじゃないです」って裏では泣いているんですから気を付けてくださいね。

梨花とともに青春プレイバック

 まだまだ続く、梨花特集。「JJ×梨花の思い出ヒストリー」はアラフォーの方にぜひ読むことをおススメいたします。15年前のデビュー当時や、「アンナ&梨花」黄金期時代、大流行した梨花ボブなど、表紙や当時の写真を見ているだけで、読者の青春まではフラッシュバックしてくるはず。20代前半の梨花が40代に見えて、年を追うごとに若くなっていくという、”進化”の過程も見ることができますよ。若すぎるアンナちゃんを見えれば、「羽賀研二とペアヌードをしてたなぁ」ということまで、思い出せます。

本当にカリスマなんだよね?

 お腹いっぱい感は否めませんが、梨花特集のとどめは「ブームは、いつも梨花から」というコーナー。梨花がブログ&誌面で紹介したものは、どれも売り上げが伸びるそうで、そのグッズと具体的な数字が並んでいるのですが、あまりお見かけしないものばかりで困惑。「ミレナーズブティックのアロマキャンドル」「ホワイトエッセンス銀座のメディカルパタカラ」など、こちらの情報不足かもしれませんが、本当に流行ったの? 極めつけは「梨花ピース」という、ポーズですって。「腕をあげて、肘を直角、頭より上でピースする」ポーズなんだそうですが、字にするほどに恥ずかしい。ブームって言葉がいらないぐらい、共通認識があるはずなのに。梨花特集、ページを持たせるのにネタがないからって、苦しすぎです。

 本当は今月の「JJ」には、元彼と係争中の加藤夏希がドラマ『リアル・クローズ』(フジテレビ系)とコラボしている企画や、今年のミス・ユニバース日本代表・宮坂絵美里の「JJモデル」デビュー(しかもイネス・リグロンの教えを消されるかのように、男ウケ抜群にイメチェンさせられる)など面白い記事がありました。が、祝・結婚ということで、梨花にこのコーナーを捧げてみました。喜んでもらえると、うれしいのですが……。

『RINKA NOT NOW!! 』

オールヌードもあるんですってよ!!

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