[女性誌速攻レビュー]「an・an09年8月26日号」

男にモテなきゃ意味はなし! an・an流「大人かわいい」特集

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「an・an」8月26日号/マガジンハウス

 合併号で先週はお休みしていたan・an、今週の特集は「大人かわいいの教科書」。表紙は深津絵里。たしかに、「大人かわいい」にあてはまるのはふかっちゃんで間違いないわ! 今回のan・anとはなんだか気が合いそう♪ それでは、注目のトピックから参ります。

<トピックス>
◎かわいいプラス、かっこいい!大人のスイートアイテム攻略法
◎デキる女はおちゃめに思い通り! 大人かわいい仕事術をマスター。
◎大人かわいいから大脱線!巷に溢れる2大勘違い女とは?

“大人かわいい”の2大カリスマが競演

 表紙を飾った深津絵里は、プラダやらグッチやらに身を包んで、”大人かわいい”は何たるかを語っています。童顔で少女らしさを残しつつ、高級ブランドに身を包むというのが”大人かわいい”ことなのかしら!? 編集部が考えたであろう、深津絵里の”大人かわいい”を作る3つのキーワードも「潔さ」「奔放さ」「透明感」と、相変わらずの抽象的な表現。こちらとしては、どうすれば、ふかっちゃんみたいになれるのか知りたいんだから、建前なんていらないのよ!!

 そして、特集の中頃に登場したのは、”大人かわいい”の御大・安田成美サマ。深津絵里と安田成美の2枚看板なら、同性からの支持も格段にアップ。「an・an」編集部も用意周到ですね~。非の打ちどころがありません。そして、インタビューでは二人ともとってもいい子ちゃん。本当に非の打ちどころがありません。でも”大人”って部分が弱く、”かわいい”だけがクローズアップされた軽~いインタビューで、上っ面の魅力だけしか引き出せなかったのが残念。”大人”って酸いも甘いも体験した人のことを指すもの。まして、芸能界で”大人かわいい”を背負っている二人なら、それ相当の体験もしているはず。そっちの方が気になるッス!

■ブリッコでもい~の? 男性目線の「大人かわいい」女

 思わず、「ソレ計算だから!」とツッコミたくなる発言が満載の、男性から見た「大人かわいい女性の仕草」について。

・メモに必ず動物の絵が添えてある。その、猫だか熊だかわからないユルさがグー!
・付き合いたての彼女が「加藤鷹って誰?」と聞いてきた。(中略)教えるのは控えました。
・口元にケーキの生クリームをつけたまま、僕の話を真面目に聞いてくれる彼女。(略)

 それブリッコじゃん。好意のない女の子が動物の絵が描いて渡しても、キモイとかブリッコっていうんでしょ~。加藤鷹のこと、絶対知ってるって~。そんな風に思ってしまうのは、私がひねくれ過ぎているのでしょうか。

“大人かわいい”って概念で詰め込み過ぎ!

 今週の「an・an」編集部は、久々の発行で気合が入っているのでしょうか。「大人かわいい」のキーワードのもとに、これでもかと企画をねじこんできます。

 例えば「かわいいプラス、かっこいい! 大人のスイートアイテム攻略法」「即買い注意報、発令! 大人の心を躍らせるラブリー小物」といった、洋服やアイテムのカタログページがあるかと思えば、「大人顔にキュートをプラス」「エイジレスガールの必須条 輝く透明肌はこうして作る!」などのメーク法・スキンケアの紹介ページまで。これらが、編集ページかタイアップページか見分けられない編集技術!(単にクレジットを入れてないだけ、とも言う) 他誌の編集部員のみなさん、「an・an」編集部の技術、見習いましょう。

 さらには「セレブキャラで診断、大人かわいい度テスト」という、お得意の心理テストまでフル活用。アン・ハサウェイやジェシカ・アルバといったセレブならまだしも、アンジェリーナ・ジョリー、ミーガン・フォックスに至っては”大人かわいい”をかけ離れ、”大人恐い”といった面子に……。それでも堂々と心理テストを載せちゃうあたり、「an・an」編集部の”大人したたかさ”を垣間見ました。あな、恐し。

■同性の目は厳し! 見られています、何時も。

 どこの会社にもいるでしょう、本人は”大人かわいい”を狙っているつもりが、若づくりに必死なイタいおばさんになってしまっている方が。そんな方々に読んで頂きたい、そして自戒のためにも読んでおきたいこの記事。

・目元メイクに力を入れすぎの同期。(中略)四六時中、まぶたを思いっきり開けた状態でいるんです。
・「おいくつですか?」と聞かれたら、「いくつに見えますぅ?」と質問返しするのが常。(中略)大人ならサラリと言った方がスマートなのに。

 先ほどは、男子目線のコメントだったのでブリっこに対する甘さがありましたが、こちらは同性コメントならではの鋭い視線がさえてます。他にも、30過ぎて過剰なピンク好きはキツい、男性と一緒のときは必ず「パフェ」を注文する先輩、など同性は見ていますね。

 「大人かわいい」という概念を生み出したのは、宝島社の「in RED」が先駆けだったかと思いますが、その信念はあくまで女子ウケであり、男性にどう思われたいか、という視点はなかったはず。しかし、そのテーマをan・anが料理すると、”いま男子にモテる”のは「大人かわいい女」という、哀しいかな男子ウケありきの話になってしまいます。結局、女子はモテてナンボ!!、そんなan・anスピリッツが感じられた今号でした。

『スローダンス DVD-BOX』

ふかっちゃんになりたいの!

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