[女性誌速攻レビュー],「CanCam」10月号

「CanCam」10月号は、ただのモテ子から脱却宣言!

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「CanCam」10月号/小学館

 今月の表紙は舞川あいく&西山茉希の2トップ体制。必死に目を見開いたあいくの顔が、押切もえに似ています。そんなあいくも中面ではいろんなお顔で大活躍。それでは注目のトピックから。

<トピック>
◎甘×辛MIXの王道コーデ45、発表!
◎新宿vs銀座 お買い物新ルート
◎厳しめオフィスOLだっておしゃれ通勤したいんです! Q&A

■新語続出! 「うらやま婚」「東京MIXエレガンス」
 「東京MIXエレガンス」という言葉、ご存知でしょうか?  “「カワイイけど通勤にはちょっと…」「彼氏ウケ悪そうだから…」って好きな服を着ないのもつまらなくない? ギリギリ境界線を攻める、Win-Winな最強コーデ”、それが「東京MIXエレガンス」だそうです。これまで男ウケのみを史上命令として励んできた同誌が、にわかに自立しようとしているようです。というのも、編集部の分析によると、”今、モテる女のコ像が変わってきてる!”らしく、3~4年前のエビちゃんOLファッションではウケが狙えないらしいです。カジュアル風、仕事デキル風のオンナ、みたいのもカバーしていくようです。

 そんな同誌の最終目標は「仕事もプライベートも充実! ステキメンズから愛される♪ 20代で結婚♪♪」、誰からもうらやまし~と叫ばれるような結婚=”うらやま婚”だそうです。結局、ゴール設定は変わっていないようです……。

■直子があいくが、あのモデルたちがあなたの人生演じます
 「東京MIXエレガンス的テースト別着回し、”憧れイイ女系”代表直子OL VS ”王道レディ系”代表マキOL」、「直子の”魅せる赤”あいくの”弾むピンク”」、「メアリージュンOLの1カ月コーディネート」と、とにかくコーディネート企画の本数が多数。相変わらず凝った詳細な設定で、妄想力の豊かさに驚き&お腹いっぱい。しかーし、今後もこの路線は続くようで、なんと

“「日本全国・あなたの1カ月コーディネートSTORY」大募集★ あなたのスケジュールや人間関係をそのまんま「1カ月コーディネート」企画で上演させていただいちゃいます♪”

 と告知が! どんなストーリーが展開されるのか、今後が非常に楽しみです。演じるモデルの指定もできるのでしょうか。とりあえず、メンズが一切登場しない私の1カ月ライフを投稿してみたいと思います。

■他誌のあの企画を早くも真似! 着回し劇場進化版
 「PINKY」(集英社)の専売特許だったハズの、ケータイ小説風ストーリー×マンガ調の着回し劇場へのオマージュ(っていうか真似)企画、本格フォトドラマ「REAL MODELS」。「先月号の発売とともに業界が震撼!」と言ってますが、企画の盗み具合に震撼した、との意味でしょうか。で、こちらは読モちゃん4人の恋愛模様を、本家に負けじとベタ一直線で描いております。軽い気持ちで読んでいたら、突如登場したのは小島よしお。

「笑わせるから! 耳から腸が出るくらい!」
「はい、ラッサラウェイ!ヤカシャカランランラン!」

 等々、意味不明なノリで女子を口説き落そうとするリーマン役がお似合いです。この言葉は編集さんが考えたのでしょうか? にしても、登場するメンズの設定が劇団員、建築家志望、花屋の店員、小島よしお、とCancam女子なら相手にしなそうなダメ男(失礼)ばかりというのが不思議です。むしろ編集部員の女性の好みが勢揃いのような……。編集女子はダメンズ好きが多いですからね~。「片想いはいつも運命のいたずらから…。そして、恋の列車は走り出してしまった――。」ということで、次回も続きます。ご興味のある方は、ご一読をば。

 という感じで、ファッションは新路線開拓、企画のパクり、とにわかに良い子ちゃん雑誌からの脱却が感じられた今号。今後、同誌が本気で「守ってあげたい」系ファッション要素を弱めていくとしたら、この1冊は歴史を動かしたものとして評価されるかもしれませんね。来月からの動向に要注目です。

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